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セルフレジとは?メリット・デメリット・使い方を解説

セルフレジとは?メリット・デメリット・使い方を解説

日々の買い物で目にする機会が増えてきた「セルフレジ」。スーパーやドラッグストア、飲食店など、さまざまな店舗で導入が進んでいます。 この記事では、セルフレジの基本的な仕組みから、メリット・デメリットまでわかりやすく解説します。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


セルフレジの仕組みや基本を理解しよう

まずはセルフレジの普及状況と基本的な仕組みをご紹介します。

普及が進むセルフレジ

セルフレジの導入は着実に拡大しています。たとえば、コンビニ業界では、セブン―イレブンでは、従業員が商品のバーコードを読み取り、利用客が会計操作をおこなう「セミセルフレジ」を2021年時点で全国店舗の約9割に導入。他社でも順次導入が進んでいます。

また、スーパーの業界団体の統計調査「スーパーマーケット年次統計調査」によれば、2022年時点のセルフレジ設置企業の割合は、全体で31.1%と増加傾向にあり、51店舗以上展開している多店舗のスーパーチェーンでは特に、導入率が75%と高くなっています。

セルフレジとは?

セミセルフレジという言葉がでてきましたが、セルフレジにもいくつか種類があります。その定義を再確認すると、セルフレジとは、従業員による会計作業の一部または全部を、利用客側がおこなうレジシステムのことを指します。

商品のバーコード読み取りや支払い方法の選択などを、利用客がレジの指示にしたがって自ら操作をおこないます。

コロナ禍にはセルフレジが感染症対策として注目され、さらに近年の人手不足もあいまって一気に導入が進みました。

また、キャッシュレス決済とも相性がよく、セルフレジは会計ミスの削減や処理時間の短縮も期待できます。

セルフレジの種類と特徴

セルフレジは主に、「セミセルフレジ」と「フルセルフレジ」の2種類に分けられます。

セミセルフレジは一般的に、商品登録を従業員がおこない、支払い操作だけを利用客がおこなうタイプです。

コンビニなどで採用されていて、はじめての方でも使いやすいのが特徴です。

一方、フルセルフレジは商品登録から支払いまですべて利用客がおこなう形式で、スーパーや飲食店などでよく見かけるのではないでしょうか。

スーパーでは商品のバーコードを一個一個レジに読み取らせますが、ファミリーレストランや飲食店では、レシートを読み取らせると、後は会計方法を選ぶだけという方式が利用されています。

商品登録は手間がかかりミスも発生しやすいことから、ユニクロのように、ICタグのRFIDを使って、商品登録を自動で一気におこなうタイプのレジを採用している企業もあります。

セルフレジのメリット

セルフレジの導入は、人件費削減や待ち時間短縮など、店舗と利用客双方にメリットをもたらします。

人件費削減と業務効率化につながる

セルフレジを導入することで、人件費削減とレジ業務の効率化が期待できます。少子高齢化による人手不足が進行するなか、少ない人員でサービスを維持する生産性向上は、各企業の課題の一つです。

特にフルセルフレジでは、複数台のレジに対して少人数のサポート用従業員という組み合わせで運用が可能なため、大幅な効率化が期待できます。

また、セルフレジでは会計周りのミスの減少も期待できます。現金の出し入れや計算を機械的におこなう仕組みのためです。

待ち時間を短縮できる

セルフレジの導入により、レジ待ちの時間を削減する効果が期待できます。

たとえば、フルセルフレジは従来の有人レジと比べて省スペースなため複数台の設置が可能で、同時に会計できる人数を増やせます。

また、セミセルフレジでは従業員が商品登録をおこない、支払いプロセスは自動精算機でおこないます。

非対面で衛生面に優れる

利用客と従業員の接触を最小限に抑えられるのもセルフレジの特徴です。

特にフルセルフレジでは、商品登録から支払いまですべての作業を利用客自身がおこなうため、対面での接触機会がほとんどありません。

また、キャッシュレス決済と組み合わせることで、現金の受け渡しも減ってより衛生的になります。

セルフレジのデメリット

セルフレジ導入には多くのメリットがありますが、同時にいくつかの課題も存在します。一つひとつ確認していきましょう。

操作に不慣れな人への対応が難しい場合がある

セルフレジは、機械操作に不慣れな方にとって、戸惑ったり時間がかったりする原因になりえます。

特にフルセルフレジでは、商品のバーコード読み取りも利用客がしないとけず、高齢者の方などを中心に、操作に時間がかかるケースも考えられます。


そのため、一部に有人レジを残したり、セルフレジのサポート用従業員を配置する対策などがおこなわれています。

不正利用や商品の読み取り間違いのリスクがある

セルフレジでは「誰も見ていないのではないか」「読み取らせなくてもバレないのではないか」という心理が働きがちで、また非意図的であれ、登録漏れを機械的にチェックするのはなかなか困難です。

