トップへ戻る

キャッシュレス決済導入するならどれがいい?市場動向をもとに徹底解説

キャッシュレス決済導入するならどれがいい?市場動向をもとに徹底解説

クレジットカード、QRコード決済、電子マネー…。キャッシュレス決済サービスが多様化するなか、事業者はどのキャッシュレス決済を導入すればいいのでしょうか。 この記事では、キャッシュレス決済の市場動向を元に、今からキャッシュレス決済を始めるならどれがよいかを検証していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約2~3分で読めます。


一番使われているキャッシュレス決済はどれ?

クレジットカードやQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済は、政府のキャッシュレス化推進の方針もあって、日本でも年々利用者が増えています。

今お店にキャッシュレス決済の導入を検討するなら、各種調査を元に利用動向を把握して、お店の業態や顧客層にあった決済サービスを導入することがおすすめです。

東京都内のキャッシュレス決済比率は54%

東京都が出している「令和4年度都内キャッシュレス決済比率に関する 調査結果」によれば、2023年3年時点の都内のキャッシュレス決済比率は54.1%と発表されています。

2014年度調査のキャッシュレス決済比率は21.6%だったので、この10年でキャッシュレス決済比率が倍以上に増えたことがわかります。

また、キャッシュレス決済の種類別では、クレジットカードの利用が最多で、次に多いのがQRコード決済です。

Suicaやnanacoなどでおなじみの電子マネーは3番手となっており、金額ベースのシェアではQRコード決済の半分以下にとどまります。

年代別のキャッシュレス比率を見ると、20代の61.4%がもっとも高く、年代が高くなるにつれて徐々に減っていく傾向です。

ただし、60代以上でもキャッシュレス比率4割を超えており、幅広い世代でキャッシュレス化が進んでいることがわかります。

日本全体のキャッシュレス決済比率は36%

東京都内のキャッシュレス決済比率は54.1%と、50%の大台を超えましたが、都市部だけではないことを見るために、日本全体の数字も確認しましょう。

キャッシュレス推進協議会が出している「キャッシュレス・ロードマップ 2023」によれば、日本全体のキャッシュレス決済比率は2022年時点で36.0%に達しました。

東京都の水準には及ばないものの、それでも「2025年6月までにキャッシュレス比率を4割程度に引き上げる」という政府のキャッシュレス比率目標はほぼ達成される見込みです。

なお、キャッシュレス決済の種類別内訳は東京都の調査とほぼ同様の傾向です。

クレジットカードがトップで、その後にQRコード決済、電子マネーが続きます。

2021年の調査では電子マネーのほうが多くなっていましたが、2022年QRコード決済は2年連続で150%の伸びをみせ、電子マネーの利用率を抜いたことが注目されます。

 キャッシュレス全体額に占める割合増減率
2020年2021年2022年2021年2022年
クレジットカード86.8%85.3%84.5%8.8%15.8%
QRコード決済3.7%5.6%7.1%66.3%50.3%
電子マネー7.0%6.3%5.5%-1.1%1.9%
デビットカード2.5%2.8%2.9%25.1%19.3%
キャッシュレス全体の金額の増減率10.6%16.9

消費者の約9割はキャッシュレス決済を保有

続いて、同じくキャッシュレス推進協議会の「消費者インサイト調査」の結果を確認していきましょう。これを見ると現在のよりリアルなキャッシュレス決済市場や消費者動向が見えてきます。

2022年度消費者インサイト調査によると、「何らかのキャッシュレス決済を保有している」と答えた割合は93%、「キャッシュレス決済手段を普段から持ち歩いている」という割合でも89.7%に上ります。

 何らかのキャッシュレス決済を保有している割合
キャッシュレス決済全体93%
クレジットカード(接触式)82%
クレジットカード(非接触式)42%
QRコード決済(コード決済型アプリ)73%
電子マネー73%
デビットカード24%

また、金額別の利用傾向を見ると、クレジットカードは1~10万円の支払いによく利用されています。

一方、QRコード決済や電子マネーは1,000~3,000円の支払いで割合が高くなっています。

このことから客層や客単価などによっても、利用されているキャッシュレス決済は異なることがわかります。

キャッシュレス決済を導入するならどれがいい?

