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美容室の販促を成功させる4つのアイデア

美容室の販促を成功させる4つのアイデア

国の統計によれば、全国の美容室数は25万軒以上あります。6万軒あるコンビニエンスストアの4倍もある美容室間では、それだけ競争も激しくなります。自分の美容室を選んでもらう「販促」について、紹介していきます。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


美容院が販促のために行うべき最初のステップ

美容室における販促について紹介する前に、なぜお客さまは美容室に行くのか?美容室に求めているものは何か?という基本をいま一度振り返って確認しましょう。その際は、ひとまず自店舗にいらっしゃるお客さまを想像して、また、お客さまとの会話を思い出しながら考えてみましょう。

多くのお客さまは「髪の悩みを解決したい」「自分好み、自分に合った髪型にしたい」という希望があるのではないでしょうか?

自店舗がこうしたお客様の希望・ニーズにどのように応えられるのか?そして自店舗の強みとは?……販促のおもな目的は、こうした自店舗を上手にアピールする方法にあります。したがって、最初に自店舗の「強み」を明確にしておかないと、芯がブレた販促の施策しか行えず、効果が上がらないという事態になってしまいます。

美容室の販促アイデア4選

美容室 販促 アイデア

自店舗における強み、またお客さまにどのようなサービスを提供できるかを固められたら、実際に販促の内容を考えてみます。その際、まずは以下の4つのアイデアをベースにすることをおすすめします。

季節や天気にマッチさせたキャンペーン

春は新入学、新入社のシーズンになりますので、販促の内容として、新しいヘアスタイルの提案があります。また、新たにその土地に引っ越してくる人も多いので、新規のお客さまは○%OFFといった、新規のお客さまを囲い込む販促を行う絶好の機会になります。

そして梅雨の時期は髪がまとまらないといった悩みが増えるシーズンでもあるため、縮毛矯正の割引といった販促内容が考えられます。梅雨時期に限らず、雨の日は客足が遠のいてしまうケースが多いので、雨天時の縮毛矯正に関する販促は、シーズン問わず使えるでしょう。また、縮毛矯正だけではなく、簡単に髪をまとめられるヘアアレンジを無料で施術するといったアイデアもあります。

夏は日差しによって髪の乾燥、パサつきが多くなる季節です。この対策として保湿効果のあるサロントリートメントの提案、そして割引などが販促のアイデアとして挙げられます。

夏の暑さがひと段落した秋、そして冬にかけては少し落ち着いたシックなヘアスタイルの提案、そして秋から冬にかけてはハロウィンやクリスマスといったイベントが多くなるので、それに合わせてのヘアスタイルチェンジやヘアアレンジの提案、乾燥しがちな季節でもありますので、保湿に役立つヘアケア商品の提供などを販促の内容とします。

いずれも季節にからめてユニークな販促を行うことで、自店舗の印象を高められます。

SNSを使ったキャンペーン

Instagram、Facebook、TwitterといったSNSを運用されているお店であれば、自店舗のフォローやいいね、シェアをしてくれたお客さまに対して、サービスメニューの提供やプレゼント、料金の割引といった販促を行えます。

SNSへの投稿はそのお客さまが納得して行うため、お客さま自身の印象付けにもなってリピート来店していただける可能性が高まるうえ、投稿の拡散によって新規のお客さま来店の期待度も上がります。SNSを使ったキャンペーン、販促活動は比較的早いタイミングでメリットを感じやすいでしょう。

お客さまにメリットを与えるキャンペーンだけではなく、自店舗でも積極的にSNSへ投稿
してアピールすることも立派な販促のひとつになります。

周年・誕生月キャンペーン

自店舗オープンから○周年といったタイミングでの販促イベントは、年に1度だけしかないので、お客さまに特別感を与えられます。常連のお客さまにプレゼントを用意したり、割引サービスをすることで、ご愛顧の気持ちを伝えるようにします。

そして、自店舗で顧客管理システムを導入していてお客さまの誕生日がわかるのであれば、割引クーポンを添えたDMやメールの発送も販促のひとつになります。なお、DMを発送する場合は、なるべく手書きのメッセージを添えるのが、お客さまの印象アップにつながります。

そのほか、誕生日のキャンペーンとして自店舗で使用しているミニボトルのシャンプーやトリートメントのプレゼント、普段利用されないサービスに対しての割引、もしくは無料で施術する例もあります。これはその後にそのサービスをリピートしていただくという狙いもあります。

店内販売商品を使ったキャンペーン

自店舗内で販売しているシャンプーやトリートメントといったヘアケア商品を、イベント時に格安で販売する販促方法もあります。もし試供品が用意できるのであれば、これをプレゼントして、次回に商品を買っていただく、販売につなげるやり方もあります。

