リピート率の向上を目的にクーポンを実施
― au PAY グロースパック クーポンを導入したきっかけや決め手

アルトルイズム株式会社 管理部経理課の渡邉ひとみさん
渡邉さん:弊社は2006年9月に福島県郡山市で創業しました。「飲食を通じて、お客様へ喜びと感動を届ける」を企業理念に、ラーメン店チェーンを中心とする飲食事業を展開しています。現在、ラーメン店は3ブランドありまして、炊出し豚骨スープが特徴の「麺家くさび」。元祖長浜屋台ラーメンを提供する「一心亭」。博多長浜屋台ラーメンを提供する「あぁ博多人情」を展開しています。
また、お持ち帰り専門店「餃子虎一」は、北海道産小麦粉を使用したもっちりとした食感が人気で、多くのお客様から好評をいただいています。さらに、お客様のご希望に合わせて開発するオリジナルの麺や餃子、チャーシューなどを提供するラーメン食材卸は、全国のラーメン店でも使用されています。
現在、弊社が運営するチェーン店でau PAYを導入しているのは「麺家くさび」のみとなります。3年ほど前、全店舗に新規のPOSレジとキャッシュレス決済サービス各社とクレジットカードに対応する決済端末機を採用するタイミングで導入しました。
それ以前の会計は現金と各1社ずつのQRコード決済とバーコード決済を使用していたのですが、POSレジと決済端末機が連動していないことでヒューマンエラーやレジの金額と決済金額に差額が出てしまう課題があったのです。今は、そういう問題が解消され、経理作業もスムーズに行えるようになりました。

「麺家くさび 郡山富田店」店長の橋本友行さん
橋本さん:以前の決済端末機は手入力で行わなければいけなかったので、会計時にスタッフが時間を取られてしまうことも多かったのですが、今はお客様が決済端末機にスマホをかざしていただければ会計が済むので、全く手間はかかりません。
また、お客様の中には会計をキャッシュレス決済サービスで済まそうと現金を持たずに来店される方もいらっしゃるんですね。実際、キャッシュレス決済サービスは使えないことを伝えると、せっかくご来店いただいたのに帰られてしまうケースもありました。今はそういうことはなくなり、来客数も売上も以前より向上しています。

au PAYの決済はレジ台に設置された端末機にスマホをかざすだけでOK
渡邉さん:「麺家くさび」の場合、駅やオフィス街に近い中心地にある店舗と、この郡山富田店のように郊外型店舗とでは客層や客単価、多く利用されるキャッシュレス決済サービスも異なります。そんな中で、家族連れのお客様が多い店舗では、au PAYの利用率が高い傾向にありますし、利用者が増え続けている状況です。
「au PAY グロースパック クーポン」は2024年9月から導入しています。直接的なきっかけは、au PAYの営業担当の方からのご提案でした。
当初はクーポンを実施することで店舗スタッフの負担が増えることを懸念していたのですが、お話を聞いたところ負担はかからないとのことでしたので全店舗での導入を決めました。クーポンを使ったキャンペーンで大きく売上をアップさせたいと言うよりも、各店舗で配布しているサービス券との相乗効果でリピーターを増やすことができたらと。
それと、営業担当の方がau PAYユーザーを増やそうと頑張っている姿を見て、弊社としても協力できればという思いからでした。

ウッディーな雰囲気で統一された郡山市郊外のロードサイド店舗「郡山富田店」の店内
■スタッフの負担なく取り組め、売上向上に有効なツールと実感!
― au PAY グロースパック クーポン内容やその意図

