トップへ戻る

準備で差が出る!飲食店のイベントを成功させるための方法

準備で差が出る!飲食店のイベントを成功させるための方法

記念イベントやワークショップなど、集客のためのイベントを開催している飲食店は数多くあります。しかし、実際にイベントを開催したものの思うようにいかなかった経験のある飲食店経営者も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、飲食店でのイベントの成功確率があがる準備や企画方法を詳しくご紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約2~3分で読めます。


記念イベントやワークショップなど、集客のためのイベントを開催している飲食店は数多くあります。しかし、チェーン店や大手と比べ、個店の場合は企画・運営のノウハウがたまりにくい側面があるかもしれません。

・なんとなく思いつきで開催している
・告知が不十分で集客が伸びなかった
・当日の段取りが悪く、お客さまに満足いただけなかった

など、実際にイベントを開催したものの思うようにいかなかった経験のある飲食店経営者も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、飲食店でのイベントの成功確率があがる準備や企画方法を詳しくご紹介します。

飲食店イベントでありがちな落とし穴

期間限定メニューの提供や料理教室など、飲食店がおこなうイベントはさまざまですが、企画・準備・当日の運営の流れそれぞれのフェーズで、不十分な要素があるとイベントは成功しません。

たとえば企画はよくても告知が不十分なケースでは集客が不十分になり、企画・告知が十分でも当日の運営が拙いと不満を持たれてしまうでしょう。

こうした機会損失は表に現れないことがあり気づくのが遅れがちですが、逆に言えば、意識的に改善することで差が出る部分でもあります。

イベント企画の進め方と注意点

イベントの成功を判断するには、目的や目標が必要です。それによって、必要な予算や工数、準備が明確になり、効果的なイベント企画が実現します。

ここでは、イベントの目的設定から、具体的な目標の設定、そして顧客視点での企画立案まで、企画段階での重要なポイントについて解説します。

実施目的を一言で答えられるようにする

イベントの目的を明確にしましょう。売上アップ、新規客獲得、常連客への還元など、一言で答えられるように設定します。

【具体例】
企画目的
オープン記念イベントお店の存在をできるだけ多くの人に認知してもらうため
周年イベント常連さんに日々の感謝を伝えて、お店に対するカスタマーロイヤリティを高めるため
体験型イベントお店の魅力を最大限に伝え、お客さま同士の交流を深めるため

目的が曖昧だと、イベントの魅力が伝わりません。明確な目的を設定することで、方向性がはっきりします。

目的に応じた目標値を設定する

売上アップ、新規客獲得、常連客への還元など、目的に応じて対応する目標の指標が決まります。

具体例:
・目標来客数:100人
・目標売上:20万円

目標が決まれば、そこから逆算してイベント規模や告知方法が導き出せます。これにより、必要な予算や準備内容が明確になります。

顧客視点で企画を考える

イベントを企画する際、つい自分たちの「できること」「やりたいこと」「慣れていること」で実施内容を決めてしまいがちです。

お客さんが満足する企画になっているかという視点でチェックしてみると良いでしょう。

飲食店イベントは準備をしっかりできるかがカギ

企画内容が決まったら、人材の確保や食材の手配、告知活動などの準備を進めていきます。

イベント規模にもよりますが、2~3ヶ月ぐらい前から準備を始められるといいでしょう。

以下の例のように、いつまでに何の準備が必要か書き出してみると、意外とやることが多いことに気づくのではないでしょうか。

【3ヶ月前】
・イベントの企画(日時、目的、ターゲット、予算等)を決定
・必要スタッフ数の見積もり→既存スタッフの稼働状況確認、ヘルプスタッフの手配
・店内レイアウトの検討
・必要備品(機材、消耗品等)のリストアップ
・使用する食材の概算発注量の算出
・通常営業とは違う料理を提供する場合は新しい仕入れ先の選定
・告知計画(SNS、チラシ、店頭ポップなど)の立案

【1~2ヶ月前】
・事前の計画に沿って告知を開始
・スタッフへの事前打ち合わせ

【2週間前】
・最終的な来場者数の予測
・スタッフシフトの最終調整
・会場レイアウトの最終確認
・必要備品の最終確認
・食材の最終発注量の確認

【1週間前~直前】
・会場設営
・食材の最終発注、手配
・当日の流れや役割分担など、スタッフとの最終確認

もちろんお店の規模や集客する人数などによっても、準備のプロセスは違います。

ただ、どんなイベントにおいてもスムーズな運営のためには、余裕をもって準備を進めていくことが大切です。

告知・宣伝はやってやりすぎることはない

準備段階のなかでも特に重要なのが告知・宣伝活動です。

たとえ小さなイベントでも、告知はしっかりおこないましょう。

告知期間が長ければ長いだけ多くのお客さまにリーチできるため、遅くとも1ヶ月前には告知を始めておくべきです。

【宣伝媒体の一例】
・店頭告知(口頭やPOPなど)
・SNS投稿
・SNSダイレクトメッセージ
・LINE/メルマガ
・メディア(地方新聞、地元フリーペーパー、地域ウェブメディアなど)

無料で利用できる媒体も多いので、積極的に活用しましょう。

告知のひな型を一度つくってしまえば、さまざまなシーンで利用できるので手間もそこまでかかりません。

繰り返しになりますが、複数の手法で宣伝をするためにも、早い段階でイベントの詳細を決めることが大切です。

やりっぱなしにせず、次につながるアクションを必ずする

イベントやセール、キャンペーンを実施した経験がある方は、どれくらい振り返りをおこなっているでしょうか?

