トップへ戻る

【導入店舗向け】キャッシュレス決済の導入効果、どう測る?メリットの検証方法

【導入店舗向け】キャッシュレス決済の導入効果、どう測る?メリットの検証方法

クレジットカードに加え、QRコード決済が急速に普及しつつある日本。キャッシュレス決済導入によるメリットには何があって、その効果を計測するにはどうしたらよいでしょうか。経済産業省がキャッシュレス決済の導入効果の「見える化」として検討している項目を元に、自社で当てはまる項目を検証してみましょう。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約2~3分で読めます。


キャッシュレス決済の導入効果、どう測る?

キャッシュレス決済導入前のハードル

日本でもっとも普及しているキャッシュレス決済はクレジットカードですが、主に費用面がハードルとなって、中小店舗や薄利多売の業態では導入が進んできませんでした。費用面とは、数万から必要な読取装置の導入費用と決済の都度かかる決済手数料のことです。

au PAYをはじめとするQRコード決済が急速に普及した理由は、消費者にはポイント還元で現金よりおトクにお買い物ができるメリットを提示するとともに、店舗は導入費用・決済手数料が無料のキャンペーンを打ち出し、クレジットカードのデメリットを解消したからです。

QRコード決済とクレジットカード導入はどちらがよい?クレカでは読取端末導入費用と決済手数料がハードルに

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/48

QRコード決済とクレジットカード決済はともに広く利用されているキャッシュレス決済。クレジットカード決済の導入にあたっては、読取端末導入費用と高い決済手数料がハードルとなっていますが、導入費用・決済手数料とも無料のQRコード決済が最近伸びています。QRコード決済とクレジットカード決済の特徴とメリット・デメリットの比較、導入の準備や費用面の違いについて、詳しく説明します。

QRコード決済の利用率は2021年に54%!大台を超え主要な決済方法として普及

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/66

新しい決済方法として急速に普及するQRコード決済。2021年4月の調査では利用率54%と過去最高を記録し、主要なキャッシュレス決済として定着しています。その他のキャッシュレス決済と比べても伸びが大きく、今後クレジットカードに次ぐ決済方法になると予想されます。

経済産業省が出しているキャッシュレス決済のメリットを自社にも当てはめてみる

経済産業省では、キャッシュレス化による店舗側メリットを「見える化」する調査を検討しています。その資料によれば、キャッシュレス決済の導入によるメリットは以下のとおりです。

キャッシュレス決済を導入済の店舗であれば、これらの項目を社内のデータに当てはめてみることで、効果測定できます。

キャッシュレス決済のメリット一覧

経済産業省のキャッシュレス推進室が担当しているキャッシュレス決済の店舗調査に関する資料によれば、キャッシュレス決済のメリットは以下のとおりです。

■売上の拡大
1.客単価増
2.新規顧客拡⼤
3.来店回数向上
4.ポイント等による新たな販売促進

■費⽤の削減
5.業務効率化
5.1 店内・店外における現⾦移動
5.2 ⽇次売上集計
5.3 ⽇次実績レポートの作成・連携
5.4 ⾦融機関での売上⾦振込
5.5 実績確認(⽉次・年次)
6. 未回収リスクの低減
7. 現⾦取扱リスクの低減
8. ⽀払の迅速化
9. 衛⽣⾯の向上

キャッシュレス決済の効果として計測しやすい効果

キャッシュレス決済の効果として挙げられているもののうち、定量的に効果を計測しやすい項目について、解説していきます。

キャッシュレス決済で期待できる「客単価増」

キャッシュレス決済の導入で期待できる「客単価増」は、特にクレジットカードのメリットとしてよく知られています。現金で持ち歩かないような高額商品の決済や、後払い・分割払いによってお買い物のハードルが下がるためです。

一方、その他のQRコード決済や電子マネー決済では、事前にチャージする前払方式が主でですが、オートチャージで後払いに対応したサービスもあります。系列カードと提携するとポイントがたまりやすい仕組みになっていることが多いため、この場合もクレジットカードに近い客単価増が期待できます。

客単価をアップするには?売上を増やすau PAY活用方法

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/176

キャッシュレス決済は、カードやスマホひとつで支払いができ、ユーザーはポイント還元も受けられます。そして、お店側にもさまざまなメリットをもたらします。「客単価アップ」もそのひとつ。一般論の後、キャッシュレス決済を活用して、客単価を上げる方法をご紹介します。

キャッシュレス決済で期待できる「新規顧客拡大」

次項の「ポイント等による新たな販売促進」とも絡みますが、キャッシュレス決済導入による新規顧客拡大は、導入目的としてよく聞かれます。

キャッシュレス決済が使える店舗であることが来店動機になるのは、貯めたポイントの利用先あるいはキャンペーンの利用先として、使える店舗を探す消費者行動があるからです。

例えば、ポイント還元率がアップするキャンペーンでは、地域や業態、金額などの条件が付くことがあります。決済サービスの公式ページ等で対象店が紹介されていることが多いので、そうした認知を通じて、新規顧客が来店するきっかけになります。