毎日8〜9時間かけて炊く濃厚豚骨スープ、魚介のダシを練り込んだこだわりの麺を提供
渡邉さん:これまで、2024年9月20日から10月31日までと、2025年1月15日から2月28日までの2回にわたりクーポンを実施しました。
設定は、全店舗同一で、1,000円以上(税込)のお会計で200円の即時割引にしました。客単価は店舗によって少し異なるのですが、平均で1,000円〜1,100円ほどです。
当店の人気メニューの「丸得盛豚骨醤油麺」が1,040円(税込)なので、200円割引されることで餃子などのサイドメニューを、もう一品追加注文していただくことを見込んで設定しました。
また、1回目は利用回数の上限を3回までとしたのですが、想像していたより早く上限到達による早期終了になり、2回目は回数の上限を5回に増やしました。1回目の実施結果から、リピートしていただけるお客様を増やすことで、さらなる売上向上を意識しての変更でした。

人気メニュー「丸得盛豚骨醤油麺」
橋本さん:店側としてはスタッフに「いつからクーポンを実施します」と伝えただけで、営業の担当者にご説明いただいた通り、全く負担はありませんでした。
店の前に立てるキャンペーン告知用ののぼりも、店内の壁に貼るポスターやPOPも全てご用意いただけました。
一番助かったのは、各テーブルに置いてあるメニューに挟めるラミネートされた告知用チラシでしたね。そのおかげでスタッフがキャンペーン期間中であることを説明しなくても、お客様がチラシを見てクーポンをダウンロードしてくださるので、本当に何もやることがなくて 。
しかも、営業担当者が本当に熱心な方で、壁に貼るポスターも自分で貼ってくれたり、何度も店に足を運んでくれて、メニューにチラシが挟まれているかを確認してくれたりして。そのバックアップを実感できたので、2回目の実施が決まった際も何の不安もありませんでした。
― au PAY グロースパック クーポン実施効果
渡邉さん:「au PAY グロースパック クーポン」実施によるau PAY利用率のアップと決済金額のアップは非常に顕著でした。
2回目の実施期間は飲食業にとって閑散期にあたるので、正直そこまで期待していなかったのですが、前年度との対比で決済額は486.5%増、決済回数も440.7%増と大きく向上しました。
1回目よりも売上金額がアップしましたし、閑散期にもかかわらず早期終了を達成できたことで、「麺家くさび」が「au PAY グロースパック クーポン」を実施していることが、より多くのau PAYユーザーに認知されたと思いますし、利用されるお客様も上手に活用されていると感じますね。
橋本さん:富田店は20年近く営業していますので、常連のお客様が多いんです。クーポンを実施したことで新規のお客様がどれだけ増えたのか実数は分からないのですが、au PAYでお会計されている方を見て「初めてのお客様だな」と感じることが結構多いので、実施効果は 出ていると思います。
渡邉さん:まだ3回目の実施に関しては検討中の段階なのですが、1回目・2回目の動向を詳しく分析したうえで、設定を変更するなどを試みても良いかもしれません。クーポンを実施することで利用額がかなり向上 しましたので、次回は売上を維持しつつ、よりお客様がお得に感じられるクーポン設定を考えたいと思います。
au PAY グロースパック クーポンの導入を検討している店舗へのアドバイス
渡邉さん:初めて「au PAY グロースパック クーポン」の提案をいただいたとき、「これは、うちのお店にとってどうなのか?」と少し構えてしまったところがありました。自社の費用的なこと、店舗のスタッフさんに負担がかかってしまうのではないかと。
でも、結果的に店の認知度アップにつながり、売上アップにもつながりました。2回続けて良い結果が出たので、今はキャンペーンを実施して良かったと心から思っています。
新しいものを取り入れる時は、どうしても難しく考えがちですが、身構えずに営業担当の方のお話を聞いていただければ不安を払拭できると思います。まずは、お話に耳を傾けてみていただきたいですね。

敷地内に10数台分の駐車スペースを有する「麺屋くさび 郡山富田店」
会社概要
会社名:アルトルイズム株式会社
店舗概要
店舗名:「麺家くさび 郡山富田店」
住所:福島県郡山市新屋敷2-129
公式HP:https://altruism-jp.com/