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調査で見る!現金とキャッシュレスの使い分け

調査で見る!現金とキャッシュレスの使い分け

年々キャッシュレス化比率が高まっていますが、当面は現金とキャッシュレス両方が使われる時代が続きます。例えば、高価な商品・サービスではクレジットカードが使われやすいと言われてきました。少額決済に向くQRコード決済も普及してきた今、現金とキャッシュレスがどう使い分けられ、店舗側はどう対応すればよいか確認しましょう。

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意外と多い、現金・キャッシュレス使い分け派

キャッシュレス決済は利用者、サービス数ともに年々増加傾向にあります。ただ、現金を使わないキャッシュレス一本化をする人はまだまだ少ないでしょう。

日本クレジットカード協会が2020年に実施した調査で、「お店での支払いにおいて、どのようにキャッシュレスツールを利用しているか」を聞いたところ、回答者の40%が「現金とキャッシュレス決済を使い分けている」と答えています。

使い分け派の人は、どちらか一方の決済方法に限るのではなく、あるお店ではキャッシュレス決済で支払い、また別のお店では現金で支払うといった形で決済を行っています。なお、この調査では「キャッシュレス派」は24%、「現金派」は36%という結果です。

現金・キャッシュレス使い分け派が多い理由

使い分け派が多い理由には、「どのお店でもキャッシュレス決済が使えるわけではない」「後払いの金額を抑えるため」などが考えられます。また、先ほどの調査では、キャッシュレス決済の利用の有無にかかわらず「財布のなかに入れるカード類の量はなるべく少なくしたい」という割合が8割を超えています。

持ち歩くキャッシュレス決済手段をほどほどに、現金でも支払えるようにしておく。そんな傾向が見て取れます。

現金決済のメリット・デメリット

キャッシュレス化が進むなかでも、「完全に現金を使わない」という方は少ないはず。それにはやはり、現金ならではのメリットがあるからでしょう。続いては現金を使うことのメリット・デメリットを確認していきます。

【メリット】使い過ぎを防ぎやすい

現金はキャッシュレス決済よりも、使いすぎる心配が少ないといえます。当然、その場で持ち合わせている金額しか支払えず、財布にいくら入っているのかは一目でわかります。「今日は財布に入っている現金内で買い物や食事を楽しむ」と決めて、出かけられるのも現金ならではのメリットです。

【メリット】どこでも使える

どのお店でも利用できるというのも現金の大きな利点です。キャッシュレス決済で支払うつもりで入ったけど、キャッシュレス決済に対応していないお店だった、というのはよくあるシチュエーションではないでしょうか。

【デメリット】ATM手数料がかかる

現金には、何かと手数料がともないます。銀行内のATMから引き出す場合でも、手数料をとられることもあるでしょう。その点、キャッシュレス決済であればほとんどの決済サービスで手数料がかからず、無駄なお金を払わなくて済みます。

【デメリット】紛失や盗難のリスクがある

紛失や盗難リスクは現金のデメリットです。お財布を落としたり、盗まれたりしてしまうと、それを取り戻すためにできることはほとんどありません。クレジットカードやQRコード決済なら万が一カードやスマホを紛失しても、すぐに利用停止すれば大きな損害は免れます。

キャッシュレス決済のメリット・デメリット

次に、キャッシュレス決済のメリット・デメリットを紹介します。

【メリット】ポイントやマイルがたまる

ポイントやマイルが還元されるのは、キャッシュレス決済の一番のメリットといってもいいでしょう。例えば、年間300万円の支出をすべてキャッシュレス決済で支払った場合。還元率3%だとすると1年間で9万円相当、たとえ還元率1%でも3万円相当のポイントがたまります。

【メリット】スピーディーな支払い

キャッシュレス決済はお金を数える必要がなく、お会計をスムーズに行えます。近年ではQRコード決済やクレジットカードのタッチ決済など、サインが必要なシーンも減ってきています。また、キャッシュレス決済をメインにすれば、小銭が沢山入った重たい財布を持ち歩く必要もありません。

【メリット】家計管理が楽になる

キャッシュレス決済は利用明細がデータとして残るので、家計管理がしやすいのも特徴です。スマホの家計簿アプリなどと連動できるキャッシュレス決済サービスも登場しており、「いつどこでお金を使ったか」を現金よりも詳細に確認できます。

