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イベントで人を集めるには?イベント集客の具体事例も紹介

イベントで人を集めるには?イベント集客の具体事例も紹介

体験型イベント、オンラインイベント、ファンミーティングなど近年、集客・マーケティング手法のひとつとしてイベントが注目を集めています。 イベントの開催方法や内容は多様化しており、告知チャネルの広がりもイベントマーケティングの潮流を後押ししています。 その一方で「イベントは開催したいけど集客に不安がある」というイベント主催者の方も少なくありません。 この記事ではそんな方に向けて、イベントの集客をするうえでのポイントや集客ができない原因を解説します。 イベントの具体事例も紹介するので、ぜひご自身のビジネスにご活用ください。

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イベントの集客に悩む事例・事業者は多い

イベント集客のメリットは、売上など直接的なメリットにくわえ、お客さまと直接やり取りできるので、製品やサービスの理解を深めてもらったり、その反応を得られることにあります。

小売店等を通じた間接的な販売方法では、お客さまの反応をその目で見ることは、なかなか難しいからです。

その一方、お客さまあってのイベントなので、イベントを企画するうえでは「集客」が最重要課題のひとつといえるでしょう。

実際、イベント・コミュニティ管理サービスを提供するPeatix Japanの調査によると、イベント主催者の6割以上が「集客・視聴者集め」が課題と回答しています。

【質問】オンラインイベントを実際に主催する際、課題として感じたものを全て選んでください。(N=415)
【回答の多い上位3項目】
集客、視聴者集め:65.6%
配信サービス(Zoomなど)の利用:44.4%
イベント中に、コメントなどを拾って双方向性をもたせること:43.7%
参考:2021 Peatixイベント調査レポート

上記はオンラインイベントに限った質問ですが、おそらくオフラインイベントでも同様の傾向が見られるでしょう。

イベントによる集客のメリット・デメリット

イベントはその他の集客・マーケティング方法にはない特徴があり、イベントを運営するうえではイベントならではのメリット・デメリットを理解することが大切です。

■イベント開催のメリット
・商品やサービスの魅力をダイレクトに伝えられる
・お客さまとの新たな接点をつくれる(顧客データの収集ができる)
・顧客満足度、カスタマーロイヤリティのアップにつながる

■イベント開催のデメリット
・時間と費用がかかる
・告知に手間がかかる
・アフターフォローが必要になる

そして、イベントを企画する際にはまず「開催目的」を明確にします。

「新規顧客を獲得したい」「既存のお客さまに自社の商品やサービスをもっと好きになってもらいたい」「お店の認知度を上げたい」など、開催目的はそのお店、事業者ごとに異なります。

まずは「なぜイベントをやるのか」をはっきりさせ、そのうえで参加を促したいターゲット層を決めましょう。

開催目的とターゲットが固まってはじめて、イベントの具体的な内容や告知方法を決めていきます。

また、目指すべき人数も開催目的によって決まります。

多ければいいわけではないので、目的に合わせて適切な参加目標人数を設定しましょう。

イベントの集客が伸び悩む原因を探ろう

ここでは、イベントの集客に苦戦してしまう原因について見ていきましょう。

「AIDMA(アイドマ)」というフレームワークを活用すると、状況を整理しやすくなるのでおすすめです。

AIDMAとは、購買決定までのプロセスを説明したマーケティングモデルのひとつで、Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字をとっています。

購買決定プロセス認知段階感情段階行動段階
Attention (注意)Interest (関心)Desire (欲求)Memory (記憶)Action (行動)
顧客の状況知らない知っているけど興味がない興味はあるけど行かない行きたいと思っていたことを 忘れている行く

もともとは人の商品・サービスを購入するプロセスを表すフレームワークですが、イベント集客にも応用可能です。

イベント情報が届けたい人に届いているか

イベントの集客を進めるうえで、まずはターゲット層にイベントの存在を知ってもらわないと始まりません。

認知されていない段階では、「いかにAttention(注意)を増やすか」に焦点を当てましょう。

告知チャネルにはいくつかの方法が考えられますが、もっとも手軽に始められるのはSNSやWebサイトでのイベント告知でしょう。

■代表的な告知チャネル
・SNS
・ホームページ
・チラシ配布
・イベント告知サイト
・メールマガジン
・プレスリリース

特定のチャネル(接点)に頼るのではなく、可能な限りいろいろな告知手法を試してみることが大切です。

そして、なにより認知度を上げるために必要なのが「時間的な余裕をもつ」ことです。

可能であれば1~2ヵ月前にはイベント告知を始め、できるだけ多くの人に情報が届くよう発信を続けます。

そのイベントはお客さまから見て楽しく役に立つか

認知してもらえても、イベント自体に「Interest(関心)」「Desire(欲求)」が湧かなければお客さんはイベントに参加してくれません。

「告知期間を十分にとっているけど人が集まらない」という場合は、イベントの内容が適切かを、あらためて見直しましょう。

その際に抑えるべきポイントは、「参加するとお客さま側にどのようなメリットがあるのか」という点です。

例えば、事業者側が新商品発表会を企画しても、そのイベントが単なる商品紹介なのであれば、お客さまはメリットを感じられないかもしれません。

これは、提供側の都合を優先するproduct outと、買い手のニーズから考えるmarket inの関係でも説明可能です。

イベント参加で特典が得られる、抱えている悩みの解決につながるなど、関心や参加意欲をかき立てるようなイベントを企画することが大切です。

お客さまがイベントのことを忘れていないか

告知も2ヵ月前にスタートし、申し込み数も堅調に伸びている、でも蓋を開けてみると参加者が少ない…。

このような事態もイベント開催ではよく起きます。

申し込みはしたものの、イベント開催日が近くなると関心が薄れたり忘れてしまったりするケースは珍しくありません。

そのためイベント申込者に対しても、本番当日まで継続的にフォローを行いましょう。

以上、イベントに人が集まらないよくある原因をご紹介しました。

すでにイベントを企画していて集客に悩んでいる場合は、どのフェーズに問題がありそうかを今一度考えてみてはいかがでしょうか。

イベント集客のアイデア!事例も紹介

最後に、実際に行われているイベントの事例を紹介していきます。

イベントの企画やアイデア出しの参考にしてみてください。

ライブコマース(株式会社資生堂)

