クレジットカードでは昨年過去最悪の被害!QRコード決済は大丈夫?

日本でもキャッシュレス決済比率が2024年に40%を突破し、現金以外での支払いが急速に普及しています。
代表的なキャッシュレス決済にはクレジットカード、QRコード決済、電子マネーがあり、もっとも利用されているのはクレジットカードです。
そのクレジットカードでは、2024年の不正利用被害額が過去最悪の555億円に達しました。
偽サイトに誘導してカード番号をだまし取る「フィッシング詐欺」が横行しているのが大きな原因とされています。
今の所、QRコード決済では同様の大規模な被害は報告されていませんが、それではどのようにセキュリティを担保しているのでしょうか。
QRコード決済に導入されているセキュリティ対策

QRコード決済では、不正利用を防ぐために技術面と運用面の両方からセキュリティ対策を実施しています。
■技術的な対策
・暗号化技術による決済データの保護
・2段階認証による不正利用防止
・不正検知システムによる監視
■運用的な対策
・利用上限額の設定による被害額の限定
・送金可能な金融機関の制限
・本人確認による不正アカウント防止
QRコード決済では、これらの複合的な対策により、被害を防いでいます。まずは、技術的な対策について見ていきましょう。
■暗号化技術による決済データの保護
QRコード決済では一般に、決済に関するやり取りがSSL通信などで暗号化されて送信されます。これにより、通信経路で情報が漏れることを防ぎます。
また、端末に表示されるQRコードは有効期限が数分程度と短いため、使いまわして悪用できないように考えられています。
■2段階認証による不正利用防止
多くのQRコード決済サービスでは、ログイン時や重要な操作時に2段階認証が求められます。
これは、ID・パスワードに加えて、スマートフォンに送信される認証コードの入力を求める仕組みです。
仮にID・パスワードが盗まれても、認証コードがなければアカウントにアクセスできないため、不正利用のリスクを大幅に減らせます。
本人認証と取引検証システム
QRコード決済では認証コード以外にも、以下のような多段階の認証・検証が行われています。
基礎認証:利用者のスマートフォンとアプリを紐づけて管理
利用時認証:決済時のPIN入力、指紋認証、顔認証など
取引検証:決済要求が正当な利用者から送信されたものかを確認
不正検知:24時間体制等で異常な取引パターンを監視
これらの仕組みを組み合わせることで、複合的なセキュリティを実現しています。
たとえば、不正検知システムが稼働している場合は、普段とは大きく異なる金額での決済や、短時間での連続決済、海外からのアクセスなどが検知されると一時的に取引を停止し、本人確認を求める仕組みになっています。
セキュリティ重視でQRコード決済を選ぶポイント

一般的なセキュリティ対策が導入されていても、サービスによって安全性のレベルには差があります。
セキュリティを重視してQRコード決済を選ぶ際は、まず以下のポイントを確認しましょう。
■本人確認機能を搭載している
本人確認機能があるサービスは、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づく厳格な本人確認を実施しているため、より高いセキュリティレベルを確保できます。
本人確認を完了することで、不正アクセスや第三者による悪用を防ぐことができ、万が一のトラブル時にもサポートを受けやすくなります。
たとえば、au PAYでは、マイナンバーカード、運転免許証、在留カードなどによる本人確認の仕組みを導入しています。
au PAYでは本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード)の情報とau IDの登録情報が一致しているかを確認させていただいております。
■セキュリティ認証の仕組みが導入されている
QRコード決済を選ぶ際は、複数の認証方法を組み合わせてセキュリティを強化しているサービスを利用しましょう。
たとえば、au PAYでは以下のようなセキュリティの仕組みを導入しています。
2段階認証:au IDとパスワードに加えて、SMS(Cメール)で確認コードを送信。または登録メールアドレスにワンタイムURLを送信し、スマートフォンを持っていなければアクセス不可。
アプリロック機能:アプリ起動時に指紋認証やFace IDで認証。端末を紛失しても第三者による不正利用を防止。
不正出金対策:QRコード決済に紐づける口座をau IDと同一名義のauじぶん銀行口座に限定。au系サービス内で決済手続きが完結するため追跡困難な不正出金を防ぐ。
これらの仕組みにより、たとえひとつのセキュリティが突破されても、次の防御ラインが不正利用を阻止できます。
■補償制度が充実している
万が一、不正利用の被害に遭った場合の補償制度が充実しているかどうかも重要なポイントです。
au PAYでは、パスワードの盗取や詐取、端末の紛失・盗難、プリペイドカードの紛失・盗難による不正利用について補償制度を設けています。
QRコード決済サービスを利用する際は、このような補償制度の内容を事前に確認しておくことで、より安心して利用できるでしょう。
■運営会社の信頼性と実績がある
QRコード決済運営会社の信頼性も重要な判断材料です。
通信キャリアや金融機関が運営するサービスは、長年の事業実績とノウハウがあり、セキュリティ体制も充実している傾向にあります。
au PAYの場合、KDDI株式会社が運営していて、通信事業で培った高度なセキュリティ技術と、24時間365日のサポート体制を提供しています。
※電話の問い合わせは営業時間あり、利用停止のお手続きのみ24時間対応
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au PAYでは、2025年9月1日~12月26日の期間、新規で本人確認登録をされた方を対象に抽選で2,000円相当(不課税)のau PAY 残高をプレゼントするキャンペーンを実施しています。
本人確認を完了することで、セキュリティが大幅に向上するだけでなく、送金・出金サービスなどの便利な機能も利用できるようになるのでこの機会にぜひ登録をお済ませください。
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キャンペーン期間:
第1弾:2025年9月1日(月)~10月7日(火)
第2弾:2025年10月8日(水)~11月13日(木)
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QRコード決済はセキュリティ対策を理解すれば安心して利用できる
お金を扱うサービスとして、QRコード決済でもセキュリティを重視しています。暗号化技術や2段階認証などの技術的対策と、利用上限や本人確認などの運用的対策を組み合わせた、複合的なセキュリティ体制を構築しています。
現在、キャンペーンを実施中ですので、本人確認登録をして、より安全・安心にau PAYをご利用ください。