トップへ戻る

QRコード決済の決済手数料はどれぐらい?主要サービスの手数料をチェック

QRコード決済の決済手数料はどれぐらい?主要サービスの手数料をチェック

QRコード決済各社の決済手数料はどのくらい?スマートフォンがあれば、QRコードを読み取ってサッと会計できる「QRコード決済」。お客さまだけではなくお店側にもメリットがあり、急速に利用率を伸ばしているキャッシュレス決済のひとつです。主要なQRコード決済サービスは導入費用はかかりませんが、決済手数料や入金手数料が有料化に向かっています。この記事では、2022年版の主要なQRコード決済サービス手数料を紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約2~3分で読めます。


QRコード決済サービスの手数料について

QRコード決済 手数料

QRコード決済導入にあたっては、各種費用がかかります。その内訳は主に「初期費用」「決済手数料」「振込手数料」の3つです。

【初期費用】
最初にかかる初期費用、導入費用など、各QRコード決済会社に加盟するための費用ですが、今回紹介する「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「メルペイ」いずれもお店がバーコードを用意する「店舗提示型」の決済方法ならば0円から始められます。

【決済手数料】
QRコード決済会社によっては決済システム利用料とも呼ばれる決済手数料は、売上から料率に応じた金額が登録した口座に振り込まれます。手数料率はQRコード決済会社によって異なります。

【振込手数料】
お店が登録した金融機関の口座に振り込まれる際に、振込手数料がかかります。振込手数料も、QRコード決済会社によって異なります。

QRコード決済会社に支払う手数料は上記のとおりですが、決済にインターネット回線を利用するので通信費、場合よっては決済用機材のレンタル費といったランニングコストがかかる場合もありますので、その点はご注意ください。

以下、主要なQRコード決済会社「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「メルペイ」の手数料について紹介します。

au PAYの特徴と手数料

通信大手のKDDIが提供しているQRコード決済サービスが「au PAY」です。「au」の冠がついているので利用できるのはauユーザー限定?と誤解されるかもしれませんが、利用にあたってはauユーザーである必要はありません。

au PAYの手数料については以下のとおりです。

【初期費用】
無料

【決済手数料率】
0%

【振込手数料】
無料

2022年9月30日までは、決済手数料率が0円になるキャンペーンを実施しているため、もろもろの費用は無料、つまり0円から始められます。2022年10月1日からは初期費用は0円のままですが、決済手数料と振込手数料が以下のように有料化されます。

2022年10月1日以降の手数料は以下のとおりです。

【初期費用】
無料

【決済手数料率】
2.6%

【振込手数料】
3種類の入金サイクルによって異なります。
○月1回サイクル(月末締めの翌月末払い):無料
○月2回サイクル(15日締めの翌月15日払い&月末締めの翌月末払い):無料
○早期振込サービス(最短で翌々営業日に振込):210円(税込)/1回
※早期振込サービスにおける最短振込は1万円以上という条件あり

2022年現在は何%?au PAYのポイント還元率情報

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/422

2020年にPontaと連携し、つかえる場所・たまる場所がさらに増えたau PAY。ポイント還元で現金よりおトクにお買い物でき、「たぬきの大恩返し」など豊富なキャンペーンも魅力です。2022年現在のau PAYの還元率の基本とより還元率が高い使い方やキャンペーンについて解説します。

PayPayの特徴と手数料

「PayPay」は、国内最大級のユーザー数(会員数4,200万人(2021年10月時点))を持つQRコード決済サービスです。TVCMの影響などもあり知名度も高く、コンビニやスーパーをはじめ、さまざまなところで使えます。お店でのお支払いにくわえて、オンラインショッピングや公共料金のお支払いにも利用できるのが特徴です。

PayPayの手数料については以下のとおりです。

【初期費用】
無料

【決済手数料率】
1.98%:PayPayマイストア ライトプラン「非」加入時
1.60%:PayPayマイストア ライトプラン加入時

「PayPayマイストア ライトプラン」とは、QRコード決済に加えて「PayPayマイストア ストアページ」「PayPayクーポン」「PayPayスタンプカード」といった、集客をアシストする機能を持った有料プランです。料金は月額1,980円(税込)となっています。

【振込手数料】
3種類の入金サイクルによって異なります。

・月1回、月末締め翌月末払いの場合:無料
・早期振込サービス(都度)&(自動):PayPay銀行20円 他行200円

「都度」と「自動」の早期振込サービスの違いですが、「都度」はすぐに入金、「自動」は、振込可能金額がお店側で指定した金額を超えた際に自動で入金されるシステムです。いずれの場合も申請後、翌日に指定口座に振り込まれます。なお、早期振込サービスを選択した場合、都度振込利用料として、0.38%が徴収されます。

