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【2024年版】電子マネーおすすめ9選!ここから選べば間違いなし

【2024年版】電子マネーおすすめ9選!ここから選べば間違いなし

Suica、PASMO、WAON、楽天Edy…。電子マネーにはさまざまなサービスがあり、これからつかい始めようとする方には「どれを選べばいいのかわからない」という方も少なくないでしょう。そこでこの記事では、電子マネーの選び方を徹底解説します。電子マネー選びのポイントや2024年のおすすめ電子マネーサービス、さらにほかのキャッシュレス決済との違いもわかりやすく紹介します。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


電子マネーとは?

電子マネーとは、現金を使わずにデジタルデータとして取引をおこなうキャッシュレス決済を指します。電子マネーでは、専用の磁気カードやICカード、スマートフォンアプリを使って決済します。

電子マネーは発行主体によって以下に分類されます。

・流通系電子マネー(例:WAON、nanaco)
・交通系電子マネー(例:Suica、PASMO)
・クレジットカード系電子マネー(例:楽天Edy、iD、QUICPay)

支払い方法は主に前払い(プリペイド)で電子マネーをチャージする方式ですが、クレジットカードと連携した後払いや、連携口座からの即時払いに対応したサービスもあります。

電子マネーの特徴としては、その簡便性と利便性が挙げられます。カードやスマホをかざすだけで決済でき、登録や審査が不要なため、誰でも利用可能です。

電子マネーとは?主な種類と利用するメリット

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/888

電車やコンビニなど、現金ではなくカードやスマホアプリで支払うシーンが増えています。電子マネーは、支払いタイミングによって前払いのプリペイド型、後払いのポストペイ型、即時払いのデビット型の3種類、また発行主体によってコード決済系・交通系・流通系・クレジットカード系の4種類に分類されます。電子マネーの種類とそれぞれの特徴など、電子マネーとはなにかご説明します。

電子マネーとほかのキャッシュレス決済との違い

キャッシュレス決済には、電子マネー以外のもいろいろな種類があります。それぞれ特徴があり、まとめると以下のような点が異なります。

 支払い方法支払い形態
電子マネー前払い型(プリペイド)カードやスマホを読取端末にかざす
クレジットカード後払い型(ポストペイ)カードを読取端末に差し込んだり、かざしたりする
デビットカード即時払い型カードを読取端末に差し込んだり、かざしたりする
QRコード決済前払い型、後払い型などQRコード決済をカメラで読み取る

電子マネーとクレジットカードの大きな違いは、支払いタイミングにあります。

電子マネーがあらかじめ現金をチャージする前払い型が主流なのに対し、クレジットカードは基本的に後払い型で利用後にまとめて代金を支払います。また、クレジットカードはサインや暗証番号の入力が必要で、この点はデビットカードも原則同じです。

電子マネーやクレジットカードでは、カードやスマホに内蔵されたICチップを通じて決済情報をやりとりします。

一方、QRコード決済は他のキャッシュレス決済手段と異なり、QRコードやバーコードを通じて決済を行います。

電子マネーのメリット・デメリット

電子マネーを利用する前にメリット・デメリットを改めて整理します。

メリットデメリット
・審査なしで誰でも気軽に利用できる
・事前チャージならつかい過ぎを防げる
・非接触で衛生的
・ポイントがたまるサービスもある
・都度チャージが必要
・チャージ上限額が低め
・利用できる店舗数は少なめ

電子マネーはクレジットカードと違って審査が不要なので、誰でも気軽に利用できるのが大きなメリットです。

前払い方式なのでつかい過ぎの心配も少なく、流通系などではおトクなポイントもためられます。

支払いがスピーディーなことも電子マネーの大きな魅力。専用の読取り端末にかざすだけで決済が完結するため、お金を数える時間やお釣りをもらう時間を省けます。

一方で、事前チャージが必要な点は電子マネーのデメリットといえるでしょう。

また、一旦チャージしてしまうと払い戻しできないサービスもあるので、入金の際は注意が必要です。

さらに、電子マネーは、クレジットカードやQRコード決済と比べ導入店舗数が少ない傾向にあります(経済産業省「キャッシュレス決済 実態調査アンケート 集計結果」2021年)。