化粧品メーカーの「資生堂」では、イベントマーケティングに積極的に取り組んでいて、最近ではライブコマースに力を入れている話をご紹介しましょう。

ライブ配信では、美容のプロやメイクアップアーティストが資生堂商品を使いながら、化粧品の選び方、メイクのアドバイスを解説します。

ライブ配信を通じて商品が販売されるほか、視聴者側からはリアルタイムで質問できるため、企業と顧客のコミュニケーションの場としても機能しています。

SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE ライブ配信

https://brand.shiseido.co.jp/gfs-livestream.html

SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE ライブ配信では、パーソナルビューティーパートナーがリアルタイムで化粧品や美容法をご紹介いたします。終了後はアーカイブをご覧いただけます。

よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー(株式会社ヤッホーブルーイング)

ヤッホーブルーイングは、「よなよなエール」などのクラフトビールを製造販売している企業です。

コミュニティづくり、ファンミーティングに力を入れており、オンライン・オフラインに限らず多種多様なイベントを実施しています。

そのなかでも「よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー」は、人気イベントのひとつです。

クラフトビールの製造工程を間近で見られるイベントで、2023年7~9月の全18日間で延べ1,279人と、多くの方がツアーに参加しました。

「よなよなエールの超宴2018 in お台場」に登場した盆踊りセット

こうした成功をうけて東京で開催された「よなよなエールの超宴2018 in お台場」なども、屋台や音楽を絡めてまるでフェスのようなイベントづくりをおこない、約5,000人もの参加者がありました。

参加者のイベント満足度が高く、ファンとの絆づくりに成功している事例といえるでしょう。

オンラインバスツアー(琴平バス株式会社)

香川県に本社を置く琴平バス株式会社の「オンラインバスツアー」は、メディアでも頻繁に取り上げられているオンラインイベントの成功事例です。

もともとは新型コロナウイルス感染症の流行により誕生したサービスで、このツアーでは観光スポットや史跡などを画面上で巡りながら、その地域ならではの魅力を疑似体験できます。

現地ガイドとのインタラクティブなコミュニケーションが評価され、2022年には「第4回日本サービス大賞」の地方創生大臣賞を受賞しています。

オンラインお菓子作りワークショップ(株式会社御素麺屋)

福井県にある老舗菓子店「御素麺屋」が、オンラインお菓子作りワークショップを開催している事例について、ご紹介しましょう。

Zoomを通じて和菓子職人から直接お菓子作りを学べる、オンラインイベントです。

参加者にはお菓子作りワークショップキットが事前に送られ、職人さんの解説を見聞きしながら実際に手を動かして自分だけの和菓子を作ります。

2024年時点でオンラインワークショップは開催されていませんが、引き続きキットは販売されています。

注文すれば材料が自宅に届き、公式YouTube動画を見ながらお菓子作りに挑戦できるので、くわしくは公式サイトをご確認ください。

オンラインお菓子作りワークショップ特集ページ | お誕生日ケーキ(バースデーケーキ)は福井の御素麺屋

https://www.osoumenya.jp/user_data/online

御素麺屋では、定期的にWEB会議システム(zoom)を使って、お子様向けにお菓子作りのワークショップを実施してます。

よなごバル(鳥取県米子市)

最後にご紹介するのは、鳥取県米子市の取り組みです。

米子市では中心市街地にある宿泊施設や飲食店の活性化イベントを例年行っており、2021年には「475 BAR HOPPING(米子はしご酒)」を実施しました。

市内宿泊客に特定の飲食店で利用できるチケットを提供し、旅行客や出張客に飲食店をはしごしてもらおうという企画です。

さらに、2023年には「よなごバル」と題するイベントが開催され、期間中はイベント参加店舗で特別メニューが提供されました。

はしご酒をするとスタンプラリーに参加できたり、振舞い酒のイベントが行われたりと、「酒の名産地」という地域の特長を活かしたイベントづくりに取り組んでいます。

よなごバルについて | よなごバル

https://yonago-bar.com/2023/08/22/%e3%82%88%e3%81%aa%e3%81%94%e3%83%90%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%a5%bd%e3%81%97%e3%81%bf%e6%96%b9/

●よなごバルの楽しみ方●関連イベント開催します!よなごバルにイベントを盛り上げてくれる特別ゲストが登場【2023 Miss SAKE鳥取による 振る舞い酒】2023 Miss...

まとめ

イベントには決まった型がないため、企画内容や告知方法は千差万別です。

実施する際には、まず開催目的やターゲットを定め、それに合ったイベント内容や集客活動を行いましょう。

告知は開催日の1~2ヵ月前から始めるのが理想で、SNS、HP、告知サイト、メルマガなどできる限り幅広いチャネルを活用して多くの人にイベントの情報を届けます。

申込者に対してのフォローも忘れずに、万全の状態で開催当日を迎えましょう。

今回ご紹介した事例も参考にしながら、参加者にとって魅力的なイベントを企画してみてください。



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