【デメリット】後払いの負担

決済履歴が残るため家計管理がしやすい一方、使い過ぎが気になるのはキャッシュレス決済のデメリット。クレジットカードのように利用した額を後日支払う「後払い方式」のキャッシュレス決済は、時に心理的な負担になることもあります。

【デメリット】使えない店舗もある

経済産業省が2021年に行った調査によれば、キャッシュレス決済を導入している店舗は調査対象の約7割でした。逆にいうと残りの3割のお店では、現金でしか支払えません。使える場所の多さという観点では、現金に軍配が上がります。

現金・キャッシュレス使い分けのコツ

メリット・デメリットある現金決済とキャッシュレス決済は、どう使い分けるのがいいのでしょうか。最後に、実践的な使い分けのコツを紹介します。

基本はキャッシュレスがおトク

ポイントやマイルをためられるキャッシュレス決済は、やはり現金払いよりもおトクです。

そのため、「利用できる場合は、優先的にキャッシュレス決済で払う」というのが基本戦略になるでしょう。また、キャッシュレス決済の手段も、複数持っておくのがおすすめです。その際は、クレジットカードを何枚も持つよりも、「クレジットカードとQRコード決済」「クレジットカードと電子マネー」など、種類の違う決済手段を用意しておいたほうがキャッシュレス決済を利用できるシーンは広がります。

特にQRコード決済は他のキャッシュレス決済手段と比べて還元率が高い傾向にあり、高還元なキャンペーンも頻繁に行われます。また、物理的なカードを持ち歩く必要もなく、財布のスリム化にも貢献してくれるでしょう。

現金だと損?キャッシュレス決済を使う場合との比較

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/28

キャッシュレス決済はクレジットカード/電子マネー/QRコード決済など、現金を使わない決済方法を指します。キャッシュレス決済は、ポイント還元分お得にお買い物できる点が特徴であり、現金の持ち歩きが不要、支出管理がしやすいなどのメリットもあります。そこで今回は、「現金vsキャッシュレス決済」をテーマに、さまざまな観点から両者を比較していきます。

後払い系のキャッシュレス決済は使い過ぎに注意

キャッシュレス決済はお金を支払っている感覚が現金よりもないので、使い過ぎにはくれぐれも注意です。あくまで支払い能力内でキャッシュレス決済を利用しましょう。

使い過ぎを防ぐのであれば、「即時払い」や「前払い」のキャッシュレス決済を利用してみてはいかがでしょうか。デビットカードなら、紐づけられた銀行口座から即時に利用金額の引き落としがされるので安心です。

また、QRコード決済は電子マネー同様、事前にチャージするタイプのものもあります。例えばau PAYの場合、現金だけでなく銀行口座から直接チャージができます。アプリ内で残高をいつでも確認できるので、使い過ぎを防ぎながらポイント還元も受けられます。

自分なりのルールを決める

現金決済とキャッシュレスを上手に使い分けるためには、自分なりのルールを設けることも大切です。「食料品の買い物はキャッシュレス決済で行い、外食は現金で払う」「月初に〇万円をチャージし、それがなくなったら現金で払う」などルールを決めておけば、使い過ぎを防ぎながらおトクに支払いができるでしょう。

消費者の使い分け傾向を知ってお店の販促に活かそう

ここまで消費者目線で、現金とキャッシュレス決済の使い分けについてお伝えしてきました。これらの話は、事業者にとっても決して無関係ではありません。

先ほど紹介したように、キャッシュレス派と使い分け派を合わせれば、6割以上の方がキャッシュレス決済を利用していることになります。キャッシュレス決済を導入しないままでいると、これらの客層を逃してしまいます。そうならないためにも、消費者心理をしっかりと理解し、お店のキャッシュレス化を進めるのがおすすめです。

まとめ

現金とキャッシュレス決済にはそれぞれメリットとデメリットがあり、だからこそ「使い分け派」が多数を占めています。現金とキャッシュレス決済の使い分けのコツは、「使い過ぎを防ぎながら、賢くポイントをためる」ということです。自分なりのルールを設けながら、現金とキャッシュレス決済を上手に利用しましょう

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