au PAYが使えることをお客さまに知らせる4つの方法
au PAYを利用するユーザーは、専用アプリ上で加盟店を検索できます。それに加えて、お店側からお客さまに対して、au PAYが使えることを積極的に告知すれば、さらなる新規顧客の獲得が期待できます。au PAY加盟店であることを認知させる方法は、大きく次の4つがあります。
■店頭・店内シールやPOPを活用する
au PAYに申し込みをすると、はじめにau PAY「導入ツール」が送られてきます。導入ツールには販促用マルチステッカーなどの資材が同梱されています。まずは、これらの提供されるシールやPOPを活用し、お客さまにau PAYが利用可能だということを伝えましょう。
【導入ツールの内容一例】
・決済用QRコード
・スタートガイド
・QRコードスタンド
・マルチステッカー
・自立式スタンド など
特に窓や入口ドアなどに掲示しておけば、外からでも「au PAYが使えるお店」ということがわかります。事前にau PAYが使えることを知ってもらえれば、手持ちの現金が少ない場合でもお客さまは安心して入店できます。
そのため、ステッカーやPOPは、お客さまの目に留まりやすい位置に設置することが重要です。ただ一方で、店舗のイメージにも配慮し、店内の雰囲気を大きく損なう位置に設置されていないかも確認しましょう。
■インスタグラム・フェイスブックなどお店のSNSアカウントに盛り込む
インスタグラムやフェイスブックは、今やビジネスには欠かせないマーケティングツールです。無料で活用でき、不特定多数の人とつながることができるのが最大のメリットです。
お店のインスタグラムやフェイスブックに「au PAYが使えます」と投稿すれば、フォロワーへのアピールにつながります。また、アカウントのプロフィール文章や固定投稿に、キャッシュレス決済に対応している旨を記載するのも有効です。
■公式サイトやメルマガを活用する
SNSの他に、メルマガやお店のウェブサイトで宣伝をするのもおすすめです。メルマガやウェブサイトでは、長文を入力でき写真や動画も入れられます。au PAYを導入していることだけでなく、「au PAYで支払いをするとポイントが還元される」など、お得な情報を網羅することでより有益な情報発信ができるでしょう。もしかすると、今までQRコード決済を使っていなかった方が使い始めるきっかけにもなるかもしれません。
なお、ウェブサイトに関しては検索エンジンからの流入も期待できます。利用客層や新たに狙いたい客層が検索しそうなキーワードを含めながら、サイトのコンテンツを充実させましょう。
■Googleビジネスプロフィールにお店の情報を追加する
お客さまにau PAYが利用できると知らせる4つ目の方法は、検索結果やGoogle Mapsの検索結果に表示されるスポット情報を活用する方法です。
元々「Google マイビジネス」というサービスでしたが、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」へとリニューアルされました。このサービスを利用することで、Googleマップ上にお店を表示できるようになります。さらに、営業時間やサービス内容などの自店舗情報を記載すれば、高い集客効果が期待できるでしょう。Googleビジネスプロフィールは、飲食店、小売店、美容関連、医療、レジャー施設など、業種を問わず活用したいサービスのひとつです。
もしまだ使っていないのであれば、さっそく登録してみましょう。Googleマップのウェブサイトもしくはスマホアプリ上から登録が可能です。店内や商品の写真も投稿でき、お客さまが書いたGoogleマップの口コミにも返信できます。
インスタグラム・フェイスブックで告知する際のコツ
続いては、これまでご紹介した各方法について、もう少し詳しく告知のコツをお伝えしていきます。
インスタグラムやフェイスブックなどのSNSでは、次から次へと新しい情報が投稿されます。自店舗の投稿がタイムライン上で埋もれてしまわないよう、キャッチーな写真や画像を活用することが大切です。パッと目に付くデザインにすることで、投稿内容やアカウントプロフィールにも目を通してもらえます。
また、インスタグラムやフェイスブック上で、au PAYに関しての告知する場合、加盟店であることだけでなく、au PAYのキャンペーンも活用しましょう。au PAYがポイント還元キャンペーンを行う期間には、ユーザーは積極的にau PAYで支払いをするようになります。キャンペーンをフックにコツコツと販促を続けることで、お客さまの来店機会を増やすことにもつながります。ただし、SNS運用はすぐに効果が出るものではありません。1日1投稿でもいいので、根気強く情報発信をするのがコツです。
メルマガ・ウェブサイト向けキャッシュレス決済告知文例
メルマガやHPではよりお店の情報を詳細に発信できます。そのため、au PAY利用開始時期や対象店舗などを詳しく記載すると、見る側にとっても親切です。また、文章だけでなく、箇条書きや表なども含めながら、伝わりやすいよう最大限の工夫をしましょう。
QRコード決済「au PAY」が使えるようになりした!