電子マネーの選び方

電子マネーの種類は数多く、選択の際にはその特性と自身のライフスタイルを考慮することが大切です。続いては、電子マネーを選ぶ際のポイントを紹介します。

よく利用するお店やサービスでつかえるか

ご自分が頻繁に利用するお店やサービスでつかえる電子マネーを選ぶことが大切です。

たとえば、日常的に電車を利用するならSuicaやPASMOなどの交通系ICカード、特定のスーパーでよくお買い物をするならその店舗が発行している電子マネーがおすすめです。

利用可能店舗数が多いか

上記の点にくわえて、利用できるお店や利用可能スポットの単純な多さも判断基準のひとつ。

電子マネーサービスによって、つかえるお店はさまざまで、利用可能店舗数も異なります。

利用できるスポットや施設が多ければ多いほど、それだけ電子マネーを利用できる機会が広がります。

ポイント還元率が高いか

ポイント還元がない電子マネーが多いものの、一部にはポイント還元されるサービスがあります。

クレジットカードやQRコード決済と比べると還元率は全体的に低めではあるものの、せっかく利用するならポイント還元率が高いものを選ぶといいでしょう。

また、特定の店舗でのみ還元率がアップする電子マネーもあるので、上手に利用することでさらにおトクにお買い物や食事、移動を楽しめます。

支払い方法が複数用意されているか

電子マネーは現金で事前チャージをする方式が一般的ですが、クレジットカードと紐づけて自動でチャージをすることもできます。

オートチャージ機能を付帯できる電子マネーなら、チャージの手間を省いて、より便利にキャッシュレス決済を利用できるでしょう。

2024年おすすめの電子マネー9選

電子マネーの選び方の基準がわかったところで、おすすめの電子マネーサービスを見ていきましょう。

Suica

SuicaはJR東日本が発行する交通系ICカードで、鉄道やバスのほか、コンビニエンスストアや飲食店など幅広い店舗で利用可能です。通勤・通学に使っているなら、電子マネーをSuicaにまとめられる点がメリットで、Apple PayやGoogle Payにも対応しており、スマートフォンを通じて決済する「モバイルSuica」も人気です。

ポイントの種類:JRE POINT(JRE POINT WEBサイトへの登録が必要)
ポイント還元率:通常0.5~1.0%(2024年5月時点)
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:20,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:163万店舗(2023年3月時点)
公式HP:https://www.jreast.co.jp/suica/

WAON

WAONはイオングループが提供する電子マネーで、同グループのスーパーマーケットや専門店などで利用可能です。食品の購入など、イオングループの利用頻度が高い方は、ポイントがたまりやすい点がおすすめです。

また、ローソンやファミリーマートなどのコンビニでも支払えます(セブン‐イレブンは利用不可)。Suica同様、Apple PayやGoogle Payにも対応しているので、物理的なカードなしにスマホだけで決済可能です。

ポイントの種類:WAON POINT
ポイント還元率:通常0.5~1%(2024年5月時点)
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:最大50,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:約137万1千ヵ所(2024年4月時点)
公式HP:https://www.waon.net/

PASMO

PASMOは、首都圏の公共交通機関が共同で発行している電子マネーです。首都圏だけでなく、近畿や東海、北海道など全国各地の交通機関でも利用できます。

またPASMOは独自のポイントシステムをもたないのも特徴です。東京メトロや東急電鉄など各公共交通機関がそれぞれのポイントを付与しており、電車に乗るだけでポイントがたまるメリットがあります(別途登録が必要)。

【PASMOでたまる主なポイント】
メトポ:東京メトロ路線の利用状況に応じてランクが決まり、会員ランクに応じたポイントが付与される。
TOKYU POINT:東急線のPASMO定期券の購入に対してポイントが付与される。
SEIBU Smile POINT:西武線の利用に対してポイントが付与される。

ポイントの種類:メトポ、TOKYU POINT、SEIBU Smile POINTなど
ポイント還元率:サービスによって異なる
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:20,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:非公表
公式HP:https://www.pasmo.co.jp/

nanaco

セブン‐イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループの店舗で利用できるnanacoは、お買い物ごとにnanacoポイントがたまります。

