トップへ戻る

住民税の計算方法を解説!年収別の金額目安やおすすめ控除制度も紹介

住民税の計算方法を解説!年収別の金額目安やおすすめ控除制度も紹介

住民税は前年の所得をもとに計算される地方税です。この記事では、住民税の計算方法を3ステップで整理し、年収別の早見表で自分のおおよその税額がわかるようにしました。ふるさと納税・iDeCo・医療費控除による節税の考え方や、納付方法・時期まであわせて解説しています。「住民税の通知が届いたけれど、金額の根拠がわからない」「もう少し負担を抑えられないか」と感じている方はぜひ参考にしてください。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約2~3分で読めます。


住民税とは?仕組みをわかりやすく解説

住民税は都道府県と市区町村に納める地方税の総称で、道路・学校・福祉など身近な行政サービスの財源となります。

1月1日時点で住所があった自治体に対し、前年1月〜12月の所得をもとに課税されます。

4月・5月・6月に払う税金は?支払額・期限・おトクな納付方法まとめ

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/4994

4月から6月にかけて、固定資産税・自動車税・住民税と、まとまった金額の納付書が立て続けに届きます。合計すると、税金だけでも、かなり大きな出費になるケースもあります。この記事では、4月〜6月に届く税金の種類・支払額の目安・納付期限を一覧で整理し、おトクに納付できるキャッシュレスの方法まで紹介します。

住民税を払い忘れたらどうなる?ペナルティと今すぐできる対処法

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/4383

住民税の払い忘れに気づいたら焦ってしまいますよね!でも大丈夫。今からでも間に合います。 期限が過ぎていても一定期間はお手元の納付書で金融機関やQRコード決済から支払えることがあります。納付書をなくしてしまったり期限を大幅に超過している方は、市区町村の税務課に相談しましょう。 本記事では、住民税を支払い忘れた場合の状況別の対処法や延滞金の仕組み、払い忘れないための工夫について解説します。

住民税は「所得割」と「均等割」の合計で決まる

住民税は大きく「所得割」と「均等割」の2つで構成されています。

・所得割:課税所得金額に応じて計算される部分。標準税率10%(都道府県民税4% + 市区町村民税6%、政令指定都市については道府県民税が2%、市民税が8%)。

均等割:所得に関係なく定額で課される部分。標準額は年4,000円(都道府県民税1,000円 + 市区町村民税3,000円)

さらに2024年度からは「森林環境税」が年1,000円、住民税均等割とあわせて徴収されています。

※上記を基準として、税率を独自に決定している自治体もあります。

住民税と所得税の違い

住民税とよく比較されるのが所得税です。

どちらも所得に応じて課される税金ですが、次のような違いがあります。

項目住民税所得税
課税主体地方自治体
税率ほぼ一律10%5〜45%の累進課税
計算対象前年の所得当年の所得

ポイントは、住民税が前年の所得に対して翌年課税される点です。

住民税は前年所得をもとに計算されるため、退職や転職で収入が減ったとしても、前年の高い収入に対する税金が請求されます。

そのため、あらかじめ納税用の資金を確保しておくことが大切です。

住民税のざっくり目安を知る方法

住民税の大まかな金額は「課税所得 × 10%」で見積もれます。

課税所得とは、収入から給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除などを差し引いた金額のことです。

たとえば年収400万円・独身・社会保険料控除60万円の会社員なら、課税所得は170万円前後、住民税は年額およそ18万円が目安です。

正確な金額は、5〜6月頃に勤務先経由で配布される「住民税決定通知書」で確認できます。

住民税の計算方法を3ステップで解説【会社員の場合】

会社員の住民税は、会社が提出する給与支払報告書をもとに自治体が計算します。ここでは、自分で試算するときの3ステップを紹介します。

ステップ1:給与所得を算出する

年収(総支給額)から「給与所得控除」を差し引いて給与所得を求めます。

給与所得控除は会社員の必要経費にあたるもので、年収に応じて金額が決まります。

年収給与所得控除額
190万円以下65万円
190万円超〜360万円以下年収 × 30% + 8万円
360万円超〜660万円以下年収 × 20% + 44万円
660万円超〜850万円以下年収 × 10% + 110万円
850万円超195万円(上限)