例年おこなうようなイベントであれば、良かった点悪かった点など振り返って、来年に活かしましょう。

また、イベント時にアンケートを実施するのも効果的です。

何をきっかけに参加したか、どの媒体でイベントを知ったか、どんなところがよかったのかなどを聞けば、それがイベントのノウハウとして着実に蓄積されていきます。

飲食店のイベントアイデア集

最後に、飲食店イベントを考える際のヒントになる、アイデア集をご紹介します。

オープンして間もないなら「おトク感」で勝負

おトク感を全面に出したイベントは、新規客の獲得につながりやすい手法です。

「人気看板メニューが○○円引き」「○名さま以上のディナー利用で○%オフ」等で、訴求したいメニューや集客を伸ばしたい時間帯に合わせたイベントを実施しましょう。

特にオープンして日の浅いお店は、まずは多くのお客さまに来店してもらうためにも価格訴求は有効です。

たとえイベント単体で赤字でも、それをきっかけにお店を認知しリピーターになってもらうことで、長期的には十分メリットを出せるとも考えられます。

インパクト重視のあるイベントを企画して、初来店のきっかけをつくりましょう。

ファンづくりのための「体験型イベント」

料理教室や試飲会、ワークショップといった体験型イベントは、お店とお客さまの関係を深め、ファンづくりにつながります。

・ファミリー層をターゲットにしたお寿司のにぎり方教室
・地酒の試飲会や日本酒の利き酒大会
・各国の文化や料理を体験できる世界旅行気分を味わえるイベント
・映画や本、ゲームなどの作品とタイアップしたコンセプトイベント
・お笑いイベントや寄席と飲食のコラボイベント

さらに、お客さま同士のコミュニケーション活性化につながりやすいのも体験型イベントのメリットです。

お店の認知度を上げるなら「SNS連動型イベント」

SNSと連動させたイベントは、お店の認知度アップに有効です。

たとえば、店名のハッシュタグをつけた料理写真を投稿してくれた方のなかから抽選でクーポンやプレゼントを進呈するといった具合です。

また、お店や料理にまるわるクイズを出題し、来店時に正解するとお会計から割引をするなどのアイデアも考えられます。

SNS連動型イベントは労力や費用が比較的かからないため、気軽に実施しやすいのもメリットといえるでしょう。

既存客のお店愛を育てるなら「周年イベント」が定石

周年イベントは飲食店イベントの代表格です。

お客さまに価値を還元し、お店へのロイヤリティを高めることが主な目的です。

過去の人気メニューを復刻する、元祖メニューを特別価格で提供する方法もあります。

日ごろの感謝を伝えるため、お客さまへのオリジナルノベルティを用意するのも喜ばれるでしょう。

売上平準化なら「限定イベント」が効く

立地などの影響から日によって集客にばらつきがあるお店は、曜日・時間限定のイベントで、売上の平準化を図りましょう。

「○曜日限定!ドリンク一杯無料」や「○〜○時はハッピアワー!ドリンク8%オフ」といったイベントで、集客が鈍る曜日や時間に限定開催します。

イベント開催は飲食店の売上・客数アップにつながる

イベント開催は、飲食店の活性化に有効な施策です。

企画するうえでのポイントは、企画・準備・当日の運営の大きく3点です。

日ごろの営業で忙しいなかでも、このポイントを抑えて効果的なイベント運営を心がけましょう。

なお、QRコード決済のau PAYでは、加盟店向けサービス「au PAY グロースパック クーポン」を提供しています。

月額550円(税込)で、全国のau PAYユーザーにお店独自のデジタルクーポンを配信できます。もちろん、お店周辺のみに配信するといったターゲティングも可能です。

「集客力向上や売上アップを図りたい」というお店は、ぜひau PAY グロースパック クーポンをご検討ください。

「au PAY グロースパック」とは?au PAYの加盟店向け新サービスを徹底解説

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/713

2022年10月から、au PAYに新たな加盟店向け集客支援サービスが加わりました。その名も「au PAY グロースパック」。加盟店が自由にクーポンの値引き額や利用可能時間を設定し、即座に発行できる新サービスです。



この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。(商標について
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

集客力アップが期待できるキャッシュレス決済なら「au PAY」

KDDIが提供するau PAYは、導入費用・入金手数料がすべて無料。導入コストゼロで始められるだけでなく、約3,770万人(2025年7月時点)の会員数を保有し、専用アプリの店舗検索にもお店が表示されるので集客力アップも期待できます。

