QRコード決済で割り勘がもっと便利に
割り勘にQRコード決済を使うことで、金額計算やお金のやりとりの手間から解放されます。
割り勘はきっちりやらないとトラブルに発展してしまうこともあるので、QRコード決済を積極的に利用するのがおすすめです。
■QRコード決済による割り勘とは?
QRコード決済における割り勘とは、「個人間送金」機能のことを指します。
金融機関を経由しないため、現金を必要とせず基本的にはいつでもオンライン上でお金のやりとりができます。
QRコード決済を通じた割り勘をはじめ、利用者や利用シーンが年々広がっています。
また、銀行振り込みであれば時間外手数料や振込手数料がかかりますが、QRコード決済を通じた個人間送金であれば原則手数料が不要です。
銀行振り込みの場合、振り込み結果が反映されるのが翌日になることもしばしばありますが、個人間送金はスピーディーに出金・着金できるのも特徴といえるでしょう。
au PAYの個人間送金ならスマホで簡単にお金のやりとりが可能!
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/820au PAYの「送金」サービスを利用すると、スマホアプリの簡単な操作だけで、迅速かつ安全に友人や家族などの個人間で送金を行えます。割り勘の精算などに便利なau PAYの「送金」サービスや個人間での送金の方法についてご紹介します。
■QRコード決済による割り勘のメリットとは
QRコード決済を使った割り勘には、現金での精算にありがちな面倒な問題を解決できる多くのメリットがあります。
【主なメリット】
・1円単位での送金が可能(端数も正確に精算)
・支払い履歴が残るため、誰が支払い済みか一目瞭然
・深夜でも即時送金できる
・基本的に手数料無料で送金可能
・おつりの計算や現金の用意が不要
たとえば、7人で飲み会の精算をする場合を考えてみましょう。
総額35,000円を割り勘にすると1人当たり5,000円。現金だと「5,000円ぴったりがない」「おつりの計算が面倒」といった問題が起きがちです。
しかしQRコード決済なら、幹事が立て替えた後で参加者が正確な金額を送金できます。
また、アプリに送金履歴が残るため「誰が支払い済みで、誰がまだか」が一目で確認できます。
現金の場合は「支払ったはずなのに記録がない」といったトラブルが起きやすいですが、QRコード決済ならそうした心配もありません。
シーン別QRコード決済の活用法
続いて、シーン別にQRコード決済を通じた個人間送金の活用例を見ていきましょう。
■忘年会や飲み会での精算
年末年始は職場の忘年会や同窓会など、大人数での飲み会が増える時期です。
とくに参加人数が多くなればなるほど、現金での精算は幹事の大きな負担になります。
個人間送金を活用すれば事前に会費を支払ってもらうこともでき、後日の回収の手間も省けます。
当日にもらう現金の総量も減るため、お金を紛失したり盗難されたりするリスクを最小限に抑えられるのもポイントです。
■旅行やイベントの経費精算
旅行やイベントでは、交通費、宿泊費、食事代など複数の支払いが発生します。
その都度現金で精算するのは煩わしく、立て替え分の計算も複雑になりがちです。
QRコード決済の個人間送金なら、以下のような経費をまとめて精算できます。
・新幹線やバスの往復交通費
・ホテルの宿泊料金の事前支払い
・現地での食事代や観光費用
・予約時の事前入金分
■冠婚葬祭、お年玉、お小遣いで活用されるケースも
QRコード決済は、冠婚葬祭やお年玉、お小遣いの送金など、身近な場面でも活用できます。
たとえば、遠方に住む大学生の子どもへの仕送りや、親戚へのお年玉の送金を簡単に行えます。
遠く離れた場所で直接会うのが難しい場合でも、QRコード決済を使えばすぐに送金できるので便利です。
QRコード決済の割り勘機能(送金サービス)の使い方
QRコード決済を使って送金をするにはどうしたらいいのでしょうか。
ここではau PAYを例に個人間送金のやり方を解説します。
■お金を送る方法
au PAYならau PAYユーザー同士の送金が無料で行えます。
お金を送る方法は以下の通りです。
〈ステップ1〉アプリを起動して「送る・受取る」をタップする
〈ステップ2〉送る・受取る画面で「au PAYに送金」をタップする
〈ステップ3〉送金方法(アドレス帳/送金履歴/QRコード/直接入力)を選択する
〈ステップ4〉送金先の名前・金額を入力・確認して送金する