年収400万円なら、給与所得控除は「400万円×20%+44万円=124万円」。給与所得は「400万円−124万円=276万円」となります。

ステップ2:課税所得金額を求める

次に、給与所得から各種の所得控除を差し引いて「課税所得金額」を算出します。

主な所得控除は次のとおりです。

社会保険料控除:健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料の全額など

生命保険料控除:生命保険・介護医療保険・個人年金保険の保険料

扶養控除:扶養親族1人あたり33万円

基礎控除:一律43万円(合計所得金額2,400万円以下)

このほかにも、配偶者控除・配偶者特別控除、小規模企業共済等掛金控除(iDeCoなど)、地震保険料控除など、さまざまな控除が用意されています。

年収400万円の例で、社会保険料控除60万円と基礎控除43万円を適用すると、課税所得金額は「276万円 − 60万円 − 43万円 = 173万円」です。

ステップ3:住民税額を計算する

最後に、課税所得金額に住民税率をかけて「所得割」を算出し、均等割と森林環境税を足します。

住民税額 = 課税所得金額 × 10% − 調整控除 + 均等割4,000円 + 森林環境税1,000円

※調整控除とは、所得税と住民税の計算のズレを調整するためのマイナス額(税額控除)です。

課税所得173万円の場合、所得割は約17万3,000円。ここから調整控除を差し引き、均等割と森林環境税を加えると、年間の住民税はおおむね18万円になります。

個人事業主の住民税計算は何が違う?

個人事業主・フリーランスの住民税も基本の仕組みは会社員と同じですが、計算のスタート地点が「給与所得」ではなく「事業所得」になる点が異なります。

たとえば青色申告者の場合、事業所得は「売上 − 必要経費 − 青色申告特別控除(最大65万円)」で算出し、社会保険料控除・基礎控除などを差し引いて課税所得を求めます。

確定申告で提出した所得データはそのまま住民税の計算にもつかわれるため、確定申告=住民税の申告を兼ねていると考えるとわかりやすいでしょう。

年収別の住民税早見表

年収別の住民税目安を一覧にまとめました。独身・会社員(給与所得のみ)で、給与所得控除・社会保険料控除(年収の約15%で試算)・基礎控除のみを適用したケースの概算です。

年収住民税の目安(年額)
300万円約12万円
400万円約18万円
500万円約24万円
600万円約31万円
700万円約37万円
800万円約45万円

※上記の金額は概算です。自治体や各種控除の有無によって、実際の税額は異なる場合があります。

住民税を抑えるために活用したい控除制度3選

住民税は、所得控除や税額控除を活用することで負担を抑えられます。効果の大きい代表的な3つの制度を紹介します。

ふるさと納税

ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付することで、寄付額から2,000円を差し引いた金額が住民税・所得税から控除される制度です。

実質2,000円の自己負担で各地の返礼品を楽しめます。

控除額の目安を知りたい方は、au PAY ふるさと納税の「控除額シミュレーション」をご活用ください。

ふるさと納税2025年ガイド!制度変更や基本的な仕組みをわかりやすく解説

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/4535

2025年のふるさと納税は大きな変化の年となります。10月1日からポータルサイトのポイント付与が全面禁止となるため、今年は9月末までに寄附を済ませておいた方がよいでしょう。この記事では、ふるさと納税の基本的な仕組みから2025年の制度変更、人気の返礼品など、初心者から経験者まで役立つ情報をまとめて解説します。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、自分で掛金を拠出して老後資金を積み立てる私的年金制度です。

掛金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引かれ、住民税と所得税の両方を節税できます。

会社員(企業年金なし)の月額上限2.3万円を年間フルに拠出(27.6万円)すると、住民税の節税効果は約2万7,000円。

所得税とあわせると負担軽減のメリットはさらに大きくなります。

※iDeCoの拠出限度額は2027年1月引き落とし分から引き上げられます。例)会社員・企業年金なし:月額2.3万円→6.2万円

医療費控除

1年間(1月〜12月)に支払った医療費から保険金などの補填額を差し引き、10万円(総所得金額200万円未満の方は総所得金額×5%)を超えた部分が所得から控除されます(上限200万円)。

医療費控除を受けるには確定申告が必要です。

会社員の方でも、医療費が多くかかった年は確定申告をすれば住民税と所得税が軽減されます。

生計を一にする家族分も合算できるので、領収書は1年分まとめて保管しておきましょう。

住民税が非課税になる条件と年収の目安

一定の条件を満たす場合、住民税が課税されない「住民税非課税世帯」となります。

標準的な基準は次のとおりです。

・生活保護法による生活扶助を受けている方
・障がい者・未成年者・寡婦・ひとり親で、前年の合計所得金額が135万円以下(給与収入204.4万円未満)の方
・前年の合計所得金額が一定額以下の方