※コード決済手数料は2.6%です。 決済合計額に、決済手数料率を乗じて計算された手数料の金額に、消費税10%を加算した額をお支払いいただきます。

関連するキーワード


#販促・集客 #飲食

関連する投稿


クーポンは配信後が勝負! 使ってもらう工夫を実例とともに紹介

クーポンは配信後が勝負! 使ってもらう工夫を実例とともに紹介

集客・売上アップのためにクーポンを配信しているけど、なかなか利用してもらえない……」とお悩みではありませんか? 本記事では、au PAY グロースパッククーポン(有料) の利用率を上げるための実践的なテクニックを分かりやすく解説します。さらに、実際にau PAY グロースパッククーポンによって集客・販促効果がアップしたお店の具体例もご紹介。クーポンを配信するだけで終わりにせず、来店につなげるコツを学びましょう。


マネするだけでOKなクーポンの作り方! 配信タイミングや割引率などおすすめの設定を紹介

マネするだけでOKなクーポンの作り方! 配信タイミングや割引率などおすすめの設定を紹介

「au PAY グロースパッククーポンで集客を始めたいが、どうやってどんなクーポンを作ればいいのか分からない」とお悩みではありませんか? 本記事では、au PAY グロースパッククーポンの入門ガイドとして、デジタルクーポンの基本的な作り方や、おすすめの設定方法などを分かりやすく解説します。


いま見直したい店舗の台風対策!ハード・ソフト面から備える実践ポイント

いま見直したい店舗の台風対策!ハード・ソフト面から備える実践ポイント

台風シーズンが近づく今、店舗の備えは万全ですか? 激しい風雨による被害は、看板や設備の破損だけでなく、営業機会の損失にもなりかねません。本記事では、什器や浸水の備えといったハード面に加え、営業判断や連絡体制づくりなどソフト面の対策まで、すぐに実践できる台風対策をご紹介。安全確保はもちろん、被害を最小限に抑えながら、早期の営業再開につなげるための台風対策をお届けします。


帰省シーズンはキャッシュレス対応がカギ!お客さまの「買いたい」を逃さないためには?

帰省シーズンはキャッシュレス対応がカギ!お客さまの「買いたい」を逃さないためには?

お盆などの帰省シーズンは、普段は来店しないお客さまが地域に集まる貴重なタイミング。このような特別なにぎわいを新たなお客さまとの接点づくりや売上アップにつなげるには、店舗側の工夫が欠かせません。本記事では、キャッシュレス決済を活用して、スムーズに買い物できる環境を整える方法や、短期滞在の方にも手に取ってもらいやすい価格、商品づくりのポイントを解説。帰省中のお客さまの「買いたい」気持ちを逃さない工夫をご紹介します。


売上につながる動きの流れをつくる!店舗の動線設計アイデア

売上につながる動きの流れをつくる!店舗の動線設計アイデア

店舗の売上を左右するのは、立地や商品だけではありません。お客さまが、どこで立ち止まり、何に目を留め、どんな商品を手にとるか。こうした店内での“動きの流れ”、いわゆる動線設計が売上に直結するカギとなります。本記事では、店舗の動線の基本的な考え方やすぐに実践できるレイアウトの工夫、回遊性を高めるアイデアなどをご紹介します。


最新の投稿


【2025年8月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

【2025年8月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

au PAYでは割引クーポンやポイント還元など、毎月おトクなキャンペーンを開催しています。こちらでは2025年8月開催のキャンペーンをまとめて紹介!新情報は追加・更新していきます。


最大5%割引!平和台ホテルの対象店舗で使える au PAY クーポン(2025年10月14日まで有効)

最大5%割引!平和台ホテルの対象店舗で使える au PAY クーポン(2025年10月14日まで有効)

平和台ホテルの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回3,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:1,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大5%割引!かきこやの対象店舗で使える au PAY クーポン(2025年9月30日まで有効)

最大5%割引!かきこやの対象店舗で使える au PAY クーポン(2025年9月30日まで有効)

かきこやの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大5%割引クーポン(割引上限:200円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


最大20%割引!【平日限定】ウジエスーパー美田園店で使える au PAY クーポン(2025年8月22日まで有効)

最大20%割引!【平日限定】ウジエスーパー美田園店で使える au PAY クーポン(2025年8月22日まで有効)

【平日限定】ウジエスーパー美田園店にてau PAY(コード支払い)で1回1,500円(税込)以上のお支払いで使える最大20%割引クーポン(割引上限:500円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


au PAY ふるさと納税、最大42%ポイント還元のチャンス!「真夏の大還元フェス」を開催

au PAY ふるさと納税、最大42%ポイント還元のチャンス!「真夏の大還元フェス」を開催

auコマース&ライフは、2025年8月4日から9月1日までの期間、KDDIが運営する「au PAY ふるさと納税」において、最大42%を還元する「真夏の大還元フェス」を開催。実施中のキャンペーンや特典とあわせると合計最大59%還元となります。


au PAY 法人さま向けお問い合わせ窓口 導入のご相談・お問い合わせ