事業者や店舗経営者がいま導入すべきキャッシュレス決済は、利用率の面から見ると「クレジットカード」や「QRコード決済」がおすすめです。

すでに説明したようにこの2つの決済手段は、キャッシュレス決済の利用率の1位と2位です。ユーザーが多ければ、それだけ大きな導入効果が期待できます。

ちなみに経産省が小売、飲食、宿泊、生活関連などの中小企業1,031社を対象にした調査では、80%がキャッシュレス決済を導入しています。

種類別にはクレジットカードが63.3%、QRコード決済は55.6%という結果です。

つまり、2つに1つのお店はいずれかもしくは両方を導入していということです。

クレジットカードとQRコード決済には、それぞれ以下のような特徴があります。双方の特徴を理解し、お店に合ったものを選ぶことが大切です。

クレジットカードの特徴QRコード決済の特徴
・利用者が多い
・国際ブランドであれば訪日外国人客にも対応できる
・決済手数料がQRコード決済と比べると高め
・専用の読み取り端末が必要
・利用者が年々増加中
・初期費用をかけずに導入できる
・決済手数料はクレジットカード比較すると低め
・ポイント還元キャンペーンが販促になる

初期費用ゼロで導入できるau PAY

「初期費用が気になる」という場合は、QRコード決済サービスから始めてみるのがおすすめです。

クレジットカードのように読取専用端末が不要なため無料で始めることができ、利用ごとにかかる決済手数料も、一般にクレジットカードより低く抑えられます。

日本の通信大手KDDIが提供するQRコード決済サービスau PAYは、経済的な負担を抑えながらお店のキャッシュレス化を進めたいという小規模店舗や個人経営者に好評です。

初期費用がかからないのはもちろん、決済手数料も2.6%とリーズナブル。

一般にクレジットカードの方が決済手数料が高いため、薄利多売の小売業態などでは、決済手数料が低いキャッシュレス決済を利用することがおすすめです。

まとめ

キャッシュレス決済は過去10年で急速に進化し、現金離れが全国で進んでいます。

本記事で見てきたように、2023年3年時点の都内のキャッシュレス決済比率は54.1%に達し、日本全体でも2022年間で36.0%と、確実にキャッシュレス時代が到来しつつあります。

また、消費者の約9割が何らかのキャッシュレス決済手段を持ち歩いており、なかでもクレジットカードとQRコード決済は主流の決済手段です。

初期投資を抑えたいという事業者には「au PAY」のような低コストでの導入が可能なサービスもおすすめです。

申し込みから導入まで最短1週間ほどで完了するので、ぜひ以下も参考にしてみてください。

au PAY 導入の流れ

https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/13

この記事ではau PAY導入を検討されている方に、導入の流れや各ステップで必要な書類や入力内容についてご説明し、au PAYのスムーズな導入にお役立ていただけます。お申込み内容に不備がなければ、1週間から10日程度でau PAYをご利用開始いただけます。



この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。(商標について
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

集客力アップが期待できるキャッシュレス決済なら「au PAY」

KDDIが提供するau PAYは、導入費用・入金手数料がすべて無料。導入コストゼロで始められるだけでなく、約3,770万人(2025年7月時点)の会員数を保有し、専用アプリの店舗検索にもお店が表示されるので集客力アップも期待できます。

※コード決済手数料は2.6%です。 決済合計額に、決済手数料率を乗じて計算された手数料の金額に、消費税10%を加算した額をお支払いいただきます。

関連する投稿


住民税を払い忘れたらどうなる?ペナルティと今すぐできる対処法

住民税を払い忘れたらどうなる?ペナルティと今すぐできる対処法

住民税の払い忘れに気づいたら焦ってしまいますよね!でも大丈夫。今からでも間に合います。 期限が過ぎていても一定期間はお手元の納付書で金融機関やQRコード決済から支払えることがあります。納付書をなくしてしまったり期限を大幅に超過している方は、市区町村の税務課に相談しましょう。 本記事では、住民税を支払い忘れた場合の状況別の対処法や延滞金の仕組み、払い忘れないための工夫について解説します。


 固定資産税を払い忘れるとどうなる?延滞金の仕組みと対処法を解説

固定資産税を払い忘れるとどうなる?延滞金の仕組みと対処法を解説

固定資産税は年に数回しか支払いのタイミングがないため、うっかり払い忘れてしまうこともあります。「納付期限を過ぎてしまったけど、どうすればいい?」「延滞金はいくらかかるの?」そのような不安を抱えている方に向けて、本記事では固定資産税の払い忘れに関する疑問をわかりやすく解説します。払い忘れを防ぐ対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