楽天ペイの特徴と手数料

「楽天ペイ」は、2016年10月にスタートしたQRコード決済サービスです。お店側で楽天銀行口座があれば、翌日には売上が入金されるというスピーディーさが特徴です。お客さまサイドには、楽天会員の場合、アプリに楽天IDとパスワードを登録するだけで利用できる利点があります。

楽天ペイの手数料については以下のとおりです。

【初期費用】
無料

【決済手数料率】
3.24% or 3.74%

3.74%の手数料率は、お客さまの支払元が楽天カード以外のJCBカードの場合に適用されます。2022年9月30日まではキャンペーンを行っており、決済手数料率は0%・無料となっています。

【振込手数料】
・楽天銀行口座:無料
・楽天銀行以外の口座:330円(税込)/回

楽天銀行以外の口座を指定した場合、都度、お店側で振込指示をする必要があります。その際、毎回330円(税込)の振込手数料がかかります。振込手数料に関しても2022年9月30日までのキャンペーン期間中は無料になっています。

d払いの特徴と手数料

NTTドコモのスマートフォン決済サービスが「d払い」です。ドコモのスマートフォンユーザーでなくても、dアカウントを取得すればQRコード決済を利用できます。

d払いの手数料については以下のとおりです。

【初期費用】
無料

【決済手数料率】
2.6%

2022年9月30日までキャンペーンを行っており、この期間内は決済手数料率0%=無料になっていますが、0%の料率が適用されるのは「店舗提示型(店舗が用意したいQRコードをお客さまが読み取って決済)」の取引で、d払いのネット決済やiD決済の利用は対象になりません。

【振込手数料】
無料

メルペイの特徴と手数料

「メルペイ」は、「株式会社メルペイ」が運営するQRコード決済サービスで、フリマアプリ「メルカリ」での売り上げをメルペイでそのまま利用できるため、メルカリユーザーに人気の決済手段となっています。

d払いと提携しているため、初期費用、決済手数料率、振込手数料に関してはd払いのものに準じています。さらに、d払いで開催されているキャンペーンがメルペイにも適用されます。

QRコード決済導入のメリット

お店側がQRコード決済を導入するメリットは、まず機会損失を防げる点です。現金を持ち歩かずにキャッシュレス、QRコード決済を利用する人の割合が徐々に増えています。決済方法で新規のお客さまを取りこぼしてしまう可能性を減らせるだけではなく、海外旅行者といったお客さまの取り込みも期待できます。

コスト面ではオペレーションの簡素化、クレジットカードよりも決済手数料が安価で柔軟な入金サイクルといった部分も大きなメリットになるのではないでしょうか。

QRコード決済の利用率は2021年に54%!大台を超え主要な決済方法として普及

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/66

新しい決済方法として急速に普及するQRコード決済。2021年4月の調査では利用率54%と過去最高を記録し、主要なキャッシュレス決済として定着しています。その他のキャッシュレス決済と比べても伸びが大きく、今後クレジットカードに次ぐ決済方法になると予想されます。

QRコード決済導入のポイント

導入に際してはコスト面に目が行きがちかもしれませんが、QRコード決済サービスのユーザーの多さなども注目しなければなりません。単にユーザー数が多いところを選ぶのではなく、自店舗におけるお客さまの利用率(所有率)を勘案すべきです。

また、お客さま、お店にとってメリットのある、集客に影響を与えるキャンペーンの開催率、トラブル発生時のサポート体制やセキュリティ面も導入時に考えるべきポイントです。

まとめ

キャッシュレス決済、とりわけQRコード決済の手数料はサービス提供会社によって変わりますが、一般にクレジットカードの手数料より安価に設定されています。

QRコード決済の導入費用は無料ですが、決済手数料はPayPayなど有料化したサービスと、au PAYのように無料期間を延長したサービスがあります。入金サイクルや振込手数料など、トータルな費用も勘案して、導入するQRコード決済を選びましょう。

「○○PAY」を導入するなら?無料キャンペーンを延長したau PAYがおすすめ!

