au PAYは前払い・後払い両方に対応
au PAYでは、au PAY 残高にポイントをチャージして、それを決済に用いる前払い方式の使い方が基本ですが、クレジットカードやキャリア決済と連携することで、後払い方式にも対応しています。
前払いのチャージ方法は、auかんたん決済/クレジットカード/Pontaポイント/現金など豊富に用意されています。au携帯回線をお持ちであれば、auかんたん決済を利用すると、お支払いをまとめられて便利です。
au PAY 残高にチャージ(入金)する7つの方法!上限や利用条件に注意
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/25au PAYは、QRコードを読み取るだけでかんたんに会計できるスマホ決済。au PAYは前払い方式なので、事前にau PAY 残高にチャージ(入金)する必要があります。au PAYのチャージ方法は、auかんたん決済/クレジットカード/Pontaポイント/現金など7種類。特徴や利用条件、上限金額が異なりますので、自分にあったチャージ方法を選びましょう 。また、店舗のオペレーションにあたっても、お客さまがレジで残高不足だった際に、どのようなチャージ方法があるかを把握しておくと役立つでしょう。
au PAY カードは、KDDIが提供するクレジットカードで、月々の携帯料金や公共料金、Amazon・楽天市場などのネットショッピングの支払いをau PAY カードにすることで、おトクにポイントがたまります。
au PAYとau PAY カードを連携させることで、チャージする際とau PAYで決済する際のダブルでポイントがたまるメリットがあります。
「au PAY カード」とは? au PAYの残高チャージに使うとおトク!
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/22au PAY カードは年会費無料で、auユーザーならさらにポイントがたまるクレジットカード。au PAYの残高チャージに使うと、ダブルでポイントがたまるメリットがあります。ポイントをためる方法と使い方、au PAY プリペイドカードとの違いについてご説明します。もちろんau PAY カードは、auユーザーでなくてもご利用できます。
クレジットカードとQRコード決済の使い分け
キャッシュレス決済が普及してきたと言っても、実際には現金・クレジットカード・QRコード決済が場面場面で使い分けられています。
日本クレジットカード協会の調査によれば「お店での支払いにおいて、どのようにキャッシュレスツールを利用しているか」を聞いたところ、回答者の40%が「現金とキャッシュレス決済を使い分けている」と答えています。
一般にクレジットカードやQRコード決済を利用すると、ポイント還元がある分、現金よりおトクにお買い物ができます。しかし、大雑把には高額決済ではクレジットカード、少額決済ではQRコード決済や現金という使い分けがされてきました。
少額決済の現場では、導入費用や決済手数料のハードルから、クレジットカード決済が使えなかったり、都度カードを差し込んでサインをするのは煩わしいなどの事情が考えられます。
また、クレジットカードで利用上限額があるように、QRコード決済にもチャージの上限があることは、理解しておくと良いでしょう。au PAYの場合、支払一回あたり25万円(税込)という上限のほか、au PAYカードからのチャージでは
・チャージ一回あたり10万円
・月間で最大25万円まで
という上限が設定されています。
年々キャッシュレス化比率が高まっていますが、当面は現金とキャッシュレス両方が使われる時代が続きます。例えば、高価な商品・サービスではクレジットカードが使われやすいと言われてきました。少額決済に向くQRコード決済も普及してきた今、現金とキャッシュレスがどう使い分けられ、店舗側はどう対応すればよいか確認しましょう。
お店から見たau PAY後払いのメリットとは
au PAYでクレジットカードやキャリア決済を活用して後払いを利用している場合のお店側のメリットは、クレジットカードのメリットに近いと考えられます。キャッシュレス化に伴う業務効率化、不正や盗難リスクの軽減、現金を取り扱わない衛生対策などは共通ですが、特に客単価の向上が期待できます。
客単価向上の施策としては、顧客が購入しようとしてる商品に別の商品も提案する「クロスセル」、顧客が購入しようとしているより上位のプランを提案する「アップセル」などは、マーケティングの基本です。
例えば、カメラを購入しようとしているお客さまに保護ケースやSDカードなども提案するのはクロルセルであり、マッサージでサービスがよい分値段が高いプランを提案するのはアップセルです。
いずれも、顧客が購入しようと思っているより高額の商品・サービスを提案することになるので、「今手持ちがないから」と断られてしまう可能性があります。
au PAYの後払い方式は、手持ちがなくても購入でき、またクレジットカード単体で決済するより、ポイント的におトクな選択肢として、覚えておいていただければ幸いです。