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個人店舗向けのマルシェ出店ガイド! 準備・手続き・キャッシュレス決済活用のコツも

個人店舗向けのマルシェ出店ガイド! 準備・手続き・キャッシュレス決済活用のコツも

新鮮な食品やハンドメイド雑貨などが集まる「マルシェ」。多くの来場者でにぎわう様子を見て、参加を検討されている店舗経営者もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、マルシェの概要や出店方法などを解説。さらに、マルシェ出店時のおすすめ決済方法や、便利な電子クーポンもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


「マルシェ」ってどんなイベント?

「マルシェ」ってどんなイベント?

「マルシェ」という言葉を聞いたことはあるものの、具体的にどのようなイベントなのか知らないという方は多いのではないでしょうか。ここでは、マルシェの概要について解説します。

「マルシェ」とはフランス語で「市場」の意味

「マルシェ(marché)」は、フランス生まれの言葉で、「市場」を意味します。日本でも近年、商業施設や広場をはじめ、屋内外を問わずさまざまな場所で幅広いテーマのマルシェが開催されています。

日本では期間限定で開催されることが多い

フランスでは決まった日時に開催されるのが一般的ですが、日本では不定期で開催されることが多く、より特別なイベントとして非日常な体験を提供する場として捉えられています。

生産者がお客さまへ直接商品を販売することができるイベント

マルシェの大きな特徴は、生産者自身が直接お客さまに商品を販売できること。 ファーマーズマーケットなどで農家が育てた野菜・果物を自ら販売したり、ハンドメイド作家が手がけた作品を直接届けたりすることができます。商品を作り手の想いとともに提供することで、お客さまは商品の背景にあるストーリーを知ることができ、より深いつながりを醸成できます。

全国で開かれているマルシェ

日本全国で開催されている代表的なマルシェ の例をご紹介します。

太陽のマルシェ(東京)

日本最大級の都市型マルシェ。全国各地から、こだわり農家が手がける農産品・加工品が販売されているほか、食材の調理法をその場で学べる「食育の場」も設置されています。

Time Alive | 太陽のマルシェ

https://timealive.jp/

日本最大級規模の定期開催型マルシェである「太陽のマルシェ」。「食べる・買う・学ぶ・体験」ができる新しい都市型マルシェの情報を随時更新中。

ヨコハマハンドメイドマルシェ(神奈川)

全国のハンドメイド作家による、アクセサリー・雑貨・ファッション・アート作品などが集まる大規模なマルシェ。多様なジャンルの作家・作品との出会いを楽しめます。

ヨコハマハンドメイドマルシェ2025

https://handmade-marche.jp/

ヨコハマハンドメイドマルシェ2025は6月14日・15日にパシフィコ横浜で開催する日本最大級のハンドメイドの祭典です。2日間で3,000ブースが出店し、全国から集まるハンドメイド作家による様々なオリジナル作品が販売されます。

大阪ぐりぐりマルシェ(大阪)

有機農家と食べる人が直接出会うことで、有機食品の普及を目指しているマルシェ。第2土曜日は難波神社(偶数月)もしくは中船場(奇数月)で開催されています。

きららマルシェ(兵庫)

ハンドメイドとグルメが楽しめる兵庫県最大規模の屋外マルシェ。ワークショップやエステなどの体験ブースやダンス・大道芸などのステージもあり、家族で楽しめます。

きららマルシェ

https://kirara-marche.info/

ハンドメイドとグルメを家族で楽しめるオシャレで可愛いロハスなマルシェイベント。牧場マルシェ・海マルシェ・お花マルシェ・街なかマルシェをテーマに映えスポットで開催しています。自然の恵みに癒されながらマルシェで名店散策。ステージでは音楽やショーもお楽しみいただけます。

マルシェへの出店が多い店舗・商品の例

マルシェでは、どのような業種の店舗が出店し、どのようなジャンルの商品が販売されているのでしょうか。代表的な例をご紹介します。

生鮮食品(採れたて野菜や果物など)

生鮮食品(採れたて野菜や果物など)

農家の方が直接販売する新鮮な野菜や果物は、マルシェの定番です。スーパーでは手に入らない珍しい品種や、有機栽培されたこだわりの食材は特に人気があります。

調理した飲食物(お菓子や軽食、ドリンクなど)

調理した飲食物(お菓子や軽食、ドリンクなど)

手作りの焼き菓子やパン、こだわりのコーヒーやジュース、その場で調理された軽食などもマルシェの魅力の一つ。実店舗を持たない個人の方でも出店しやすいジャンルです。

ハンドメイド作品(アクセサリーや雑貨など)

アクセサリー、陶器、木工品、布小物など、作家が一つひとつ丁寧に作ったオリジナルのハンドメイド作品も人気。作り手の想いが伝わる一点ものは、多くの人を引きつけます。

もちろん、上記以外にもさまざまな種類の店舗・商品が見られます。ご自身の店舗で扱っている商品やサービスが、出店したいマルシェの雰囲気に合うかどうかを考えてみるのが良いでしょう。

マルシェとフリーマーケットの違い

マルシェと似たイベントとして「フリーマーケット」がありますが、この2つには明確な違いがあります。

マルシェの基本的な考え方は「生産者が販売する」こと。つまり、農家や職人、ハンドメイド作家などが、自分たちが作ったもの、育てたものを直接販売します。一方、フリーマーケットは、個人が不要になったものを持ち寄り、自由に売買する場。そのため、古着や古本、使わなくなった日用品などが主な出品物となります。

個人店がマルシェに出店するメリットとは?

個人店がマルシェに出店するメリットとは?

