「かながわPay」とは?
神奈川県では、新型コロナウイルス感染症や原油高および物価高騰などの影響により、売り上げが減少している県内産業を支援するため、キャッシュレス・消費喚起のキャンペーンを実施しています。そして「かながわPay」は、この事業で利用される専用アプリを指します。
第1弾として2021年に「総額70億円還元キャンペーン」として実施され、加盟店約18,000店、アプリのダウンロードは100万回に達し、好評のうちに終了しています。
「かながわPay」第2弾は、消費者が神奈川県内の小売店・サービス事業者・飲食店などにおいて、専用アプリ「かながわPay」を通じてQRコード決済サービスで代金を支払った際、決済額の最大20%の金額に相当するポイントを消費者に還元するというのが基本的な内容です。
以下、条件などもう少し詳しく紹介します。
■神奈川県民以外も利用可能
「かながわPay」というネーミングから、利用できるのは神奈川県民だけ?と思われるかもしれません。「かながわPay」には、神奈川県民以外でも参加できます。
通勤や通学、レジャーなど、期間中に「かながわPay」アプリをダウンロードし、神奈川県内の加盟店で「かながわPay」を利用すれば、決済額の最大20%の金額に相当するポイントが還元されます。
■最大20%・3万円分のポイント還元
「かながわPay」の対象店でau PAYなどのQRコード決済で決済すると、利用額の10%もしくは20%のポイントが還元されます。ポイント還元の上限は、最大3万円相当です。
対象店による還元率の違いは、大企業での利用が10%、中小企業・小規模事業者での利用が20%還元となっています。なお、対象店による還元率の違いは「かながわPay」アプリやキャンペーンの公式サイトから確認できます。
「かながわPay」の利用を通じて付与されるポイントは、キャンペーン専用の「かながわポイント」として、「かながわPay」アプリに付与されます。「かながわポイント」は、「かながわPay」アプリを通して、「1ポイント=1円相当」としてご利用いただけます。
最大3万円分のポイント還元を受けられるので、10%還元の加盟店でも30万円分までおトクにお買い物できます。
■既存のQRコード決済サービスとの連携で使い勝手は二重丸
「かながわPay」の利用方法について説明します。
「かながわPay」でポイント還元を受けるには、対象店で専用アプリ「かながわPay」からQRコード決済を行います。対応しているQRコード決済サービスは「au PAY」「d払い」「はまPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」です。
決済時に「かながわPay」アプリから上記いずれかのQRコード決済サービスを選択すると、そのサービスのアプリが自動で起動して決済完了という流れになります。
なお、上記5つのQRコード決済サービスを利用していないと「かながわPay」に参加できない点に注意が必要です。
具体的な決済手順についてはこちらの動画をご覧いただくとさらに理解が深まります。
「かながわPay」利用には専用アプリが必要
すでに紹介しているように、「かながわPay」の利用を通じてポイント還元を受けるには、専用アプリのインストールが必須となるため、まずは以下のリンクより「かながわPay」アプリをダウンロードします。
・iPhone用アプリをApp Storeからダウンロードする
・Android用アプリをGoogle Playからダウンロードする
こちらの「かながわPay」アプリでは、各QRコード決済サービスを利用した支払いのほか、利用可能な店舗の検索やポイントの管理機能が提供されます。
「かながわPay」加盟店一覧の確認方法は?
「かながわPay」アプリのインストール、そして「au PAY」「d払い」「はまPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」いずれか(複数でも可)のQRコード決済サービスを利用できる状態にすれば、「かながわPay」でポイントを獲得する準備は完了です。
どのお店で「かながわPay」を使えるのか?またそのお店の還元率は?こうした情報を調べたい場合は、「かながわPay」アプリからの検索が効率的。「かながわPay」アプリなら位置情報を利用して「近くのお店からさがす」「マップからさがす」の2項目からの店舗検索を利用できます。
県外の方で土地勘がない場合も、「かながわPay」が利用できるお店を調べられるので便利です。
ちなみに、本キャンペーン特設サイト内には「お店を探す」ページからも「かながわPay」利用可能店舗を検索できます。
アプリ、Webサイトいずれの場合も、還元率や利用できるQRコード決済サービスが明記されているので、お店に行く前に確認しておきましょう。
「かながわPay」に参加している店舗は多くの業種と店舗に渡っています。
日常生活での利用率が高いコンビニエンスストアでは「ローソン」、スーパーストアでは「Odakyu OX」「京急ストア」「成城石井」、外食チェーン店では「スシロー」「木曽路」「カレーハウスCoCo壱番屋」「はなの舞」など、知名度が高いお店も「かながわPay」の対象店。
例えば、「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」の飲食店の多くで「かながわPay」を利用できます。レジャーでは「箱根登山ハイヤー」でも「かながわPay」対象店なので、箱根旅行でご活用ください。
「かながわPay」の参加加盟店になる方法
「かながわPay」では、最大20%還元のおトクなキャンペーンで、多くの消費者が参加するため、加盟店の集客と売上げ向上が見込めます。
まず、「かながわPay」の第1弾に参加した店舗については、あらためて加盟店登録申請をしていただく必要はありません。解約手続きしていない限り、第2弾でもそのまま対象店舗となります。
「かながわPay」に加盟店登録申請したい場合、2022年11月末までの受付を予定していますが、キャンペーンは予定の予算に到達次第終了となります。また、お申し込みから審査完了まで最短1か月(決済事業者によっては2か月以上)必要です。
QRコード決済サービスをすでに導入済の場合も、あらためて本キャンペーンへお申し込みいただき、各QRコード決済事業者の審査を受ける必要があります。
QRコード決済サービスを未導入の場合は、本キャンペーンへお申し込み時に、導入するQRコード決済サービスを選択してください。各サービスの導入手続きがあわせて進行します。
第2弾に向けた加盟店登録申請の受付は既にはじまっていますが、キャンペーンの開始も2022年7月19日に迫り、審査期間もあるため、お早めの加盟登録申請をおすすめします。詳細については以下のページをご参照の上、「加盟店申請フォーム」からお申し込みください。
総額50億円ポイント還元事業加盟店募集中!かながわPayはじめませんか?申請受付についてご確認いただけます。
まとめ
「かながわPay」は「au PAY」「d払い」「はまPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」と連携し、最大20%還元のお得なキャンペーンです。
本キャンペーンの加盟店、つまり最大20%還元となるお店は業態、店舗数ともに多岐にわたっています。どこが加盟店?今いるところに加盟店はある?と調べたい場合は、「かながわPay」アプリか公式サイトに加盟店一覧や検索機能があります。
大企業だけではなく、中小規模のお店の加盟も多く、こちらの場合は還元率が20%になり、消費者も注目するために集客そして売上向上のチャンスと言えるでしょう。