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/175

主要なキャッシュレス決済に定着したQRコード決済。2021年にPayPayが決済手数料有料化に踏み切り話題となりました。各社対抗策を打ち出していますが、今店舗に導入するならどの「○○PAY」がおトクでしょうか?au PAYなら、来年9月末まで決済手数料無料キャンペーンを延長しているのでおすすめです。



この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。(商標について
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

集客力アップが期待できるキャッシュレス決済なら「au PAY」

KDDIが提供するau PAYは、導入費用・入金手数料がすべて無料。導入コストゼロで始められるだけでなく、約3,574万人(2024年10月時点)の会員数を保有し、専用アプリの店舗検索にもお店が表示されるので集客力アップも期待できます。

※コード決済手数料は2.6%です。 決済合計額に、決済手数料率を乗じて計算された手数料の金額に、消費税10%を加算した額をお支払いいただきます。

関連するキーワード


#QRコード決済

関連する投稿


何が使える?2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情をくわしく解説

何が使える?2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情をくわしく解説

2025年4月13日~10月13日に、いよいよ2025年大阪・関西万博が開催されます。 2025年大阪・関西万博の注目される点として、現金を利用しないフルキャッシュレスの試みが大きく取り上げられています。 世界中から多くの人々が集まり混雑が予想されるなか、日本円を用意しなくてもよいキャッシュレス決済は、盗難リスクを抑えたりスムーズな会計につながることが期待されます。 今回は、そんな2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情について、くわしく解説していきます。


QRコード改札とは?使い方や各路線での導入状況を紹介

QRコード改札とは?使い方や各路線での導入状況を紹介

QRコードの乗車券に対応した改札が登場。交通系ICカードの普及で利用率が下がった磁気切符を置き換えることが期待されています。 スマートフォンでの購入・利用も容易になり、複雑な条件の乗車券情報も1枚に含められるなど、新しい乗車体験が可能になり、インバウンド対策としても有効と考えられます。 本記事では、QRコード改札の仕組みや利点、各路線での導入状況についてくわしく解説します。


QRコード決済のセキュリティ対策は?安全に利用するための仕組み

QRコード決済のセキュリティ対策は?安全に利用するための仕組み

キャッシュレス決済の主要な選択肢として社会に定着したQRコード決済ですが、不正利用を防ぐセキュリティ対策はどうなっているでしょうか。二段階認証など、QRコード決済で整備されているセキュリティ対策について解説します。


スマホ決済導入ガイド!メリット・デメリットから導入手順まで解説

スマホ決済導入ガイド!メリット・デメリットから導入手順まで解説

スマホ決済は、現金やクレジットカードに代わる新しい決済手段として、近年多くの店舗で導入が進んでいます。 しかし、スマホ決済にもさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。 本記事では、スマホ決済の導入を検討している店舗経営者や担当者の方に向けて、スマホ決済導入のメリットやデメリット、そして導入手順について詳しく解説します。


 ガソリンスタンドの支払いもQRコード決済で! 利用手順やメリットを解説

ガソリンスタンドの支払いもQRコード決済で! 利用手順やメリットを解説

新型コロナウイルス感染症からの回復局面における需要増や円安によって、原油価格が高騰しています。その影響で、ガソリンの値段も2022年以降高値が続いている状況です。 ガソリン車を所有している方にとっては、給油の値段を少しでも節約したいところでしょう。ポイント還元があるQRコード決済は、現金払いよりおトクに給油できる支払い方法になります。 ガソリンスタンドにQRコード決済を導入した場合のメリットも解説するので、経営者の方もぜひ参考にしてみてください。


最新の投稿


au PAY マーケットとau PAY ふるさと納税、おトクな特典多数の「BLACK FRIDAY」を11月21日から開催

au PAY マーケットとau PAY ふるさと納税、おトクな特典多数の「BLACK FRIDAY」を11月21日から開催

au コマース&ライフは、2024年11月21日から12月2日までの間、運営する総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」と「au PAY ふるさと納税」において、おトクな特典を多数ご用意した「BLACK FRIDAY」を開催します。


最大5%割引!京王アートマンの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月4日まで有効)

最大5%割引!京王アートマンの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月4日まで有効)

京王アートマンの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:2,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大5%割引!ユーコープの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月3日まで有効)

最大5%割引!ユーコープの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月3日まで有効)

ユーコープの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:1,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大10%割引!元気くん市場の対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月25日まで有効)

最大10%割引!元気くん市場の対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年12月25日まで有効)

元気くん市場の対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回500円(税込)以上のお支払いで使える最大10%割引クーポン(割引上限:1,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


【2024年12月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

【2024年12月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

au PAYでは割引クーポンやポイント還元など、毎月おトクなキャンペーンを開催しています。こちらでは2024年12月開催のキャンペーンをまとめて紹介!新情報は追加・更新していきます。


au PAY 法人さま向けお問い合わせ窓口 導入のご相談・お問い合わせ