公共料金には何がある?
公共料金とは一般的に、国や地方自治体、もしくはそれに準ずる公共団体が提供するサービスに対して支払う料金を指します。
■公共料金の例
・電気料金:家庭で使用する電気の料金
・ガス料金:都市ガスやプロパンガスなど、調理や給湯、暖房に使用するガスの料金
・水道料金:料理やお風呂、トイレなどでつかう水の料金
・NHK受信料: NHKの放送を受信するための料金
公共料金の種類はさまざまですが、新生活をスタートする際には、どのような料金が毎月発生するのかを把握しておくことが大切です。
【費目別】単身世帯の公共料金平均額!みんないくら支払っている?
それでは、主な公共料金は一般にどれくらいかかるのでしょうか。
全国の平均金額は総務省の「家計調査年報」で公開されています。
2022年の家計調査年報で単身世帯の統計を見ると、それぞれの公共料金のひと月あたり平均額は以下のように発表されています。
単身世帯(円) | |
---|---|
電気代 | 6,808 |
ガス代 | 3,331 |
上下水道料 | 2,116 |
通信費 | 7,008 |
家計調査年報からは、単身世帯では水道光熱費と通信費で毎月2万円弱を家計から確保しておく必要があることがわかりました。
ただし、「家計調査年報」の数字は全国平均のため、電気代や水道代は地域によっても異なります。
実際の公共料金は、数カ月間の生活を通して、家計に占める予算感を把握していくとよいでしょう。
公共料金の支払い方法
公共料金の支払い方法は、大きく分けて現金払い、口座振替、クレジットカード払い、QRコード決済の4つがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
■「現金」での支払い
公共料金の現金払いでは、コンビニエンスストアや銀行、郵便局などに納付書をもっていき、現金で支払います。
営業時間内に窓口のある場所へ行く手間がかかりますが、クレジットカードを持っていない人や、支払いを直接確認したい人には便利です。
自治体や事業者によって、現金支払いに対応している窓口は異なります。たとえば、NHK受信料の場合は、金融機関、郵便局、コンビニエンスストアでの現金支払いに対応しています。
■「口座振替」での支払い
口座振替は、指定した銀行口座から、料金が自動的に引き落とされる方法です。
初回に手続きを済ませれば、都度支払う手間や、支払い忘れがなくなることがメリットです。ただし、口座に残高がなければ引き落としに失敗してしまう点には注意しましょう。
公共料金の口座振替は、手数料が無料だったり、割引があったりする点もメリットです。
たとえば、東京電力の電気料金(参照)や、東京ガスの「ガスと電気セット」または「ガスのみ」料金(参照)を、口座振替で支払うと55円(税込)/月の口座振替割引を受けられます(2024年3月時点)。
また、東京都水道局では水道料金・下水道料金の口座振替(参照)でも55円(税込)/月の割引サービスが受けられます(2024年3月時点)。
■「クレジットカード」での支払い
クレジットカードは、公共料金の支払いにも広く利用されています。窓口での支払いだけでなく自動支払いの設定もできます。
クレジットカードはアプリやWebサイトで利用履歴を確認できるため、支出管理がしやすのもメリットの一つです。
また、公共料金の支払いでポイントがたまるのも大きなメリットです。
■例えば、au PAY カードの場合
au PAY カードでは、公共料金の支払金額に対して、100円(税込)ごとに1Ponta ポイント(1%)が還元されます(参照、2024年3月時点)。毎月2万円(税込)の公共料金を現金からクレジットカード払いに変更すると、毎月200Pontaポイント×12ヵ月で年間2,400 Pontaポイントもたまります。
■「QRコード決済サービス」での支払い
QRコード決済サービスは、納付書/請求書のQRコードをアプリで読み取るだけで、いつでもどこでも簡単に支払いができます。
これはつまり、支払期限が迫っていても気づき次第支払うような使い方も可能ということで、時間や場所の制約がなくなる分便利になりました。
au PAYの場合、公共料金以外にも、自動車税や年金、固定資産税の支払いにも対応しています。具体的な対応状況はau PAY 公式サイトや以下記事をご確認ください。
公式サイトの「au PAYの使えるお店」ページで「請求書支払い」のメニューをクリックすると、対応する支払先が表示されます。
au PAYの「請求書支払い」とは?公共料金やショッピングの請求書をau PAY 残高で支払おう
