キャッシュレス決済の普及状況と最新動向

現金志向が強いとされる日本ですが、世界的な流れにあわせて、政府ではキャッシュレス決済を普及・推進する方針を打ち出しています。
その結果、2024年のキャッシュレス決済比率は4割強と、政府の普及率目標を前倒しで達成しています。
この背景には、QRコード決済の登場や交通系ICカードの普及といった新しい決済手段の浸透、さらには税金や公共料金などの公的分野での対応拡大があります。

コンビニでQRコード決済、Amazonでクレジットカード決済など、身近な場面でキャッシュレス決済を使うシーンも一般的になってきました。 実際、経済産業省の集計によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%に達し、政府目標の40%を突破。特にQRコード決済の決済金額は、2023年から2024年に約23.9%増と高い成長率を示し、クレジットカード決済に次ぐ第2位の決済手段として定着しています。本記事では、2024年のデータをもとに、キャッシュレス決済比率の高まりと今後の展望について、くわしく解説します。
【分野別】キャッシュレスで払えるものを一挙紹介

キャッシュレス決済は、日常のお買い物から税金・公共料金、エンターテイメントまで幅広い分野で利用できます。
ここでは、キャッシュレス決済で支払えるものを分野別にご紹介します。
■店頭決済
キャッシュレス決済が使える場所としてイメージしやすいのが、コンビニやスーパー、飲食店などでの店頭決済です。
とくにQRコード決済は、読み取り用の専用端末が不要で初期費用もかからないことが多いため、小売や飲食等の少額決済にも導入がすすんでいます。
【主な対応店舗例】
・コンビニエンスストア
・スーパーマーケット
・飲食店
・家電量販店 など

QRコード決済大手のau PAY。この記事では全国の大手スーパーを中心にau PAYが使える食品店を一覧でご紹介します。 さらに、au PAYの加盟店を簡単に検索する方法や、スーパーでau PAYをさらにおトクにつかうコツなども解説します。

au PAYが使える飲食店はこちら!加盟店でおトクに食事を楽しもう
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/857経済産業省のアンケートによると、日本の飲食店の8割以上がキャッシュレス決済に対応しています。この記事では、au PAYが使える飲食店をジャンル別に紹介します。お店の検索方法やグルメ関連のキャンペーン内容など、au PAYを利用する上で知っておきたい情報をまとめていますのでぜひご覧ください。

au PAYがつかえる家電量販店まとめ!高額商品でポイントをためる方法も解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/3921「家電量販店でもau PAYで支払えるの?」「万単位の支払いにも対応しているの?」そんな疑問にお答えします!実は、ビックカメラ、ヤマダデンキ、エディオンなど、有名な家電量販店もau PAYに対応(※一部対象外店舗と商品があります)しています。1回あたり30万円(税込)までの支払いに対応しているので、テレビや冷蔵庫などの高額商品も安心して購入できます。本記事では、au PAYが利用できる家電量販店の一覧と、高額商品購入時のおトクな活用方法についてご紹介します。
■税金の支払い
かつては銀行窓口やコンビニでの現金払いが主流だった税金の支払いも、今ではキャッシュレス決済の利用が可能です。
【対応している主な税金】
国税:所得税、消費税、法人税など
地方税:住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税など
地方税統一QRコード(eL-QR)の導入により、全国の地方税統一QRコード対応金融機関などの窓口やATMでの納税も可能になりました。
地方税統一QRコード(eL-QR)は、ひとつのQRコードでスマホ決済やクレジットカードなど複数の決済手段に対応できます。
以前は自治体ごとに納税方法が異なっていましたが、この仕組みによりどの地域の税金でも同じ手順で支払えるようになっています。

自動車税や固定資産税、市民税、住民税など、個人が支払う各種税金の支払方法と納付時期について、くわしく解説します。スマホ決済を活用した便利な支払い方法やau PAYを使ったおトクなポイント還元情報も紹介。とくに初めて税金を納付する方や、便利な支払い方法を探している個人事業主に役立つ内容となっています。各種税金の納付方法を一目で比較し、ご自分にあった支払い方法を見つけてください。