3つ目の基準について、単身者なら合計所得金額45万円以下(給与収入換算で110万円以下)が目安です。

扶養親族がいる世帯は「35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族の数)+31万円」以下が非課税のラインとなります。

住民税の納付方法と納付時期

住民税の納付方法は、働き方によって「特別徴収」と「普通徴収」に分かれます。

特別徴収(会社員の場合)

会社員・公務員の住民税は、原則として毎月の給与から天引きされる特別徴収が適用されます。

6月〜翌年5月の12回に分けて、会社が従業員にかわって自治体に納付する仕組みです。

普通徴収(個人事業主の場合)

個人事業主・フリーランスの方や副業分を別徴収にしている会社員は、自治体から届く納付書で支払う「普通徴収」となります。

納付は6月・8月・10月・翌年1月の年4回が一般的です。

詳しくは「キャッシュレス決済でも住民税が払える!ポイント還元や手数料はどうなる?」でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

住民税の計算に関するよくある質問

ここでは、住民税の仕組みや計算、支払いのタイミングなどに関するよくある疑問にお答えします。

住民税はいつから払い始める?

住民税は前年の所得に課税されるため、社会人1年目は原則として住民税がかかりません。

多くの方は2年目の6月から給与天引きが始まります。

2年目に手取りが少し減ったと感じるのはこのためです。

住民税は自分で計算する必要がある?

会社員の方は基本的に自分で計算する必要はありません。

勤務先が提出する給与支払報告書をもとに自治体が自動的に税額を決定します。

個人事業主の方も確定申告を済ませれば、別途申告は不要です。

引っ越した場合、住民税はどこに払う?

住民税はその年の1月1日時点で住所があった自治体に納めます。

年の途中で引っ越しても、その年度分は引っ越し前の自治体から届く納付書で支払います。

住民税の仕組みを理解して賢く納税しよう

住民税の仕組みや計算の目安を把握しておけば、ふるさと納税やiDeCoなどの節税効果もイメージしやすくなります。

税負担を少しでも抑えるためにも、ご自身に合った控除制度をぜひ活用してみましょう。

また、納付書で支払う普通徴収の方は、自宅からスマホで24時間納付できるau PAY(請求書支払い)が便利です。

たまっているPontaポイントもau PAY 残高にチャージして支払いにつかえるため、現金よりもおトクでスマートに納税できます。
※月間チャージ上限がございます

「QRコード決済をまだつかったことがない」という方は、ぜひこの機会にお試しください。



この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。(商標について
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

関連するカテゴリ

au PAYの使い方
au PAYの使い方カテゴリでは、このスマホ決済サービスの基本的な利用方法から、ポイント還元率、チャージ方法、クーポンの活用法まで幅広く解説しています。au PAYをより効率的に使いこなすためのヒントが満載です。
ニュース・キャンペーン
割引クーポンやポイント還元、プレゼントキャンペーンなど、au PAYが開催しているおトクなキャンペーン情報を紹介します。
QRコード決済・キャッシュレス
日本の主要な決済方法として定着したQRコード決済・キャッシュレス決済。キャッシュレスの基礎知識から上手な使い方まで、役立つ情報をご紹介します。

関連するキーワード


#税金 #ふるさと納税

関連する投稿


税金の支払いでポイントはたまる?支払い方法別の還元率と注意点

税金の支払いでポイントはたまる?支払い方法別の還元率と注意点

固定資産税や自動車税、住民税などの税金は、クレジットカード・スマホ決済アプリ・電子マネーといったキャッシュレス決済でも支払えます。ポイント還元で現金払いよりおトクなイメージがありますが、還元の対象外となるサービスや、手数料でマイナスになるケースもあるのをご存じでしょうか。この記事では、支払い方法ごとの手数料やポイント還元率の比較に加え、税金の支払いでもポイントがたまるチャンスのあるau PAY(請求書支払い)の活用法を紹介します。


4月・5月・6月に払う税金は?支払額・期限・おトクな納付方法まとめ

4月・5月・6月に払う税金は?支払額・期限・おトクな納付方法まとめ

4月から6月にかけて、固定資産税・自動車税・住民税と、まとまった金額の納付書が立て続けに届きます。合計すると、税金だけでも、かなり大きな出費になるケースもあります。この記事では、4月〜6月に届く税金の種類・支払額の目安・納付期限を一覧で整理し、おトクに納付できるキャッシュレスの方法まで紹介します。


