2023年度は11校の実施、2024年度は68校実施予定(2024年8月8日時点)と、年々実施校が増えている「au PAYキャッシュレス学園祭」。
その魅力は、学園祭運営時の現金管理・精算作業の負担を減らすメリットに加え、金融リテラシーの向上のための教育機会の提供や生徒自身が分析に活用できる決済データの共有など、学園祭を将来役に立つミライの学びに繋げられる点にあります。
本記事では、「au PAYキャッシュレス学園祭」について詳しくご紹介します。
au PAYキャッシュレス学園祭とは
au PAYキャッシュレス学園祭は、学園祭の支払い方法にスマホ決済サービス「au PAY(コード支払い)」を導入する取組みです。
従来の学園祭では現金や金券などでの支払い方法が一般的ですが、現金管理の煩雑さ、金券の印刷・販売の手間、会計・集計の複雑さ、盗難や紛失のリスクといった課題がありました。
そこで、学園祭にau PAYを導入してキャッシュレス決済化をすることで、現金管理の負担が軽減され、運営効率を向上することができます。それだけでなく、au PAYキャッシュレス学園祭では、生徒に実践的な金融リテラシーを育む機会を提供しています。
今回は、学園祭運営観点からのメリットにとどまらない「au PAYキャッシュレス学園祭」の特長をご紹介します。
■学園祭当日の来場者サポート
au PAYキャッシュレス学園祭では、au PAYを利用したことがない方にもキャッシュレス学園祭を楽しんでもらうために、学園祭にau PAYブースを出店し、来場者のau PAYの設定をサポートしています。
その場でチャージができるau PAYギフトカードの販売も行うので、学園祭当日に初めてau PAYを設定した方も、途中でau PAY残高が無くなってしまった方も、安心して学園祭を楽しむことができます。
au PAY ブース
■学園祭独自デザインの「オリジナルチャージカード」を作成
有料オプションで、当日販売するau PAY ギフトカードを生徒デザインのオリジナルカードにすることもできます。学園祭の記念品として残せる点も魅力です。
チャージカード
■金融教育に生かせる決済実績の集計と分析
au PAYキャッシュレス学園祭は、従来の現金決済では時間と手間がかかっていたデータ収集が自動化され、決済金額、決済者数、決済回数などの詳細データを把握できます。
この機能を活用すれば、学園祭当日に店舗ごとの決済実績をリアルタイムで確認できるため、生徒は販売戦略を立てることもできます。
さらに、これらのデータを用いた分析演習も推奨しています。売上データの分析スキルは社会に出てからも重要な能力であり、高校生のうちからこのような経験を積むことは大きなメリットになります。
決済実績を確認する生徒のみなさん
店舗ごとの売上実績
■金融リテラシー向上のための「金融授業」の実施
2022年4月の金融教育必修化を受け、au PAYキャッシュレス学園祭では、当日にキャッシュレスの決済環境を提供するだけでなく、事前・事後に生徒が金融リテラシーを育める教育の場として金融授業を無償提供しています。
「自分の将来について考える」、「お金の基本を学ぶ」、「金融トラブルを防ぐ」ことを目的としたセミナーを実施し(2024年8月8日時点)、「キャッシュレス」からさらに視野を広げ、「金融」に関しての学びを深めていただくことで、自身の将来設計について考える機会を提供します。
9割の生徒が「良かった」と回答した新しい学園祭の形
2024年度の実施校へのアンケートでは、88%の生徒が「学園祭がキャッシュレス学園祭となって良かった」と回答し、90%が「次年度もau PAYでキャッシュレス学園祭をやっても良い」と答えるなど、高い満足度が示されています。(2024年8月8日時点)
キャッシュレス学園祭実施校へのアンケート結果
au PAYキャッシュレス学園祭の実施費用や詳細な内容などの質問および資料請求は「お問い合わせフォーム」で受け付けています。au PAYキャッシュレス学園祭の実施に関する疑問点など、個別相談も可能です。