※「送金・出金」サービスは、au PAYアプリ上での本人確認、またはauじぶん銀行との口座連携を行うことでご利用いただけます(※受取り側は不要)。
※回線契約が家族契約等で主契約者ではない場合、本人確認が行えない場合があります(au IDの登録者名が主回線契約者になっている)。その場合は、auショップでの手続きが必要になります。
※法人契約の場合は利用ご利用ができません。
なお、au PAY残高へのチャージ方法には送金・出金が可能なものと不可能なものがあるのでご注意ください。
【au PAY残高へのチャージ方法による送金・出金の可・不可】
送金・出金 可 | 送金・出金 不可 |
---|---|
・auじぶん銀行 ・銀行口座 ・ローソン銀行ATM ・セブン銀行ATM ・Pontaポイント ・ローソン店頭 ・auショップ ・au PAYスマートローン | ・auかんたん決済 ・クレジットカード ・au PAYギフトカード |
■ お金を受取る方法
QRコードやURLを使ってお金を受取る際には、受取る側のスマホで操作が必要です。
【QRコードで送金を受け取る場合】
〈ステップ1〉アプリを起動して「送る・受取る」をタップする
〈ステップ2〉送る・受取る画面で「QRコード表示」をタップする
〈ステップ3〉受取る金額を入力してQRコードを表示する
〈ステップ4〉送る側がQRコードを読み取って送金する
なお、au PAY アプリ内で送金情報を送るためのURLを生成することもできます。
例えば、飲み会の幹事がそのURLを複数人宛てにメールやLINEのグループチャットで送信すれば、集金の手間を抑えられます。
QRコード決済での割り勘に関するよくある質問(FAQ)
最後に、QRコード決済の割り勘に関する疑問を解消しましょう。よくある質問をご紹介します。
■割り勘の送金でもポイントはたまる?
基本的に、個人間の送金・受取はポイント還元の対象にはなりません。
■割り勘の送金手数料はかかる?
送金サービスに対応しているQRコード決済サービスのほとんどは、送る側も受取る側も基本的に手数料は発生しません。1円単位でも手数料無料で送金できます。
■割り勘で送金できる金額の上限はある?
利用する決済サービスによって上限は異なりますが、近年の個人間送金の需要が高まっていることから、上限額の見直すQRコード決済サービスも増えています。
au PAYも2024年9月から送金上限額を50,000円/1回、50,000円/月に引き上げ、より使いやすくなりました。
■受取人が違う決済アプリを使っている場合は送金できる?
原則、個人間送金ができるのは同一の決済サービス間のみとなっているケースがほとんどです。
その場合、違う決済アプリを使用している相手には送金できないので注意しましょう。
割り勘で、複数人に一括で送金することはできる?
複数人に一括で送金できる機能を搭載している決済サービスはほとんどありません。
au PAYの場合も、1送金手続きに対して複数のアカウントにお金を送ることはできません。
ただし、au PAY アプリ内で支払い依頼のURLを作成する便利な機能が用意されているので、ご活用ください。
■割り勘で、全員がQRコード決済を使えない場合はどうすればいい?
QRコード決済を使えない方には、現金で対応してあげるとよいでしょう。
QRコード決済は利用のための審査や入会金が不要なため、「次回からはQRコード決済で統一しましょう」と提案してみるのもおすすめです。
■割り勘の送金で、セキュリティ面で気をつけることは?
QRコード決済での送金は便利な反面、「目に見えないお金のやりとり」となるため以下の点などに注意しましょう。
・送金前に相手に間違いがいないか必ず確認する
・表示された金額が正しいかダブルチェック
・知らない相手から送られてきたURLやQRコードは開かない
・アプリのパスワードは定期的に変更
・不審な取引があれば即座に報告する
とくに飲み会など大人数での精算時は、混乱しがちです。
慌てずに1件1件確認しながらお金のやりとりをするとよいでしょう。
QRコード決済ならスマートに割り勘ができる
「手持ちの現金が足りない…」
「現金を数えるのが面倒…」
「立て替えたお金が戻ってこない…」
「お金を受取ったかどうかあやふや…」など、
QRコード決済なら割り勘のそんな悩みをスマートに解決できます。
手数料もかからず、24時間いつでも送金できるのは、QRコード決済のメリットです。
割り勘に限らず、仕送りやお年玉など日常生活でぜひQRコード決済の個人間送金を使ってみてください。