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子どものスマホデビューはいつから?スマホを渡す前に確認したい5つのポイント

子どものスマホデビューはいつから?スマホを渡す前に確認したい5つのポイント

「連絡手段が欲しい」「みんな持っているから」など、子どものスマホデビューを考えるきっかけはさまざまです。一方で、使い過ぎやトラブルなどのリスクも考えられ、悩ましい所でしょう。本記事では、子どものスマホデビューに適したタイミングや事前に確認すべきポイント、安全な利用のためのルール設定について、くわしく解説します。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


子どものスマホデビューはいつがいい?適切なタイミング

子どもが小さい頃は、機能を絞ったキッズ携帯なども選択肢にありますが、いつスマートフォンデビューさせるかは、なかなか難しい所です。

まずは統計調査を元に、スマホデビューのタイミングを見ていきましょう。

データで見る子どものスマートフォン利用状況

子ども家庭庁の「令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、子どものスマートフォン利用率は、年齢とともに上昇しています。

【年齢別スマートフォン利用率】
10歳:40.5%
11歳:45.4%
12歳:63.8%
13歳:78.3%
14歳:82.9%
15歳以上:90%超

小学校高学年(10~12歳)で利用率が大幅に上昇し、中学生では8割以上がスマートフォンを利用しています。

所有形態についても、10歳を境に「子ども専用」と「親との共用」の割合が逆転し、10歳で自分専用のスマートフォンを持っている割合は65.7%です。

中学生では95.3%、高校生では99.1%が専用端末を使用しています。

スマホデビューを決断するきっかけ・タイミング

子どものスマホデビューは、進学や塾・習い事など、子どもの行動範囲や交友関係が広がることが、きっかけとなっているようです。

【よくあるスマホデビューのきっかけ】
・中学校への進学
・塾や習い事での連絡手段
・多くの友達が持ちはじめたとき
・防犯・安全対策として など

令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査」では、保護者の84.6%がなんらかの方法で子どものインターネット利用を管理していることが示されています。

子どもの成長度合い、家庭でのルールを守れる状況かどうかなどを総合的に考慮しながら、スマホデビューのタイミングを考えましょう。

子どもにスマホを持たせるメリット・デメリット

子どものスマホデビューを検討する際に、保護者が知っておくべき主なメリットとデメリットを詳しく解説します。

主なメリット

代表的なメリットは安全・防犯面です。GPS機能で子どもの現在位置をリアルタイムで確認したり、通話やメッセージで緊急時にも連絡を取りやすくなります。

また、日常面では、家族間の連絡がスムーズになるでしょう。

学習面では、調べ物が便利になったり、デジタル機器を使いこなすデジタルリテラシーの向上も期待できます。

注意すべきデメリット

スマホデビューのデメリットとしては、使いすぎるリスクが挙げられます。

令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査」は、インターネットの平均利用時間は、小学生(10歳以上)が約3時間44分、中学生が約5時間2分、高校生が約6時間19分です。

年齢とともに大幅に増加する傾向が見られ、長時間使用による睡眠不足や視力低下などの身体的影響も無視できません。

また、不適切なサイトへのアクセス、アプリでの意図しない課金、SNSでのトラブルに巻き込まれる危険性がある点もデメリットといえるでしょう。

子どものスマホデビューをする前に確認したい5つのポイント

子どもにスマートフォンを持たせる際は、ただ端末を渡すだけではなく、安全で適切な利用環境を整備することが重要です。

ここでは、スマホデビュー前に必ず確認しておきたい5つのポイントを詳しく解説します。

使用場所のルールを決める

まず家族で話し合い、使いすぎや夜更かしを防ぐための利用ルールを設定しましょう。

・食事中や家族団らんの時間は使用を控える
・寝室への持ち込みは禁止する
・充電は共有スペースで行う
・夜間は親が管理できる場所に置く など

使用時間を制限する

適切な使用時間の制限を設けるには、スマホのペアレンタルコントロール機能を活用しましょう。

たとえば、iPhoneの「スクリーンタイム」では、1日の使用時間上限やアプリごとの時間制限、就寝時間中の使用禁止などを細かく設定できます。

Androidでは「Google ファミリー リンク」を使用して、同様の機能を利用可能です。

文部科学省の「小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン「小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン」では、携帯電話の使用時間の目安として、平日30分、休日60分を提案しています。

アプリ課金を制限する

子どものスマホデビューで特に注意すべき点のひとつが、無断での課金です。

子どもは課金の仕組みを十分理解していないケースもあり、ゲーム内アイテムの購入やアプリの有料機能を利用してしまう可能性があります。

それを防ぐためにも、スマホの設定でアプリ内課金を制限しましょう。

また、クレジットカード情報を端末に保存しないことも重要です。

課金が必要な場合は、事前に親の許可を得るルールを設け、プリペイドカードやギフトカードを活用する方法もおすすめです。

フィルタリング機能を設定する

インターネット上には子どもにとって有害なサイトや不適切なコンテンツが存在するため、年齢に適さないWebサイトへのアクセスを自動的にブロックする、フィルタリング機能の設定も欠かせません。