「新規顧客拡大」の効果を確認するには、接客時に聞いたり、来店動機のアンケートを取るなどの方法があります。

キャッシュレス決済で期待できる「ポイント等による新たな販売促進」

大企業と違って、中小店舗では独自に販促を行う経営資源がないこともあります。キャッシュレス決済の大きなメリットは、ポイント還元等で現金よりおトクにお買い物できることです。

QRコード決済ではポイント還元率20%等のキャンペーンも行われていますが、こうしたキャンペーンの原資は店舗負担ではありません。キャンペーンによる来店、あるいはキャンペーンでおトクにお買い物できることによる客単価増が、キャッシュレス決済で期待できる「ポイント等による新たな販売促進」になります。

現金だと損?キャッシュレス決済を使う場合との比較

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/28

キャッシュレス決済はクレジットカード/電子マネー/QRコード決済など、現金を使わない決済方法を指します。キャッシュレス決済は、ポイント還元分お得にお買い物できる点が特徴であり、現金の持ち歩きが不要、支出管理がしやすいなどのメリットもあります。そこで今回は、「現金vsキャッシュレス決済」をテーマに、さまざまな観点から両者を比較していきます。

最大20%還元も!au PAYのさまざまなキャンペーン【2020-2021】

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/31

携帯大手のKDDIが提供するQRコード決済サービス「au PAY」。スマートフォンだけで支払いができるキャッシュレス決済のひとつで、使い方も簡単。au PAY アプリをダウンロードして、登録・設定をするだけで誰でも利用できます。 経営母体が大きいメリットとして、au PAYの豊富なキャンペーンが挙げられます。「三太郎の日」をはじめ、「たぬきの大恩返し」など、個性的で還元率も高いキャンペーンを随時実施しています。ここでは、そんなau PAYの最新キャンペーン情報をまとめてお伝えします。

キャッシュレス決済で期待できる「業務効率化」

キャッシュレス決済を導入する効果には、売上拡大のほかに業務効率化による工数削減・費用削減という要素もあり、効果計測しやすい分野です。

閉店後に行うレジ締めやそれに伴う「⽇次売上集計・違算⾦確認」や​その後の​「⽇次実績レポートの作成・連携」などに、各店舗でどのくらい時間がかかっているでしょうか。

野村総合研究所の資料によると、レジ1台あたりの「レジ現金残高の確認作業」平均時間は25分。これに売上集計や両替、釣り銭の用意などの作業をくわえると、日々そうとうな時間を現金にまつわる業務に割いていることがわかります。この業務の原価はほとんどが人件費といっても差し支えないでしょう。

キャッシュレス決済で期待できる「現⾦取扱リスクの低減」

キャッシュレス決済の導入で、現金決済より盗難・紛失のリスクや違算⾦の発生頻度が減少します。

盗難・紛失は、頻度こそ高くないかもしれませんが、金額的な被害や対応にかかる工数を考えれば、起きる機会自体をなくしていく対策が有効です。

キャッシュレス決済で期待できる「衛⽣⾯の向上」

大勢が触る現金が不衛生であることは以前から知られていましたが、キャッシュレス決済の導入によって、非接触型のキャッシュレス決済が注目されています。キャッシュレス決済のなかでは、クレジットカードは物理的な接触が発生しますが、タッチ型のICカードやQRコード決済では完全に非接触です。

新型コロナウイルス感染症の影響が収まらないなか、従業員・顧客両方の安心・安全のため、キャッシュレス決済の導入が有効です。物理的にソーシャルディスタンスを保てることに加え、新型コロナウイルス感染症対策に積極的な店舗という「安心」の面でも、顧客にアピールできます。

新型コロナウイルスが飲食店に与える影響とキャッシュレス決済が衛生対策になる理由

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/1

現在も続く新型コロナウイルス感染症対策で、一時は全国に緊急事態宣言が発令されるなど、飲食業界や観光業界は特に大きなダメージを受けました。各店では、こまめな消毒や衝立の設置、営業時間や滞在時間の短縮など、安全・安心な営業継続のため努力を続けています。au PAYなどのキャッシュレス決済は、不衛生な現金を取り扱わないため、店員・お客さま双方の新型コロナウイルス感染症の予防に役立つ対策の一つです。本記事ではキャッシュレス決済のひとつであるQRコード決済を中心にコロナウイルス感染症対策としてご紹介していきます。

まとめ

クレジットカード決済に加え、QRコード決済が急速に普及しつつある日本。QRコード決済は、導入費用・決済手数料が無料のキャンペーンを実施したことでキャッシュレス決済導入のハードルを下げ、中小店舗でも導入が進んでいます。

こうしたキャッシュレス決済導入の効果は、売上増加と費用削減に分けられ、特に業務効率化による費用削減は、従来かかっていた工数が減ったりなくなったりするため、計算しやすい部分です。

