KDDIの原資で行われるキャンペーンは加盟店の集客に役立つ
2019年8月29日からau携帯以外のお客さまも利用できるようになったau PAY。会員数は3,330万人(2023年10月時点)を突破し、その数はいまなお増え続けています。
さらに、ポイントサービスのPonta(ポンタ)」との連携が行われたことで、au PAYの利用でユーザーにはPontaポイントが付与されるようになりました。
au PAYが人気な理由の一つに「おトクなキャンペーンやクーポンが豊富」という点が挙げられます。
過去にはPontaポイント統合記念で、エントリーして対象のPonta提携店舗でau PAYを利用すると、誰でも毎日4%、「三太郎の日(3日・13日・23日)」は7%ポイント増量されるキャンペーンや「誰でも毎週10億円もらえるキャンペーン」などを実施しました。また、2020年12月~2021年3月までは「たぬきの大恩返し」と題して、還元率が高いキャンペーンを実施しています。
そして実は、これらの施策はユーザーにとってだけでなく、au PAY加盟店側にもメリットがあります。なぜならキャッシュレス決済に対応しておくことで、それらのキャンペーン需要の受け皿となれるからです。キャンペーン期間中はテレビやインターネットなどでも広告が打たれ、露出も高まります。
au PAYユーザーは「au PAYに対応している店」を基準にお店選びをするので、来店動機になります。さらに、au PAYでは専用アプリや公式サイト上で、加盟店のマップ検索が可能です。au PAYを導入することで、これまで届かなかった客層へのアピールにもつながり、集客と売り上げアップが期待できます。
なお、キャンペーン費用の原資はKDDI側であるため、加盟店の負担はありません。
au PAYのキャンペーンはなぜ豊富?
KDDIが自身の負担で豊富なキャンペーンを実施する理由は何でしょうか。
2018年が「キャッシュレス元年」と呼ばれた通り、QRコード決済はまだ世に登場してあまり時間がたっていません。各社から「◯◯ PAY」サービスが出て激しい競争を広げる普及期にあり、各社は認知度を上げ、加盟店と会員数を増やそうとしています。
パートナーとなる加盟店にとっても、会員数が少ないQRコード決済よりも、会員数が多いものの方が集客・売上げアップにつながる機会が増え、好循環が見込めます。
最大20%のPontaポイントを還元する「たぬきの大恩返し」キャンペーン
第1弾となる12月は、「たぬきの大恩返し」キャンペーンの一環として、対象の百貨店・アパレル店舗・ショッピングセンターでのau PAY利用で最大10%還元の企画も行われています。
百貨店は、「小田急百貨店」、「近鉄百貨店」など。アパレルでは、「ユニクロ」、「洋服の青山」、「AOKI(紳士服)」、「ライトオン」などが挙げられます。さらに、ショッピングセンターでは「三井アウトレットパーク」のほか、全国各地に広がっています。
12月は多くのお店で歳末バーゲンやクリスマスセールが行われ、書き入れ時でもあります。そんな繁忙期だからこそ、キャンペーンに参加することでさらなる売り上げアップが見込めます。
TV CMで認知拡大!au PAYの「三太郎の日」キャンペーン
auのCMでもおなじみの「三太郎シリーズ」。CMでは、松田翔太さん演じる「桃太郎」、桐谷健太さん演じる「浦島太郎」、濱田岳さん演じる「金太郎」のコミカルなやりとりが繰り広げられます。放送が開始されたCM総合研究所の「BRAND OF THE YEAR 2020」によると、2015年から2020年までCM好感度6年連続1位を獲得し、多くの人に愛される存在となっています。
そんな三太郎にちなんで、au PAYでも、毎月3日・13日・23日を「三太郎の日」とし、auまたはUQ mobileのスマホユーザー向けにさまざまなキャンペーンが行われています。
たとえば、2020年12月ではローソンでau PAYを利用すると誰でも3%のポイント還元を受けられます。QRコード決済を導入するにあたっては経営母体が大きく会員数が多いことに加えて、日常的に使われている決済方法であることも大事です。その意味で、コンビニで使えることで、ユーザーに選ばれやすくなるとともに次回の利用に対するハードルを下げられます。
ちなみに、月々定額でエンタメなどさまざまなサービスが利用できる「auスマートパスプレミアム」会員は2020年の会員数は1000万人に迫る勢いです。「auスマートパスプレミアム」会員だとau PAY全加盟店で使える100円引クーポンが配布されたり、au PAYのキャンペーンで還元率がUPするなどのメリットがあり、au PAYユーザーの定着及び利用機会の促進に貢献しています。
Pontaポイントといえばローソン!現在のau PAYキャンペーン内容は?