携帯電話会社が提供するサービスを利用するのがおすすめです。

たとえばauでは、無料提供されている「あんしんフィルター for au」を設定することができ、年代にあわせて適切なフィルタリングレベルを決められます。

さらに、検索エンジンのセーフサーチ機能も有効化しておきましょう。GoogleYahoo! JAPANなどの検索サイトでは、アカウント単位で不適切な検索結果が表示されないよう制限できます。

子ども向け安全サービスに活用する

さまざまな安全サービスが携帯電話各社から提供されています。

・位置情報サービス(子どもの現在地をリアルタイムで確認できる)
・利用状況の確認(アプリの使用時間や通話履歴などを保護者が確認できる)
・緊急時の対応(SOSボタンで緊急時に保護者へ自動通知)
・歩きスマホ防止(歩行中のスマホ使用を検知して警告)

プライバシーと安全のバランスを考慮し、子どもの年齢に応じて監視レベルを調整することが大切です。

子どものスマホデビューと同時にキャッシュレスおこづかいをはじめよう

スマートフォンを持つことで、子どもたちの生活は大きく変化します。

スマホデビューのタイミングは、電子マネーや決済アプリで子どもにおこづかいを渡す「キャッシュレスおこづかい」をはじめるチャンスでもあります。

子どもにキャッシュレス教育が必要な理由

子どもに金銭感覚をつけてほしいと思っても、その把握は難しいものです。子どもが高額な課金をしてしまったというニュースを見聞きした方も多いでしょう。

こうした背景から、高校生で金融教育が必修になるなど、若いうちからお金の使い方を学んでいくことの重要性が増しています。

キャッシュレスおこづかいのメリット

お金の流れがすべてデジタルで記録される点が「キャッシュレスおこづかい」のメリット。

保護者は子どもがいつ、どこで、何にお金を使ったかを確認できます。ムダ遣いの早期発見など、お金の使い方について具体的な指導が可能になります。

また、現金を持ち歩く必要がないため、紛失や盗難のリスクも軽減されるでしょう。

おこづかいもキャッシュレスの時代?15歳の12.3%がすでに利用

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/3925

キャッシュレス決済が普及する中、子どもへのおこづかいの渡し方も変化しています。金融広報中央委員会「知るぽると」の調査によると、2023年時点で15歳の12.3%が「キャッシュレスでおこづかいをもらっている」と回答。現金を手渡す従来の方法から、スマホアプリでの送金に切り替えるご家庭が着実に増えています。 この記事では、キャッシュレスおこづかいの最新事情やメリット、安心して利用するための注意点なども解説します。

キャッシュレスおこづかいのはじめ方

キャッシュレスおこづかいを導入する際は、以下のような手順を踏んで計画的に進めることが大切です。

1. 月額のおこづかい金額、使用可能な店舗などルールを決める
2. おこづかいを渡すキャッシュレス決済サービスを選ぶ
3. アプリをダウンロードして、初期設定をする
4. 定期的に利用状況をチェックして、支出を振り返る

実際にはじめる際は、最初は保護者同伴で買い物を体験させ、操作方法や注意点を教えるといいでしょう。

月に一度は子どもと一緒に支出内容を確認し、良かった点や改善点について話し合う時間を設けるのもおすすめです。

必要に応じてルールを見直し、お金の価値や計画的な支出について学ぶ貴重な機会にしていきましょう。

子どものスマホデビューに関するよくある質問(FAQ)

子どものスマホデビューを検討する際、多くの保護者が同じような疑問や不安を抱えています。

ここでは、よくある質問について具体的な対策とともにお答えします。

友達がみんな持っているから欲しがる場合はどうする?

「みんな持っているから」という理由だけでスマホを与えるのではなく、なぜスマホが必要なのか、どのように使うのかを子どもと具体的に話し合いましょう。

スマホを持つことの責任やルールについて理解できるまで、十分に時間をかけて検討することが大切です。

子どもが勝手に課金しないようにするには?子どもが勝手に課金しないようにするには?

スマホの設定でアプリ内課金を制限し、課金時にパスワード入力を必須にしましょう。

また、クレジットカード情報を端末に保存せず、課金が必要な場合は事前に親の許可を得るルールを明確に決めておくことが重要です。

スマホデビュー後、子どもの勉強時間が減ってしまう?

スマホの使用時間を制限する機能を活用し、勉強時間や就寝時間にはスマホを使えないよう設定しましょう。

また、勉強中はスマホを別の部屋に置くなど、物理的にスマホと距離を置くルールを作ることで、集中できる環境を整えられます。

子どものスマホデビューは準備と教育が重要

子どものスマホデビューは、単にデバイスを渡すだけでは成功しません。

使用ルールの設定、フィルタリング機能の導入、課金制限などの安全対策をしっかりと行うことが不可欠です。

また、スマホを持たせた後も継続的な教育が重要になります。

定期的に利用状況を確認し、子どもと一緒にスマホの使い方やインターネットマナーについて話し合う時間を設けましょう。



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