電子マネーはポイント還元キャンペーンが少ない傾向にありますが、なかでもnanacoはポイントアップのキャンペーンが充実しています。利用可能店舗によく足を運ぶという方には、おすすめの電子マネーといえるでしょう。

ポイントの種類:nanacoポイント
ポイント還元率:通常0.5~1%(2024年5月時点)
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:50,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:125万店以上(2024年5月時点)
公式HP:https://www.nanaco-net.jp/

楽天Edy

楽天Edyは、楽天が提供する電子マネーです。幅広い楽天のサービスと連携し、楽天ポイントがたまるのが特徴です。主要コンビニ3社のほか、イトーヨーカドーやサミット、アピタなどのスーパーでも利用可能です。特に楽天カードを使っている方は、クレジットカードの利用でも、日常のお買い物でもポイントをためる機会がある点がメリットです。

ポイントの種類:楽天ポイント
ポイント還元率:通常0.5%(2024年5月時点)
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:50,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:100万ヵ所以上(2022年6月時点)
公式HP:https://edy.rakuten.co.jp/

majica

majicaは国内のドン・キホーテ、アピタ、ピアゴなどで利用できる電子マネーです。利用状況に応じたランク制度が設けられているのが特徴で、最上位のプラチナ会員になると最大5%のポイント還元を受けられます。ポイント還元率が高いことから、頻繁に利用する人におすすめです。

ポイントの種類:majicaポイント
ポイント還元率:会員ランクに応じて1~5%(2024年5月時点)
オートチャージ機能の有無:あり
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:49,000円(2024年5月時点)
利用可能ヵ所:非公表
公式HP:https://www.majica-net.com/

iD

iDはドコモが提供する電子マネーで、スマホやiD対応カードを通じて支払います。

前払いや即時払いとして一部利用可能なものの、原則後払いを前提とした電子マネーである点がほかのサービスと異なります。

また、独自のポイントプログラムはなく、iD付帯カードに準ずるポイントがたまります。

クレジットカードもICカード搭載のタッチ決済対応型に切り替わりつつありますが、それ以前のカードをお持ちの方は、iD経由でタッチ決済化できる点がメリットです。

ポイントの種類:なし
ポイント還元率:付帯カードによる
オートチャージ機能の有無:即時払いまたは後払いのためなし
支払い形態:スマホ、ICカード
チャージ上限額:即時払いまたは後払いのためなし
利用可能ヵ所:230万台以上(2024年5月時点)
公式HP:https://id-credit.com/index.html

QUICPay

QUICPayはJCBが提供する電子マネーです。iD同様、対応するカードと連携して利用します。

たとえば、QUICPayに対応したプリペイドカードやクレジットカードを手持ちのスマホで連携させることで、スマホを通じて決済ができます。

QUICKPayなら、暗証番号を入力したり、財布からカードを出したりせずに、支払いを済ませられることがメリットです。

QUICKPayは、前払いのプリペイドカード、即時引き落としのデビットカード、後払いのクレジットカードと、幅広い支払い方法に対応している点がメリットです。

ポイントの種類:なし
ポイント還元率:付帯カードによる
オートチャージ機能の有無:なし
支払い形態:スマホ
チャージ上限額:-
利用可能店舗数:246万ヵ所以上(2023年9月末時点)
公式HP:https://www.quicpay.jp/

Visaのタッチ決済

Visaのタッチ決済は、キャッシュレス決済の国際ブランド、Visaカードに付帯する電子マネー機能です。

後払いのクレジットカードだけでなく、Visaのタッチ決済機能が付いたプリペイドカードもあります。国際ブランドのため、国内外のVisa加盟店で利用できるという大きなメリットがあります。

QUICKPay同様に、Visaのタッチ決済も前払いのプリペイドカード、即時引き落としのデビットカード、後払いのクレジットカードの3種類の支払いタイプに対応しています。