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/854自宅に届く請求書や納付書、あなたはどのように支払っていますか? これまで請求書の支払いは、コンビニや金融機関に足を運んで現金で払うのが一般的でした。ただ、最近ではキャッシュレス決済を利用して支払いを済ませる方が増えています。 この記事ではau PAYで請求書の支払いを行う方法を紹介します。au PAY(請求書支払い)なら現金よりも簡単かつおトクに各種料金の支払いができるので、「損したくない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
au PAYでは2023年2月20日から、国民年金保険料の支払いに対応しました。au PAYの請求書支払い機能を使って、納付書のコードを読み取りましょう。今回はポイントがたまるau PAYから国民年金保険料を納付する方法について解説します。
公共料金の支払いに関する注意点
ここからは、公共料金の支払いに関する注意点を確認しておきましょう。
■現金や口座振替ではポイント還元が受けられない
現金や口座振替で公共料金を支払う場合、原則としてポイント還元の恩恵を受けられません。
一方、クレジットカードやQRコード決済サービスであれば、ポイントがたまるケースがあるため、「できるだけおトクに支払いたい」という方は、キャッシュレス決済の利用を検討しましょう。
どのようなケースでポイント還元が得られるかは、個別に利用条件の確認が必要です。また、通常のポイント還元に加えて、キャンペーンの有無も確認するのがおすすめです。
たとえば、au PAYでは毎月5日・8日・15日・25日にau PAY(コード支払い/請求書支払い)で200円(税込)以上の決済をすると、Pontaポイントが当たる「たぬきの抽選会」に参加できます。
※au PAY(ネット支払い)は対象外
その場で抽選結果がすぐわかり、最大3,000ポイントがすぐに加算されるイベントです。
公共料金の支払いも対象なので、たぬきの抽選会に挑戦してみましょう。
au PAYのキャンペーン「たぬきの抽選会」でPontaポイントをゲットしよう!
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/946「たぬきの抽選会」は、au PAYの人気キャンペーン。au PAYでの決済に対して抽選でPontaポイントが当たります。抽選の特典や参加条件、開催期間などのほか、さらにパワーアップした「たぬきの大抽選会」についても紹介していきます。本記事をチェックして、キャンペーンをフル活用してください。
■支払期限を過ぎてしまったら、支払先に相談する
納付書に記載されている支払期限が過ぎてしまった場合、まず公式サイトの案内を確認したり、支払先に相談しましょう。その結果、期限切れの納付書で支払える場合もあります。
未払いのままにしておくと、遅延金の発生やサービス停止などのペナルティを受けてしまうので、気付き次第支払いの手続きをすすめることをおすすめします。
■支払い方法の変更はインターネットや電話で申し込む
公共料金の支払い方法を変更したい場合、多くのサービス提供者はインターネットや電話での手続きを受け付けています。
「口座振替からQRコード決済へ支払い方法を変更したい」「クレジットカードの情報を更新したい」といった手続きも行えます。
ただし、変更には数日から数週間かかる場合があります。次回の支払いに間に合うよう、早めに手続きをすることが大切です。
公共料金はQRコード決済の「請求書支払い」がおすすめ
公共料金は年々、支払い手段が多様化し、どんどん便利になっています。
現金や口座振替以外にも、手軽なキャッシュレス決済が利用できるシーンも増えています。
クレジットカードやQRコード決済は、現金払いと異なりポイント還元やキャンペーン参加などの特典を受けられるメリットがあります。
「現金でしか支払ったことがない」「口座振替で支払っている」という方は、これを機にキャッシュレス決済での支払いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
特にQRコード決済であれば、納付書のQRコードを読み取るだけでアプリからかんたんに支払いが完了します。
KDDIが提供する「au PAY(請求書支払い)」は、電気やガス、水道など幅広い自治体・サービス事業者に対応しているので、ぜひご利用ください。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。