日頃より●●をご利用いただき、誠にありがとうございます。
●●では、2022年〇月〇日より、キャッシュレス決済「au PAY」でのお支払いが可能になりました。au PAYで支払いをすると、Pontaポイントがたまります。これまでよりも一層、お得にお買い物をしていただけますので、ぜひご利用ください。
今後とも●●をご愛顧くださいますよう、何卒宜しくお願い致します。
◆キャッシュレス決済「au PAY」導入詳細
導入内容:au PAY
導入日:2021年12月1日
対象店舗:全店舗
支払い対象:全品
さらに、2022年〇月〇日~〇月〇日の期間、au PAYでは「たぬきの大恩返しキャンペーン」を開催しています。最大20%還元のポイント還元が受けられますので、こちらもぜひご活用ください。 もちろん、●●もキャンペーンの対象店舗となっております。皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
◆たぬきの大恩返しキャンペーン詳細
開催期間:〇月〇日(〇曜日)〜〇月〇日(〇曜日)
対象商品:全商品(一部商品を除く)
ポイント還元:au PAY利用額に対して最大20%相当のPontaポイントを付与
※キャンペーン内容の詳細は「au PAYキャンペーン一覧」をご確認ください。
https://aupay.wallet.auone.jp/campaign/
Googleビジネスプロフィールで決済手段を登録する方法
Googleビジネスプロフィールでは、決済手段やサービス内容などの「属性」を登録することもできます。その方法は以下の通りです。
1. Googleビジネスプロフィールにログイン後、左上のメニュー内にある「情報」をクリック
2. 「ビジネス所有者提供情報(属性を追加)」をクリック
3. お店に適したサービスを追加して、「適用」をクリック
「ビジネス所有者提供情報」では、「クレジットカードが使える」「バリアフリー」「ベジタリアン対応可」などの各種情報を登録できます。「スタッフの検温あり」や「レジカウンターでの飛沫防止措置」といった、感染症対策のオプションも用意されているので必要に応じて登録しておきましょう。
Google ビジネス プロフィールで登録できる決済手段の属性
Googleビジネスプロフィールで登録できる決済手段の属性は、「NFCモバイル決済」「クレジットカード可」「現金のみ」などとなっています。クレジットカードに関しては、「VISA」や「Mastercard」など国際ブランドの登録も可能です。なお、NFCモバイル決済は、「Suica」などの電子マネーのことを指します。残念ながら、「QRコード決済」という選択肢はありません(2021年12月22日時点)。
お店紹介文にも活用しよう!
上で紹介したように、au PAYなどのQRコード決済は、Googleビジネスプロフィールの属性としては登録できません。そのため、ビジネスのお店紹介文(ビジネスの説明)に「QRコード決済のau PAYをご利用いただけます。」など一言入れておくと伝わりやすいでしょう。お店紹介文には文字制限(750文字)が設定されているので、シンプルに簡潔にまとめましょう。
まとめ
au PAY加盟店であることをお客さまに告知する方法をご紹介してきました。au PAY導入後だけでなく、その後も定期的に情報発信を心がけることが大切です。
また、今回紹介した方法のほとんどは無料で利用可能です。小規模店舗でも無理なく集客効果を生み出せるので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。さらにau PAYでは大小さまざまなキャンペーンを実施しています。それらもお店の情報発信や販促にぜひご活用ください。