独自ポイントはなく、ポイント還元率は発行主体によって異なります。

ポイントの種類:なし
ポイント還元率:発行主体による
オートチャージ機能の有無:なし
支払い形態:ICカード、スマホ
チャージ上限額:-
利用可能店舗数:180万ヵ所以上(2023年3月末時点)
公式HP:https://www.visa.co.jp/

電子マネーをついに越した!QRコード決済が急速に普及した理由

電子マネーは2000年前後からさまざまなサービスが登場し、その手軽さから多くの人に利用され、キャッシュレス決済普及の火付け役となりました。

それから20年以上がたち、キャッシュレス決済の種類も多様化しています。特にQRコード決済はここ数年、急速にユーザー数・利用可能店舗数を伸ばしています。

経済産業省が発表した2023年のキャッシュレス決済関連データ(参照)によると、電子マネーの決済総額が6.4兆円なのに対して、QRコード決済は10.9兆円となっています。

QRコード決済が電子マネーを大きく超え、その存在感は日ごとに増すばかりです。

QRコード決済がここまで急速に普及した理由は、大きく2点。ひとつは、ユーザーに対するポイント還元率の高さです。電子マネーと比較して、QRコード決済はポイントの還元率が高く、さらにキャンペーンも豊富に行われます。

2つ目の理由は、加盟店側の導入負担が少ない点です。いくらQRコード決済のユーザーが増えても、つかえるお店が少なければ社会全体としてサービスは普及しません。

その点、QRコード決済はお店専用のQRコードを掲示しておくだけで導入ができるため、初期費用がかかりません(電子マネーは専用の読取端末が必要)。

この2点以外にも、コロナ禍を通じて非接触型決済のニーズが高まった、スマホだけで決済ができるので財布がいらない、といったメリットもあります。

キャッシュレス決済サービスを探している方は電子マネーにくわえて、急成長を遂げたQRコード決済の利用も検討してみてはいかがでしょうか。

電子マネーにかんするよくある質問(FAQ)

最後に電子マネーにまつわる質問に回答していきます。

電子マネーのチャージ方法にはどのようなものがありますか?

電子マネーのチャージ方法は、現金やクレジットカードなどが代表的です。また、サービスによっては銀行口座やポイント、外貨からチャージできるものもあります。

電子マネーのポイント還元率はどれくらいですか?

種類によってさまざまですが、0.5~1.0%くらいが一般的です。

電子マネーをスマホでつかえますか?

可能です。FeliCa、おサイフケータイなどの機能を搭載しているスマホであれば、カード不要で電子マネー決済ができます。

【5分でわかる】NFCとは?仕組みや活用シーンをわかりやすく解説

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/926

「NFC」とは、端末をかざすだけでデータ通信できる技術のこと。スマホやキャッシュレス決済の普及により、NFCの技術が注目され始め、今や私たちの生活に欠かせない存在となっています。 今回は、そんなNFCについて仕組みや活用例などをくわしく解説します。FeliCaやおサイフケータイとの違い、NFCがキャッシュレス決済に及ぼす影響などについてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

学生におすすめの電子マネーはありますか?

学生の方には、SuicaやPASMOなど交通系の電子マネーが便利です。発行前の審査がなく、定期券と一体型なので、普段の通学にもつかえます。

海外でもつかえるおすすめの電子マネーはありますか?

Visaのタッチ決済なら海外のVisa加盟店で利用できるのでおすすめです。

電子マネーはキャッシュレス決済を手軽につかいたい方におすすめ

電子マネーは、日常生活における決済手段として幅広く用いられています。利用するサービスを選ぶ際には、各電子マネーの特徴とメリットを理解して、自身のライフスタイルに合ったものを選択しましょう。

また、最近ではQRコード決済がよりメジャーなキャッシュレス決済手段になりつつあります。スマホやタブレットさえあればいつでも手軽に利用できるので、電子マネーと合わせて利用を検討してみましょう。



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商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

集客力アップが期待できるキャッシュレス決済なら「au PAY」

KDDIが提供するau PAYは、導入費用・入金手数料がすべて無料。導入コストゼロで始められるだけでなく、約3,630万人(2024年11月時点)の会員数を保有し、専用アプリの店舗検索にもお店が表示されるので集客力アップも期待できます。

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