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キャッシュレス学園祭・文化祭とは?導入のメリットと成功事例3選を紹介

キャッシュレス学園祭・文化祭とは?導入のメリットと成功事例3選を紹介

生徒たちの実践的な金融教育につながるキャッシュレス学園祭・文化祭が全国の学校で注目を集めています。2022年度から高等学校で金融教育が必修化されるなか、学園祭・文化祭のキャッシュレス化は運営効率の向上と教育効果の両立を実現する取り組みとなっています。本記事では、キャッシュレス学園祭・文化祭の概要から具体的な導入メリット、全国の成功事例まで詳しく解説します。

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キャッシュレス学園祭・文化祭とは?背景やメリットを解説

兵庫県立星陵高等学校 キャッシュレス学園祭(文化祭)のようす

兵庫県立星陵高等学校 キャッシュレス学園祭(文化祭)のようす

キャッシュレス学園祭・文化祭とは、従来の現金や金券に代わってQRコード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済を導入した学園祭・文化祭のことです。

この取り組みは、単なる決済方法の変更に留まらず、学校運営の効率化や生徒の学習機会創出など、さまざまなメリットがあります。

まずは、キャッシュレス学園祭・文化祭の概要を見ていきましょう。

従来の学園祭・文化祭が抱える現金管理の課題

学園祭・文化祭の出店や模擬店では、小銭準備、当日の販売窓口対応、事後の売上集計作業など、お金にまつわる業務は多岐にわたります。

当然、生徒だけでなく教員側の負担も大きく、ある学校では学園祭・文化祭の経理業務に約10名の教員が携わっていたという実例もあります。

また、大量の現金を校内で管理することによる紛失・盗難のリスクも見逃せません。

金券と現金の照合で不一致が発生するなどのトラブルが起きれば、原因を特定するための追加作業が発生し、教職員の負担がさらに増えてしまいます。

学園祭・文化祭にキャッシュレス決済を導入するメリット

キャッシュレス化により、学園祭・文化祭の運営効率が向上します。キャッシュレス決済なら、金券作成や釣銭準備が不要になり、リアルタイムでの売上確認も可能になるためです。

例えば、売上の集計やランキングの作成といった各種集計作業がデジタルになる部分だけでも、事後処理の大幅な短縮が期待できます。

セキュリティ面では、金券の偽造や紛失のリスクを軽減でき、透明性の高い文化祭運営につながります。

もちろん、来場者にとっては、金券購入の待ち時間が削減されたり、現金の持ち合わせを気にせずに買い物を楽しめる点が大きなメリットです。

金融教育の一環としての役割

2022年度から高等学校で金融教育が必修化されたことを受け、キャッシュレス学園祭・文化祭は実践的な学習機会として大きな注目を集めています。

生徒たちは模擬店の運営を通じて、以下のようなことを学べます。

・消費者視点:キャッシュレス決済の使い方や注意点
・事業者視点:決済データの分析、販売戦略の立案
・金融リテラシー:デジタル通貨の仕組み、安全な利用方法

たとえば、キャッシュレス決済ならリアルタイムで売上データが更新されます。

生徒たちが「今日の売上はどうだった?」「明日の価格設定をどうしようか?」「他のクラスと比べて何が違うのか?」といった具体的な疑問をもち、データに基づいて戦略を立てる経験を得られます。

現金決済の場合はデータを手打ちで入力する所から必要なため、決済データ分析の前提となるデータの準備だけでも大変な作業です。

このようにキャッシュレス文化祭は、生きたビジネス体験としての高い教育効果が期待されています。

「au PAYキャッシュレス学園祭」の仕組みと特徴

西宮市立西宮高等学校 キャッシュレス学園祭(文化祭)のようす

西宮市立西宮高等学校 キャッシュレス学園祭(文化祭)のようす

KDDIとauペイメントが提供する「au PAYキャッシュレス学園祭」は、教職員や生徒、保護者が安心してキャッシュレス化に取り組める包括的なサポートプログラムです。

ここでは、au PAYキャッシュレス学園祭の特徴をご紹介します。

3段階の手厚いサポート体制

au PAYのプログラムは、導入前・当日・事後の3つのフェーズでそれぞれ専門的なサポートを提供します。

【準備フェーズ】
・学校向けの事前説明会を実施
・au PAY操作方法や売上確認画面の使い方を指導
・告知用ポスターやのぼりなどの販促物を提供

【当日フェーズ】
・会場に「au PAYブース」を設置し、来場者のau PAYの設定をサポート
・au PAY ギフトカードの販売で現金派の来場者にも対応
・リアルタイムで決済データ(金額・回数)をご共有
  
【事後フェーズ】
・決済金額、決済者数、決済回数などの詳細データを提供
・事後アンケートと振り返り会の実施
・お金について学べる金融教育授業を実施

出店者・来場者のそれぞれにメリットがある

au PAYキャッシュレス学園祭は、出店者・来場者・教職員それぞれにメリットがあります。

出店者となる生徒たちは、現金の受け渡しや釣銭計算から解放され、スマホで売上データをリアルタイムに確認できるため、自発的に価格戦略を考えられる環境が整います。

また、来場者にとっては金券を事前購入する必要がなくなり、入場後すぐに買い物を楽しめます。

さらに、教職員にとっては売上集計作業や金銭トラブルの負担軽減につながります。

キャッシュレス学園祭(文化祭)の導入実績と生徒の満足度は?