2023年4月1日より、au PAY(請求書支払い)にて、地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR(エル キューアール)」から自動車税・軽自動車税、固定資産税などの地方税の納付が可能になります。

au PAYで自動車税が支払える!ポイント加算や納税証明書についても解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/485例年5月になると自宅に届く「自動車税の納税通知書」。最近では現金以外の手段でも、納税ができます。そのなかでもQRコード決済の「au PAY」は、自動車税の支払いでもポイントがもらえる数少ない決済手段。この記事では、au PAYを使って自動車税を納税する方法や気になる納税証明書についても解説していきます。(2023年4月28日更新)
■公共料金・社会保険料
電気、ガス、水道、通信料金といった公共料金の支払いも、多くの事業者でキャッシュレス決済に対応しています。
公共料金:電気料金、ガス料金、水道料金など
通信料金:携帯電話料金、インターネット料金、固定電話料金など
社会保険料:国民健康保険料、国民年金保険料、介護保険料など
現金払いと異なり、キャッシュレス決済なら24時間いつでも支払いでき、大きな金額を持ち歩く必要もありません。
ポイントが還元されるケースもあるので、節約効果も期待できます。

【新生活を始める方必見】公共料金には何がある?支払い方法や平均金額も解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/1648春は就職や進学で一人暮らしをはじめる方も多い季節。その新生活をスタートするにあたり、気になるのが「公共料金の支払い」です。 電気・ガス・水道など、公共料金は毎月発生するため、どのような料金がいくら必要になるのかを把握することが大切です。 また、公共料金の支払い方法も近年多様化しています。従来の現金払いや口座振替以外にも、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済を利用する方も増えています。 本記事では、新生活で発生する公共料金の種類や金額、au PAYなどキャッシュレス決済によるおトクな支払い方法について、わかりやすく解説していきます。

au PAYでは2023年2月20日から、国民年金保険料の支払いに対応しました。au PAYの請求書支払い機能を使って、納付書のコードを読み取りましょう。今回はポイントがたまるau PAYから国民年金保険料を納付する方法について解説します。
■交通機関の利用料金
交通機関・交通サービスのキャッシュレス決済は、現金の手持ちや小銭の両替などを気にせず乗れるのが便利です。
・電車料金
・バス料金
・タクシー料金
・カーシェア
・レンタカー
・配車アプリ
・高速道路料金
・シェアサイクル
・電動キックボードシェア など

年末年始の帰省や旅行にau PAY!移動から買い物までスマートにお支払い
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/1301帰省や旅行など、移動が増える年末年始。au PAYはお買い物やグルメ、ふるさと納税、公共料金のお支払いなどさまざまなシーンで利用できますが、移動や旅行関連のお支払いにも使えることはご存知でしょうか。 この記事では、年末年始にお出かけを予定している方に、au PAYでおトクにお出かけを楽しむ方法をご紹介します。
■エンターテイメント・レジャー
娯楽・レジャー施設でのキャッシュレス決済対応も進んでいます。
・映画館
・テーマパーク
・スポーツ観戦(プロ野球場、サッカースタジアム、コンサート会場など)
・宿泊施設
・旅行関連サービス(航空券予約サービス、観光施設入場料など)
こうした施設では決済のキャッシュレス化と同時に、チケットのデジタル化も進んでいます。
紙のチケットに代わってスマートフォンの画面でQRコードやバーコードを表示するデジタルチケットが登場し、事前購入から入場まで完全にペーパーレスで完結できるようになりました。
2025年の大阪・関西万博では、国際博覧会初の試みとなる全面的キャッシュレス化が実現し、エンターテイメント分野でのデジタル化の最先端を体験できます。

au PAYが使える球場・スタジアム一覧!キャッシュレス決済のメリットやおトクなキャンペーンも紹介
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/4295QRコード決済が普及し、コンビニや飲食店でも日常的につかわれるようになりました。QRコード決済がつかえる場所には、野球やサッカーが開催される球場・スタジアムもあげられます。 たとえば、au PAYはプロ野球の本拠地12球場のうち、10球場で利用可能です。本記事では、au PAYが使える球場・スタジアムの最新情報と、スポーツ観戦をもっとおトクに楽しむ活用法をご紹介します。

