au PAYで自動車税・軽自動車税を払える自治体は?
au PAYでは「請求書支払い」というサービスを提供しています。この請求書支払いは、自宅に居ながらにして自動車税などの納付ができるサービスです。
なお、自動車税は都道府県税、軽自動車は市区町村税に該当します。両者は支払先が異なり、税率や金額なども同じではありません。
以前はau PAYでは払えない自治体もありましたが、2023年4月1日以降、eL-QR(地方税統一QRコード)に対応し、約1,700を超えるほぼすべての地方自治体で自動車税・軽自動車税の納付ができるようになりました。
■自動車税(普通自動車)
自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点で自動車の所有者として車検証に記載された方を対象に、排気量によって、新車登録が2019年10月1日以降の場合、自家用乗用車で25,000円~110,000円が課税されます。
■軽自動車税
軽自動車は現在「排気量660cc以下」「長さ3,400mm以下×幅1,480mm以下×高さ2,000mm以下」と規格が定められています。それに該当するものが軽自動車となり、軽自動車を所有している場合は軽自動車税が適用されます。
普通自動車が総排気量に応じて税額が決まるのに対し、軽自動車税は10,800円一律です。
自動車税・軽自動車税ともに自治体によって異なりますが、5月上旬頃に納付書が自宅に届き、5月末日までに納税を行う必要があります。
au PAYで自動車税を払うメリット
au PAYで自動車税を払うメリットには、次のようなものがあります
■どこでもいつでも支払える
au PAY アプリと納付書さえあれば、時間と場所を選ばずに自動車税の支払いができます。わざわざコンビニや役所、金融機関まで足を運ぶ必要もなく、「納付期限が明日までだった…」ということに期日前日の夜に気づいてもすぐに納付を済ませられます。
■手数料がかからない
eL-QR(地方税統一QRコード)の導入により、ほぼすべての自治体でクレジットカードでも自動車税を支払えるようになりました。ただし、クレジットカード納付の場合には手数料がかかります。一方、au PAYでの支払いなら手数料は不要です。
ちなみに、Pay-easy(ペイジー)も手数料がかからず納付可能ですが、納付番号を入力するなどの手間がかかります。その点、au PAYであれば納付書に書かれたバーコードやQRコードを読み取るだけなのでさらに簡単です。
■ポイントがもらえる
au PAYで自動車税を支払うと、以前はポイント還元の対象でしたが、2023年4月1日以降は加算対象外となりました。代わりに、5の付く日と8日の月4回開催されている「たぬきの抽選会」の対象にau PAYの請求書支払いが追加されました。
「たぬきの抽選会」の対象日に決済すると抽選でもれなく1ポイントから最大3,000ポイントが当たります。au PAYで自動車税を納付するなら、5の付く日と8日がお得です。
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なお、自動車税を支払えるQRコード決済はau PAY以外にもありますが、多くのサービスは「自動車税納付はポイント還元対象外」となっています。
どのぐらいお得?現金 vs クレカ vs au PAYの支払いシミュレーション
自動車税は現金やクレジットカードよりも、au PAYで支払うのがお得です。au PAYなら手数料もかからず、なおかつポイントもたまります。
au PAYでたまるのは「Pontaポイント」。前述の「たぬきの抽選会」の特典に加え、au PAY ゴールドカード(クレジットカード)から残高へチャージするとチャージ額の1%がたまります。
ここで少し支払いシミュレーションをしてみましょう。例えば、総排気量2,000ccのSUVにお乗りの場合、自動車税額は43,500円です(新車登録は2019年10月1日以降)。これをau PAY、クレジットカード、現金それぞれで支払うと以下のようになります。
現金 | クレジットカード(ポイント還元率1%として計算) | au PAY | |
税額 | 43,500 | 43,500 | 43,500 |
ポイント加算 | 0 | 435 | 1~3,000+435※1 |
手数料 | 0 | 370※2 | 0 |
実質支払額 | 43,500 | 43,435 | 43,064~40,065 |
税額との差 | ±0 | -65 | 最大で-3,435 |
※2:地方税お支払サイトを利用した場合
なお、au PAYの請求書支払いは、水道料金や市県民税にも対応しています。それらをすべてau PAYにすることで、たぬきの抽選会のポイント獲得ができる機会も増え、よりお得に公共料金や税金を支払えます。
au PAYで自動車税を払う方法!「請求書支払い」の仕組み
au PAYで自動車税を支払う方法について解説します。
自動車税の納付書が手元に届いたら、au PAY アプリ内で「請求書支払い」を選択し、納付書記載のバーコードまたはeL-QR(地方税統一QRコード)を読み取ります。金額を確認の上で「支払う」を選択するだけ。
具体的には以下のような手順で、自動車税の支払いができます。
■「au PAY(請求書支払い)」の利用方法
(1)スマホで「au PAY アプリ」を起動する。
(2)トップ画面の「請求書支払い」アイコンを選択。
(3)「請求書支払い」画面から「バーコードを読み取る」を選択。
(4)納付書のバーコードまたはeL-QRをスマホのカメラで読み取る。
(5)決済確認画面上で金額などの情報を確認し、「支払いを確定」を選択すると完了。
なお、自動車税を支払った履歴は、「請求書支払い」画面→「履歴」で確認可能です。また、au PAYの請求書支払いは自動車税以外にも、電気、ガス、NHKなどの支払いに対応しています。
いずれもスマホひとつで支払いができるため、自宅や仕事場など場所や時間を選ばず、いつでもどこでも各種料金の支払いができて便利です。
au PAYで自動車税を払ったら「納税証明書」はどうなる?
コンビニや自治体窓口で自動車税を支払うと、その場で納税証明書をもらえます。納税証明書とは、自動車税納税通知書の右側部分のこと。領収書の代わりのような控えで、車の売却や車検の際に必要となります。
さて、au PAYで自動車税を支払うと納税証明書はどうなるのでしょうか。続いてはその点について詳しく解説していきます。
■即時に納税証明書が発行されない
au PAYなどの電子決済で自動車税を支払った場合、納税証明書は発行されません。納税証明書が必要な場合には、自動車税を納税した自治体に発行依頼をしなくてはいけないので注意しましょう。
そのため、車検の期日が迫っている場合や継続検査ではない場合には、コンビニや自治体窓口、金融機関などで支払ったほうが安心かもしれません。
■すぐに車検が受けられない
普通自動車・軽自動車の車検では、納税証明書の提示は不要です。
ただし、QRコード決済などの電子決済で自動車税を支払った場合、その情報が運輸支局のシステムに反映されるまでには2~3週間ほどかかるケースがあります。そのため、支払い後すぐは車検を受けられません。電子確認できるようになるまで待つか、納税証明書の発行を依頼する必要があります。
au PAYで自動車税をお得に支払おう!
国や各自治体はキャッシュレス化をどんどんと推進しています。eL-QR(地方税統一QRコード)の対応により、自動車税をau PAYで支払える自治体も拡大しました。それを利用することで現金やクレジットカードよりもポイントや手数料の分だけお得に納税ができます。
また、場所を選ばずいつでも支払えるというのも、QRコード決済納付の魅力です。「税金の納付期限が迫っている」「納付書が届いている」という方は、au PAYが使えるかどうかをチェックしてみてください。