実店舗を経営している方が、個人ではなく店舗としてマルシェに出店する ことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。店舗経営者にとって特に役立つポイントをご紹介します。

新規顧客と出会える

マ ルシェは、普段はなかなかお店に来てくれる機会が少ないような、新しい客層と出会う絶好の機会。近隣の地域住民だけでなく、イベント目当てで遠方から訪れる人もいるでしょう。マルシェのにぎやかな雰囲気のなかで、自店舗や商品を初めて知る人が増え、認知度向上につながります。

新しい商品やサービスのテスト販売に最適

マルシェは、新商品や新サービスの反応をダイレクトに知ることができる貴重な場です。実店舗とは異なる環境で、お客さまの生の声を聞きながら、商品の改良点や新たなニーズを発見することができます。小規模な形からテスト販売を始められるのもメリットです。

お客さまによるSNS拡散に期待できる

マルシェ特有の限定感やお祭り感は、来場者を高揚させ、SNSへの投稿を促します。「すてきな商品を見つけた!」「家族とおいしいものを楽しんだ」といったポジティブな投稿は、あなたの店舗や商品の魅力を広める大きな力に。特に、見た目のインパクトがある商品や、ストーリー性のある商品はSNSで拡散されやすいでしょう。

マルシェ出店にあたって必要な準備・手続きは?

マルシェ出店にあたって必要な準備・手続きは?

実際にマルシェへ出店するには、どのような準備や手続きが必要になるのでしょうか。順を追って解説します。

事前準備

マルシェへの出店は、事前のリサーチと準備が非常に重要です。

参加するマルシェを探す

まずは、店舗のコンセプトや扱っている商品と相性の良さそうなマルシェを探しましょう。開催時期、場所、規模、出店者のジャンルなどを比較検討するのが定石です。多くのマルシェでは、開催日の数カ月前から出店者の募集がスタートします。人気のマルシェはすぐに募集が締め切られることもあるため、早めの情報収集が肝心です。

開催期間の確認

出店を検討しているマルシェの開催期間を確認し、ご自身の店舗のスケジュールや準備期間と照らし合わせましょう。無理のない範囲で参加できるマルシェを選ぶことが大切です。

出店条件の確認

各マルシェには、出店料やブースの広さ、販売できる商品、必要な許可証など、さまざまな出店条件があります。ご自身の店舗が条件を満たしているかを確認しましょう。

立地条件の確認

マルシェ内のブースの配置や、人通りの多い場所かどうかなども、売上に大きく影響します。可能な範囲で、事前に会場のレイアウトを確認しておくと良いでしょう。

レンタル品・備品の確認

テーブル、椅子、テントなどの備品を自分で用意する必要があるのか、マルシェの運営側からレンタルできるのかを確認します。レンタルできる場合は、料金や予約方法も確認しておきましょう。

SNSやホームページなどで宣伝

店舗のSNSやホームページ、ブログなどで、マルシェに出店することを事前にPRしましょう。なるべく早く告知することで、より多くの人に情報をリーチさせ、来場につなげられる可能性が高まります。

手続きの流れ

一般的なマルシェ出店の申し込みから出店当日までの流れを、時系列で解説します。

1. 募集要項の確認

マルシェの公式サイトから募集要項や出店規約を細かく確認します。

2. 申し込み

郵送やウェブのフォームなど、指定の方法で申し込みを行います。

<よくある記入項目の例>
・店舗名
・代表者氏名
・連絡先(電話番号、メールアドレス)
・出店希望日
・販売品目やカテゴリー
・商品の写真
・ブースの希望サイズ
・電気の使用希望の有無
・過去の出店経験

3. 審査

申し込み内容に基づいて審査が行われる場合があります。

4. 出店料の支払い

審査に通ったら、指定された期日までに出店料を支払います。

5. 出店準備

当日に販売する商品の準備や、必要な備品をそろえます。

6. 当日

マルシェのルールに従って出店、販売を行います。

マルシェの決済方法は「キャッシュレス」が便利!

マルシェの決済方法は「キャッシュレス」が便利!

マルシェの出店当日までに考えておきたいのが「決済方法」。近年は、キャッシュレス決済を活用する出店者が増えています。どのようなメリットがあるのか、見ていきましょう 。

マルシェでのキャッシュレス決済導入のメリット

・会計業務の負担を減らせる
現金の受け渡しや管理、お釣りの準備といった煩雑な作業が不要になるため、販売に集中できます。特に1人で出店する場合、キャッシュレス決済は大きな助けになるはずです。

・会計待ち時間の短縮
スムーズな決済処理により、お客さまの待ち時間を削減。これにより、購入機会の損失を防ぎ、顧客満足度の向上にもつながります。

・防犯性の向上
現金を取り扱わないため、盗難のリスクを軽減できます。特ににぎわうマルシェでは、現金の管理に気を遣う必要がなくなるのは大きなメリットです。

・普段店舗で利用している決済システムを使える
すでに店舗で導入しているキャッシュレス決済システムを、マルシェでもそのまま利用できる場合があります。新たなシステム導入の手間やコストを抑えられて便利です。

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マルシェ出店で新たなお客さまとの出会いを!

マルシェへの出店は、個人店にとって新たな顧客との出会い、商品やサービスのテスト販売、そしてSNSでの拡散といった多くのメリットをもたらします。さらに、キャッシュレス決済や便利な電子クーポンを活用すれば、当日はもちろん、マルシェ出店後のリピーター獲得まで効率的に行えます。あなたのお店もマルシェに出店して、新しい顧客とのつながりを築き、お店の可能性を広げてみませんか?



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