そのため、商品登録は従業員がおこなうセミセルフレジ方式にしたり、監視カメラや従業員による見守りが必要となり、完全に無人化しているお店は少ないのが現状です。

レジ待ち解消の効果が限定的な場合もある

セルフレジの導入だけでは、必ずしも期待通りの効果が得られないケースもあります。

たとえば、予算上の制約から十分な台数を設置できない場合や、操作に時間がかかる利用客が多い時間帯は、むしろ待ち時間が増加する可能性もあります。

なお、「急かされている」と感じる利用客がいることから、最近ではゆっくり会計できる「スローレジ」を設置する店舗も登場しています。

セルフレジでの支払い方法

セルフレジでは、現金だけでなく多様な決済方法に対応していて、利用客は自分に合った支払い方法を選べます。

続いては、セルフレジの具体的な支払い手順や決済方法を解説します。

現金での支払い手順

セルフレジでの現金支払いは、一般的に以下のステップでおこないます。

1.商品のバーコードをスキャンしてレジに商品を登録する
2.支払い方法選択画面で「現金」を選ぶ
3.画面に表示された金額を確認する
4.紙幣・硬貨を投入口に入れる
5.釣り銭とレシートを受け取る
6.商品を袋に入れて完了

機種によって細かい手順は異なりますが、セミセルフレジであれば、金額確認以降を利用客側でおこないます。

セルフレジで使えるキャッシュレス決済の一例

セルフレジのキャッシュレス決済では、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応しています。

・クレジットカード:JCB、VISA、Mastercard など
・電子マネー:Suica、nanaco、PASMO など
・QRコード決済:au PAY、PayPay、楽天ペイ など

キャッシュレス決済であれば、ポイント還元で現金よりおトクにお買い物ができたり、小銭の準備が不要になるなどのメリットがあります。

はじめての方におすすめ!au PAYはお店でもネットでも支払える

「便利なキャッシュレス決済を探している」「支払いでポイントをためたい」という方は、au PAYの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

店頭だけでなく、オンラインショッピングや請求書の支払いにも使えて、利用ごとにPontaポイントがもらえます。

au PAYの基本的な使い方

au PAYでの支払いは、スマートフォンがあれば簡単に行えます(auスマホユーザー以外でも利用可)。

セルフレジでの支払い方法は以下の通りです。

1.商品のバーコードをスキャンしてレジに商品を登録する
2.支払い方法選択画面で「QRコード決済」を選ぶ
3.au PAY アプリを起動する
4.表示されたQRコードをスキャン(または店舗側が利用客側のQRコードをスキャン)
5.支払い完了画面を確認

au PAYの特徴や使い方をより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

「au PAY」とは?その特徴とメリット

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/24

au PAYは、通信大手のKDDIが提供するスマホ決済サービス。QRコードをスマホで読み取るだけで決済できる手軽さが特徴です。初期費用・決済手数料・入金手数料すべて0円と導入しやすく、好感度が高いauのTV CMを始め、さまざまなキャンペーンを通じて集客に役立ち、スムーズな決済で効率化・人手不足の対策にもなります。この記事では、au PAYの特徴とメリットについて解説します。

セルフレジでのスムーズな支払い方法

セルフレジでau PAYを使う際のポイントは以下の通りです。

・事前にアプリを起動しておくなど準備しておくと支払いがスムーズ
・残高確認を忘れずにおこなう
・ネットワーク環境のよい場所で利用する

au PAYに限らずQRコード決済サービスの多くは、支払い時にインターネット環境が必要です。そのため圏外や電波が悪い状況だと支払いができないこともあります。

また、残高不足やスマホの充電切れの場合も、QRコード決済が使えないので注意しましょう。

おトクなポイント還元の活用術

au PAYでは税込200円ごとに1Pontaポイントがたまり、1ポイント=1円として利用可能です。

また、店頭で利用するau PAY(コード支払い)以外にも、以下の2つの支払い方法があります。

au PAY(ネット支払い):オンライン上のショッピングやサービスの支払いができる
au PAY(請求書支払い):公共料金や税金などの請求書の支払いができる

支払い方法をau PAYでまとめることで、より効率的にポイントがたまります。

以下の記事では、Pontaポイントのため方のヒントをご紹介しているので「ポイ活をしたい!」という方はこちらも必見です。

au PAYでたまる「Pontaポイント」!ため方やつかい方を解説

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/33

近年普及しつつあるQRコード決済。多くの「◯◯PAY」がそれぞれキャンペーンを実施していて、消費者はよりメリットの大きいQRコード決済サービスに集まります。今回は、通信大手のKDDIが運営するQRコード決済サービス「au PAY」でたまるPontaポイントの仕組みと、店舗側がau PAYを導入するメリットを紹介します。

au経済圏の攻略法!対象サービスやおトクに利用する方法を解説

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/602

au PAYとau PAY カードのように、関連するサービスを使っているとポイント還元率が高まるケースがあります。利用しているサービスをau関連にまとめていくことで、効率的にポイントを集められるメリットがあります。この記事ではauスマホやau PAYをはじめとする「au経済圏」について、サービスの種類、特徴、利用する際のポイントを一挙に紹介していきます。

キャッシュレス決済を始めてセルフレジでスマートに会計を済ませよう

スーパーマーケット、コンビニ、飲食店、ホテルなど業界問わず、セルフレジの導入は着実に進んでいます。

人口減少が当面続く日本では、セルフレジがサービス業の労働力不足を解決するカギになるといえるでしょう。

また、利用客側にとっても、現金の取り扱いがないため支払いがスピーディーで、衛生面にも優れています。

セルフレジはキャッシュレス決済が原則利用できるため、導入店舗を積極的に利用すればポイントをためられる機会も増えるでしょう。

セルフレジとキャッシュレス決済を組み合わせて、より便利におトクにお買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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