au PAYキャッシュレス学園祭の導入実績は年々拡大しています。

【導入実績】
2023年度:11校で実施
2024年度:88校で実施

満足度も高く、2024年度の実施校へのアンケートでは88%の生徒が「学園祭がキャッシュレス学園祭となって良かった」と回答しています。

このことからも、au PAYキャッシュレス学園祭が学校現場のニーズにしっかりと合致していることがわかります。

au PAYキャッシュレス学園祭の事例3選

最後にau PAYキャッシュレス学園祭の導入事例を3つご紹介します。

・日本大学三島高等学校
・神奈川県立綾瀬西高等学校
・岡山県立津山商業高校

全国の導入校から得られた成功事例を通じて、キャッシュレス学園祭(文化祭)の具体的な効果を見ていきましょう。

日本大学三島高等学校:全国初の電子マネー導入

日本大学三島高等学校は、2022年6月に全国初となる完全キャッシュレス学園祭(文化祭)を開催しました。

約40店舗すべてでau PAY決済を導入し、開催2日間で延べ約1万件の決済を記録しています。

もともと、この取り組みは生徒会の発案によるもので、コロナ禍での非接触化と現金管理の煩雑さを解決することが目的でした。

実際、生徒からは「決済が早くて便利」「最初は不安だったが、使ってみるとすごく便利だった」という好評の声が寄せられ、教員も「実践的な金融教育として生徒たちが同じ体験を共有できる貴重な機会」とその教育効果を評価しています。

神奈川県立綾瀬西高等学校:劇的な業務効率化を実現

神奈川県立綾瀬西高等学校では、2024年9月の「青綾祭」でau PAYによる完全キャッシュレス化を実施しました。

それ以前は10名程度の教員が金券作成から数十万円の釣銭準備、集計作業までを担当していましたが、キャッシュレス化により劇的な負担軽減を実現しています。

文化祭2日間での利用者は1,314人、総決済額約143万円を記録。

さらに、特に注目すべきは生徒の行動変化で、「売上は今いくら?」「他の店舗の売上は?」とリアルタイムデータを確認しながら、「値段を50円下げてもいいですか?」と戦略的に店舗運営をする姿も見られたといいます。

事後アンケートでは、教員の8割以上が「非常に良かった」と回答し、同校は2025年の学園祭(文化祭)でも継続実施を決定しています。

au PAYキャッシュレス学園祭に挑戦した高校生、業務効率化・金融教育だけではない効果 | 教育業界ニュース「ReseEd(リシード)」

https://reseed.resemom.jp/article/2024/12/19/10005.html

 2024年も全国各地の学校で学園祭が開催された。神奈川県立綾瀬西高校(以下、綾瀬西高校)は、キャッシュレス決済を取り入れ、さらに進化した学園祭に挑戦した。準備から学園祭当日、振返りまでをレポートする。

岡山県立津山商業高校:商業高校向け販売実習プログラムを導入

岡山県立津山商業高等学校では、2024年12月7日の販売実習「津商モール」において、「au PAYキャッシュレス販売実習」を実施しました。

au PAYキャッシュレス販売実習とは、主に商業高等学校を対象としたプログラムです。

決済データをリアルタイムで分析し販売戦略を立案するデータマーケティングから、地域の事業者との協働によるB2Bマーケティングまで、現代のビジネスに必要な幅広いスキルを実践的に学習できます。

この事例では、販売実習とあわせて「au PAYドミナントキャンペーン」が展開されました。

生徒たちはKDDI社員とコミュニケーションを取りながら、学校周辺のau PAY加盟店と連携したキャンペーンを企画・実施しました。

キャンペーンの内容からポスターなどの販促物のデザインまで、すべてを生徒が主体となって決定し、制作した販促物は期間中に参加店舗で実際に掲示されました。

商業高校の販売実習にau PAYを導入、生きたビジネスを学ぶ | リセマム

https://s.resemom.jp/article/2025/03/26/81391.html

 2023年度より本格始動したau PAYキャッシュレス学園祭の取組みは、現金の管理や清算作業の軽減など、生徒たちの負担を減らすメリットがある。今回は、2024年12月に岡山県立津山商業高等学校が実施したau PAYキャッシュレス学園祭を使った販売実習の事例を紹介する。

au PAYキャッシュレス学園祭の導入までの流れ

キャッシュレス学園祭(文化祭)の導入は、以下の4つのステップで進められます。

ステップ1:お問い合わせ
教育機関様専用の問い合わせフォームから初回コンタクトを開始。学校の規模や希望に応じた相談が可能です。

ステップ2:詳細相談・プラン設計
au PAYの専門担当者が学校を訪問し、具体的な状況やニーズをヒアリング。最適な導入プランを共同で設計します。

ステップ3:事前準備・説明会
生徒向けの説明会開催、販促物の準備、保護者への告知など、万全の準備をサポートします。

ステップ4:当日実施・事後フォロー
当日の現地サポートから事後の振り返り会まで、一貫したサポートを提供します。

まずは相談から!キャッシュレス学園祭(文化祭)で金融教育を

キャッシュレス学園祭(文化祭)は、生徒たちが「お金」について体験的に学べる貴重な機会につながります。

消費者・事業者双方の視点からキャッシュレス決済を体験することで、教科書では学べない生きた金融リテラシーを身につけられるでしょう。

すでに多くの学校で導入が進んでおり、満足度の高さがその効果を物語っています。

特にau PAYが提供するプログラムは、準備~当日~事後フォローまでサポート体制が充実しており、学校が安心してデジタル変革に取り組める環境が整っています。

学園祭・文化祭を、実践的な金融教育の場へと変革したいとお考えの教育関係者のみなさまは、まずはお気軽にau PAYのキャッシュレス学園祭(文化祭)についてご相談ください。

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