固定資産税の支払い方法は?便利でおトクなキャッシュレス決済も紹介

固定資産税の支払い方法は?便利でおトクなキャッシュレス決済も紹介

固定資産税の支払いに、まだ現金や口座振替を使っていませんか。実は2023年4月から、納付書のQRコードを読み取ってスマホ決済で支払えるようになっています。本記事では、固定資産税の基本的な仕組みと計算方法、支払い方法の選択肢、2023年から使えるようになったスマホ決済による支払いの具体的な手順まで、わかりやすく解説します。au PAYで固定資産税を支払えば、いつでも支払えて手数料無料、ポイント還元のチャンスがあります。


完全キャッシュレス、そろそろ本気で考えるべき? 決済方法の動向や移行のポイントを解説

完全キャッシュレス、そろそろ本気で考えるべき? 決済方法の動向や移行のポイントを解説

キャッシュレス後進国と言われてきた日本ですが、経済産業省の発表「2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました」によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%にまで上昇したことが分かりました。 今後もますます加速しそうな“完全キャッシュレス化”の概要とメリット・デメリット、そして小さなお店でも始めやすい完全キャッシュレス化の手順を紹介します。


【2025年6月最新】大阪万博の人気パビリオン攻略法!混雑状況と予約のコツを現地レポート

【2025年6月最新】大阪万博の人気パビリオン攻略法!混雑状況と予約のコツを現地レポート

開幕から2か月が経過した大阪万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)。イタリア館など評判のパビリオンは一瞬で予約が埋まるほどの人気を見せています。 そこで本記事では、現地レポートも交えながら、最新の混雑状況から人気パビリオンの予約のコツ、そして混雑を避ける攻略法まで徹底解説。完全キャッシュレスの会場で使えるau PAYなどの決済情報もお見逃しなく!


最新の投稿


au PAY ふるさと納税、最大42%ポイント還元のチャンス!「真夏の大還元フェス」を開催

au PAY ふるさと納税、最大42%ポイント還元のチャンス!「真夏の大還元フェス」を開催

auコマース&ライフは、2025年8月4日から9月1日までの期間、KDDIが運営する「au PAY ふるさと納税」において、最大42%を還元する「真夏の大還元フェス」を開催。実施中のキャンペーンや特典とあわせると合計最大59%還元となります。


マネするだけでOKなクーポンの作り方! 配信タイミングや割引率などおすすめの設定を紹介

マネするだけでOKなクーポンの作り方! 配信タイミングや割引率などおすすめの設定を紹介

「au PAY グロースパッククーポンで集客を始めたいが、どうやってどんなクーポンを作ればいいのか分からない」とお悩みではありませんか? 本記事では、au PAY グロースパッククーポンの入門ガイドとして、デジタルクーポンの基本的な作り方や、おすすめの設定方法などを分かりやすく解説します。


クーポンは配信後が勝負! 使ってもらう工夫を実例とともに紹介

クーポンは配信後が勝負! 使ってもらう工夫を実例とともに紹介

集客・売上アップのためにクーポンを配信しているけど、なかなか利用してもらえない……」とお悩みではありませんか? 本記事では、au PAY グロースパッククーポン(有料) の利用率を上げるための実践的なテクニックを分かりやすく解説します。さらに、実際にau PAY グロースパッククーポンによって集客・販促効果がアップしたお店の具体例もご紹介。クーポンを配信するだけで終わりにせず、来店につなげるコツを学びましょう。


50円割引!道の駅 清流の里ひじかわで使える au PAY クーポン(2025年9月30日まで有効)

50円割引!道の駅 清流の里ひじかわで使える au PAY クーポン(2025年9月30日まで有効)

道の駅 清流の里ひじかわにてau PAY(コード支払い)で1回1,000円(税込)以上のお支払いで使える50円割引クーポンをau PAY アプリにてプレゼントします。


最大10%割引!食品館アプロ 古川橋店で使える au PAY クーポン(2025年8月31日まで有効)

最大10%割引!食品館アプロ 古川橋店で使える au PAY クーポン(2025年8月31日まで有効)

食品館アプロ 古川橋店にてau PAY(コード支払い)で1回2,000円(税込)以上のお支払いで使える最大10%割引クーポン(割引上限:1,000円/回)をau PAY アプリにてプレゼントします。


au PAY 法人さま向けお問い合わせ窓口 導入のご相談・お問い合わせ