【2026年版】自動車税の支払い方法!納付期限やお得な支払い方法まで徹底解説

【2026年版】自動車税の支払い方法!納付期限やお得な支払い方法まで徹底解説

自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している方に課される税金です。2026年は5月31日が日曜日にあたるため、納付期限は6月1日(月)となります。この記事では、自動車税の基本的な仕組みや税額、2026年4月から施行された税制改正のポイントを解説します。支払い方法別のメリット・デメリットも比較しているので、ご自身に合った方法を選ぶ参考にしてください。


【2025年】ふるさと納税人気ランキング!今選ぶべき返礼品はどれ?

【2025年】ふるさと納税人気ランキング!今選ぶべき返礼品はどれ?

年末が近づくにつれて注目度が高まる「ふるさと納税」。2025年も残り数か月となり、今年の寄附先を検討している方も多いのではないでしょうか。本記事では、au PAY ふるさと納税の人気ランキングをもとに、今選ぶべきおすすめ返礼品を解説します。今回ご紹介するランキングを参考に、早めに寄附を済ませましょう。


ふるさと納税2025年ガイド!制度変更や基本的な仕組みをわかりやすく解説

ふるさと納税2025年ガイド!制度変更や基本的な仕組みをわかりやすく解説

2025年のふるさと納税は大きな変化の年となります。10月1日からポータルサイトのポイント付与が全面禁止となるため、今年は9月末までに寄附を済ませておいた方がよいでしょう。この記事では、ふるさと納税の基本的な仕組みから2025年の制度変更、人気の返礼品など、初心者から経験者まで役立つ情報をまとめて解説します。


最新の投稿


住民税の計算方法を解説!年収別の金額目安やおすすめ控除制度も紹介

住民税の計算方法を解説!年収別の金額目安やおすすめ控除制度も紹介

住民税は前年の所得をもとに計算される地方税です。この記事では、住民税の計算方法を3ステップで整理し、年収別の早見表で自分のおおよその税額がわかるようにしました。ふるさと納税・iDeCo・医療費控除による節税の考え方や、納付方法・時期まであわせて解説しています。「住民税の通知が届いたけれど、金額の根拠がわからない」「もう少し負担を抑えられないか」と感じている方はぜひ参考にしてください。


税金の支払いでポイントはたまる?支払い方法別の還元率と注意点

税金の支払いでポイントはたまる?支払い方法別の還元率と注意点

固定資産税や自動車税、住民税などの税金は、クレジットカード・スマホ決済アプリ・電子マネーといったキャッシュレス決済でも支払えます。ポイント還元で現金払いよりおトクなイメージがありますが、還元の対象外となるサービスや、手数料でマイナスになるケースもあるのをご存じでしょうか。この記事では、支払い方法ごとの手数料やポイント還元率の比較に加え、税金の支払いでもポイントがたまるチャンスのあるau PAY(請求書支払い)の活用法を紹介します。


【2026年5月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

【2026年5月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ

au PAYでは割引クーポンやポイント還元など、毎月おトクなキャンペーンを開催しています。こちらでは2026年5月開催のキャンペーンをまとめて紹介!新情報は追加・更新していきます。


【自治体キャンペーン】神奈川県 相模原市の対象店舗でau PAYを使うとお支払いの最大20%が戻ってくる(2026年5月20日~)

【自治体キャンペーン】神奈川県 相模原市の対象店舗でau PAYを使うとお支払いの最大20%が戻ってくる(2026年5月20日~)

神奈川県 相模原市にて2026年5月20日から6月19日の間、対象店舗にてau PAY(コード支払い)を利用すると、au PAY 残高に決済額の最大20%を還元するキャンペーンを開催します。


最大10%割引!道の駅 野沢温泉のショップ、レストランの対象店舗で使える au PAY クーポン(2026年6月15日まで有効)

最大10%割引!道の駅 野沢温泉のショップ、レストランの対象店舗で使える au PAY クーポン(2026年6月15日まで有効)

道の駅 野沢温泉のショップ、レストランの対象店舗にてau PAY(コード支払い)で1回800円(税込)以上のお支払いで使える最大10%割引クーポン(割引上限:300円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


Pontaパス 特典・利用方法