現金は使えない?2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情をくわしく解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/37732025年4月から2025年大阪・関西万博が開催されています。今回の万博で特に注目されているのが、国際博覧会史上初となる「キャッシュレス決済」の全面導入です。世界中から多くの人々が集まり混雑が予想されるなか、日本円を用意しなくてもよいキャッシュレス決済は、盗難リスクを抑えたりスムーズな会計につながることが期待されます。今回は、そんな2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情について、くわしく解説していきます。
■生活サービス
日常生活に密着したサービスでもキャッシュレス決済が普及しています。
・オンラインショッピング
・フードデリバリー
・美容・エステ
・習い事 など
とくにフードデリバリーでは、アプリ内での事前決済が主流で、配達時の現金のやり取りが不要です。
たとえば、フードデリバリーサービス「menu」では、au PAY アプリ内から直接注文・決済が可能になっています。
わざわざ別のアプリをダウンロードする必要がなく、普段つかっているau PAY アプリひとつで注文から支払いまで完結できるため、より手軽にデリバリーサービスを利用できます。

「au PAY(ネット支払い)」が使えるオンラインショップまとめ!おトクな活用法も解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/2520「au PAY(ネット支払い)」は、au PAYでオンライン上のショッピングやサービスの支払いができる仕組みのこと。本記事では、「au PAY(ネット支払い)」が使えるお店を一覧で紹介。決済方法や利用のメリットも詳しく解説していきます。

QRコードなどの決済に対応しているau PAYは、610万カ所のポイント・決済加盟店で利用可能なスマホ決済サービスです。店舗決済に加え、デリバリーサービスでもau PAYは利用可能。飲食店だけでなく、コンビニやスーパーの配達サービスでもau PAYはつかえます。今回は、au PAYを利用できる主要なデリバリーサービスをまとめてご紹介します。
■医療・介護サービス
医療・介護分野でも徐々にキャッシュレス決済の導入が進んでいます。
・病院(診察料、薬代、検査費用)
・薬局
・ドラッグストア
・介護サービス
・健康診断・人間ドック
・歯科治療 など
医療費は高額になることも多いため、ポイント還元やキャッシュレス決済による分割払いのメリットもそのぶん大きくなります。

au PAYがつかえるドラッグストア一覧!知らなきゃ損なポイ活術を紹介
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/3389医薬品を中心に、食料品、日用品、化粧品などを豊富に取り揃えているドラッグストア。この記事では、au PAYがつかえるドラッグストアを一覧でご紹介します。 知っているとおトクなau PAYのポイントのため方も解説しているので、ドラッグストアの利用頻度が高い方はぜひ参考にしてみてください。
■さまざまな支払いに対応するau PAY
au PAYをつかえば、普段の買い物から税金・公共料金まで、生活のさまざま支払いをひとつのアプリで完結できます。
全国約753万か所もの加盟店(2025年8月時点)に対応し、請求書のQRコードを読み取るだけで住民税や電気料金などもかんたんに支払い可能です。
毎月5の付く日と8日の「たぬきの抽選会」では最大3,000Pontaポイントが当たるチャンスもあります。
au PAYの特徴は以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。

【2025年最新】au PAYをおトクにつかう・ためる方法を徹底解説
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/1829au PAYをすでに利用している方も、これから使い始めたいと考えている方も、「どうすればもっとおトクにポイントをためられる?」「たまったポイントは何に使うのが良いの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。この記事では、知っておくと役立つおトクなau PAYの活用術を紹介します。ポイントの二重取りテクニック、たまったポイントのおすすめの使い方も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
幅広い分野でキャッシュレス決済を活用しよう
キャッシュレス決済で支払えるものは、コンビニでの買い物から税金・公共料金、交通機関、エンターテイメントまで多岐にわたります。
日本のキャッシュレス化は急速に進展しており、現金を持ち歩かなくてもいい場面が増えてきました。
ポイント還元、支払い履歴の自動記録、家計管理の簡素化など、キャッシュレス決済には多くのメリットがあります。
まだ活用しきれていない方は、普段の買い物から始めて、徐々に税金や公共料金の支払いにも利用範囲を広げてみましょう。