Pontaポイントはローソングループ各店で使えることで知られています。そのためau PAYもローソンとの相性が良く、キャンペーンも豊富です。すでに説明した三太郎の日にくわえて、auスマートパスプレミアム会員のau PAYユーザーに対して毎週クーポンを発行したり、キャンペーン期間に新規会員登録してローソンのお気に入り店舗登録して該当店でお買い物をすると、500ポイントがプレゼントされたりします。
商店街や自治体ごとのau PAYキャンペーン
KDDIと地方自治体が共同で実施する「あなたの街のau PAYキャンペーン」では、池袋駅周辺、小平市、寝屋川市など、エリアごとにキャンペーンを実施。一例を挙げると東京都多摩市では、消費喚起と新型コロナウィルス感染症対策を目的として、市内対象店舗でau PAYを利用すると最大30%のポイント還元がされます(期間は2020年12月16日~2021年1月31日まで)。
また、過去には大阪府の岸和田市でも同様のキャンペーンを実施し、消費喚起策として大きな成果が見られました。期間は2020年11月1日~30日で、期間中のau PAY決済金額は前月比約18.9倍と大きな伸びを見せました。キャンペーンを求めて多くの人が「au PAY加盟店でお買い物や食事を楽しんだ」ということがわかります。
ほかにも、より地元に密着したキャンペーンも行っています。2020年12月12日~2021年1月17日にかけては、静岡県掛川市にある「掛川三商店会」でau PAYを利用すると抽選で2,000円分のPontaポイントがプレゼントされます。対象店舗は掛川駅周辺の70店舗で、小規模店舗も数多く含まれています。
このようなキャンペーンは全国各地で開催され、ユーザー・お店双方にとってメリットがあるといえるでしょう。
【事例紹介】岸和田市×au PAYキャンペーン!最大30%還元でQRコード決済の利用が急増
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/32au PAYでは、地方自治体と共同で、エリアごとのキャンペーンも行っています。今回は、特に反響が大きかった大阪府岸和田市との共同キャンペーン事例をご紹介します。
初めての利用であればau PAY残高1,000円をプレゼント
すでにau PAYを利用しているユーザーだけでなく、これから始める方向けのキャンペーンも行っています。そのうちのひとつが2020年12月からスタートした「auでも!auじゃなくても!au PAY 残高プレゼントキャンペーン」。
対象期間中にau PAYアプリをダウンロードし、会員登録するだけで、1,000円相当のau PAY残高がチャージされます。そのため事前のチャージをすることなく、1,000円分のお買い物ができます。
au PAYでは入会金や年会費などは不要なので、利用登録だけで1,000円がもらえるので、ユーザーがすぐにでも利用できる、使いやすいQRコード決済なのです。
過去には「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」も
最期にこれまで実施されたもののなかでも反響の大きかったキャンペーンをご紹介します。
2020年2月から3月にかけて実施された「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は、決済額に応じて最大20%のポイント還元が受けられ、期間中の上限はなんと70,000円分(毎週還元ポイントが10億円に達した段階で終了)と高額でした。
このように「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は大盤振る舞いなキャンペーンということもあり、スタートしてすぐに利用者が殺到しました。
結果としてこのキャンペーンが起爆剤となり、au PAYユーザーが急増し、加盟店数も堅調に伸びています。なかでも低コストで導入できることから、中小店舗での導入も多くみられます。au PAY はQRコード決済サービスであるため、カードリーダーなどの専用端末は不要です。店頭にお店専用のQRコードを掲示しておくだけで導入ができます。
また、お客さまがQRコードを提示する場合でも、店舗側はスマホやタブレットがあれば、決済が可能です。このような導入ハードルの低さから、これまでキャッシュレス対応に踏み切れなかった中小店舗や個人事業主の方の利用が進んでいます。
※「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は終了しています。
au PAYの各種キャンペーンまとめ
au PAYのキャンペーンの豊富さは、数あるキャッシュレス決済サービスのなかでも随一。還元率も高く、お店の売り上げアップにつながるような企画を数多く行っています。また、au PAYの利用でたまるPontaポイントも大きな会員基盤を持ちます。
au PAYをお店に導入することで、au PAYユーザーへのアピールになり新規顧客の獲得が期待できるでしょう。入金サイクルも月1回もしくは2回から選ぶことができ、早期振込サービスを利用すれば最短2営業日で入金されます。また費用の面でも、導入コストはかからず、さらに2022年9月30日まで決済手数料・早期振込手数料が無料になるキャンペーンも実施しています。
また、さまざまなキャンペーン実施中は、競合のau PAY加盟店に利用客が流れ、自店舗の機会損失になっている可能性があります。今後のキャンペーンも考えて、今のうちにau PAYを導入してなれて起きましょう!