こうしたヘアケア商品の販売にまつわる販促は、季節のイベントなどほかのイベントとからめるとやりやすくなるでしょう。例えば夏ならば、パサつきを抑えるトリートメント、清涼感のあるシャンプーを夏のイベントとして用意するといった方法です。

販促キャンペーンを効率的に告知する方法

美容室 販促 告知

どんなに魅力的な販促、キャンペーンを行ったにしても、それをお客さまに伝えなければ無意味です。積極的に販促の内容を告知しなければならないのは当然ですが、その都度DMを送るなど、コストがかかってしまうようでは赤字ばかりという危険性もあります。そこで、できるだけ予算をかけず、なおかつ効果が高いと思われる方法を紹介します。

SNS

Instagram、Facebook、TwitterといったSNSは無料、かつ手軽に自店舗の情報を多くの人に届けられます。SNSは拡散期待度が高い点がホームページやブログとの大きな違いと言えます。ただし、SNSにはユーザーの特性の違いがあるので、キャンペーン内容や客層を考えてある程度の使い分けが重要です。そして、SNSではユーザー視点からすると古い情報はあっという間に流れてしまいます。したがって、できるだけ頻繁、かつある程度の期間、販促に関する投稿を行うのが理想的です。

Instagram

写真の投稿がメインのSNSなので、美容室との親和性がもっとも高いSNSです。最近ではInstagramをヘアカタログ代わりに利用するユーザーも増えているので、カットモデルやお客さまのヘアスタイルのビフォーアフターの画像を撮影して投稿するのをおすすめします。したがって、ヘアスタイルの変更などの販促内容を告知するのに向いています。

Facebook

Facebookでは「Facebookページ」という店舗用のページを作成できます(無料)。Facebookは1記事に写真、文字ともに多めに盛り込めるので、感謝の言葉を多めに盛り込んだ周年記念の告知など、じっくり「読める」ような告知に使うのがよいでしょう。

Twitter

Instagramが写真中心であるのに対し、Twitterは短文(文字)での投稿がメインになります。ヘアケアやアレンジの方法、おすすめのヘアケア商品といった、ある程度文章で伝えられるような販促内容を投稿するとユーザーから好まれる傾向にあります。

LINE

メッセージのやりとりで用いられることが多いLINEには、店舗用の「LINE公式アカウント」というサービスが用意されています。お客さまと友達になるとLINE経由でメッセージを配信できるので、一度でも来店いただいて友達になったお客さまに販促を開催しているのご来店ください、といったメッセージの送信に適しています。

ホームページ・ブログ

ホームページやブログはすでに用意しているのであれば、これらでも販促の開始時期、内容をアップしましょう。SNSは手軽で拡散にも期待できますが、新しい情報に流されてしまう短所もあります。ホームページやブログはつねにそこにあるものなので、検索してくれた人の目に止まりやすくなります。したがって、販促・キャンペーン内容はしっかりと記入し、さらに開催期間の2週間ほど前から情報を更新しましょう。

また、美容室ポータルサイトに登録している場合、そこにもキャンペーン情報が掲載されるように更新します。

Googleマイビジネス

Googleマイビジネスとは、Googleが無料で提供している店舗情報を掲載できるサービスです。自店舗の住所、電話番号、営業時間、ホームページのURLを登録すると、Googleでキーワード検索、地図検索をした際にその情報が表示される仕組みです。

例えば「○○(地域名) 美容室」とキーワード検索すると、検索結果の最上部に地図とともにその地域の美容室が表示されます。表示されているピンをクリックすると住所や電話番号などの情報も確認できます。

ホームページやブログでGoogle検索の上位に表示させるのはかなり至難の業ですが、Googleマイビジネスを利用するといともたやすく検索上位、しかも最上位に自店舗の情報を掲載できるのです。

ここでの販促アピールはできませんが、ホームページやブログへのリンクが可能なので、Googleマイビジネスへの登録を強くおすすめします。

チラシ・DM

これまで紹介したアピール方法はすべてインターネットを中心としたものでした。しかし、お客さまの年齢層的にそれらは利用していない、という場合は昔ながらのチラシやDMも効果的です。ただし、チラシやDMはどうしてもコストがかかってしまうので、費用対効果を見極める必要があります。

まとめ

美容室の販促を行うにあたって重要なのは、自店舗の強み、お客さまにどのような価値を提供できるかをまず最初に考えることが、販促のアイデアを出す一歩になります。

今回紹介した販促アイデアはあくまでも一例に過ぎません。地域やお客さまの層などによって、千差万別の販促方法があるはずです。そして、アピールの方法もさまざまあります。販促は1度きりでは効果を望めるものではありません。さまざまなパターンで試行錯誤を繰り返すことによって、売上向上につながる施策が生まれるでしょう。



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