経済産業省がキャッシュレス決済の導入効果の「見える化」として検討している項目を元に、自社で当てはまる項目を検証してみましょう。

こちらの記事もあわせてどうぞ



この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。(商標について
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

集客力アップが期待できるキャッシュレス決済なら「au PAY」

KDDIが提供するau PAYは、導入費用・入金手数料がすべて無料。導入コストゼロで始められるだけでなく、約3,574万人(2024年9月時点)の会員数を保有し、専用アプリの店舗検索にもお店が表示されるので集客力アップも期待できます。

※コード決済手数料は2.6%です。 決済合計額に、決済手数料率を乗じて計算された手数料の金額に、消費税10%を加算した額をお支払いいただきます。

関連するキーワード


#キャッシュレス決済

関連する投稿


何が使える?2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情をくわしく解説

何が使える?2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情をくわしく解説

2025年4月13日~10月13日に、いよいよ2025年大阪・関西万博が開催されます。 2025年大阪・関西万博の注目される点として、現金を利用しないフルキャッシュレスの試みが大きく取り上げられています。 世界中から多くの人々が集まり混雑が予想されるなか、日本円を用意しなくてもよいキャッシュレス決済は、盗難リスクを抑えたりスムーズな会計につながることが期待されます。 今回は、そんな2025年大阪・関西万博のキャッシュレス事情について、くわしく解説していきます。


キャリア決済とは?使い方や限度額、トラブル対応まで

キャリア決済とは?使い方や限度額、トラブル対応まで

「キャリア決済」とは、通信事業者が提供している決済サービスのひとつで、ネットショッピングやサブスクなどの代金を、月々の通信料金と合わせて一括で支払える仕組みのことです。 キャリア決済には「支払いが1本化できる」「クレジットカードをもっていなくても後払いができる」などのメリットがあります。 この記事では、そんなキャリア決済の特徴や使い方をわかりやすく解説します。


後払い決済とは?キャッシュレス初心者から事業者まで役立つ基礎知識を紹介

後払い決済とは?キャッシュレス初心者から事業者まで役立つ基礎知識を紹介

オンラインショッピングの普及とともに注目を集める「後払い決済」。NP後払いやコンビニ後払い、クレジットカード決済まで、その種類はさまざまです。 本記事では、後払い決済の仕組みやメリット・デメリット、利用方法、さらには法的側面まで徹底解説。初心者の方から事業者の方まで、後払い決済に関する疑問にお答えします。


au PAYキャッシュレス学園祭で学園祭をミライの学びの場に

au PAYキャッシュレス学園祭で学園祭をミライの学びの場に

従来の学園祭運営では、現金管理や精算作業は、生徒や教員にとって負担が大きいことが課題でした。この点を解消できるとともに、金融リテラシーやデータ分析などミライに役立つ学びを得られる「au PAYキャッシュレス学園祭」について解説します。


【2024年版】電子マネーおすすめ9選!ここから選べば間違いなし

【2024年版】電子マネーおすすめ9選!ここから選べば間違いなし

Suica、PASMO、WAON、楽天Edy…。電子マネーにはさまざまなサービスがあり、これからつかい始めようとする方には「どれを選べばいいのかわからない」という方も少なくないでしょう。そこでこの記事では、電子マネーの選び方を徹底解説します。電子マネー選びのポイントや2024年のおすすめ電子マネーサービス、さらにほかのキャッシュレス決済との違いもわかりやすく紹介します。


最新の投稿


800円割引!クリスマスアドベント博多会場内のホットワイン店で使える au PAY クーポン(2024年12月25日まで有効)

800円割引!クリスマスアドベント博多会場内のホットワイン店で使える au PAY クーポン(2024年12月25日まで有効)

クリスマスアドベント博多会場内のホットワイン店にてau PAY(コード支払い)で1回1,600円(税込)以上のお支払いで使える800円割引クーポンをau PAY アプリにてプレゼントします。


最大5%割引!東急ストア・プレッセの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

最大5%割引!東急ストア・プレッセの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

東急ストア・プレッセの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:500円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大10%割引!カラオケBanBanの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

最大10%割引!カラオケBanBanの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

カラオケBanBanの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大10%割引クーポン(割引上限:500円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大5%割引!フジ・デリド・プチマルシェの神奈川県内の対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月14日まで有効)

最大5%割引!フジ・デリド・プチマルシェの神奈川県内の対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月14日まで有効)

フジ・デリド・プチマルシェの神奈川県内の対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:1,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大10%割引!HIヒロセ、食の蔵、OKホーム&ガーデン、OKPROの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

最大10%割引!HIヒロセ、食の蔵、OKホーム&ガーデン、OKPROの対象店舗で使える au PAY クーポン(2024年11月30日まで有効)

HIヒロセ、食の蔵、OKホーム&ガーデン、OKPROの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,500円(税込)以上のお支払いで使える最大10%割引クーポン(割引上限:500円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


au PAY 法人さま向けお問い合わせ窓口 導入のご相談・お問い合わせ