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データが示すインバウンド急回復!2023年の旅行業界動向

データが示すインバウンド急回復!2023年の旅行業界動向

日本を訪れる外国人旅行者数も急速に回復しています。直近の調査では訪日外国人観光客の数はインバウンドのピークを迎えた2019年の約6割の水準まで戻っています。2023年のインバウンドの動向について、最新データとともに詳しくお伝えしていきます。

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⏳この記事は約2~3分で読めます。


インバウンドとは?

※写真は2017年

インバウンドとは一般に「外国からの来訪者」を指す言葉です。

「外から中に入ってくる」「内向きの」という意味をもつ「inbound」という英単語が語源で、それ転じて旅行業界では、外国人が日本で観光すること、また訪日外国人旅行者のことをインバウンドと呼びます。

インバウンドは、地域の文化や自然景観を世界に広める役割を果たすだけでなく、経済活動を活性化させる重要な要素です。

日本を訪れた外国人は、ホテルに宿泊し、レストランで食事をし、観光地やショッピングスポットを訪れます。

その結果、現地の事業者にとっては新たなビジネスチャンスが生まれ、雇用の創出や地域経済の活性化に寄与することになります。

2023年、長きにわたったパンデミックもようやくひと段落しつつあります。

新型コロナウイルス感染症の蔓延により観光業界は大打撃を受けましたが、ようやくその回復の兆しを見せはじめているといえるでしょう。

2023年のインバウンド需要の実態

それでは実際、インバウンド需要はどれくらい回復しているのでしょうか。

また、今後の日本の観光業界はどうなっていくのでしょうか。

ここではいろいろな報道や統計などを振り返りながら、インバウンド需要の実態を見ていきます。

日本が次に訪れたい国の首位に!

最初に、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)と公益財団法人日本交通公社(JTBF)が共同で行った「DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(2022年度版)」を見てみましょう。

アジア、欧州、アメリカ、オーストラリアの人を対象に、海外旅行についての意向をリサーチした調査です。

この調査によれば「次に海外旅行したい国・地域」の1位は日本。

回答者のおよそ2人に1人が日本に旅行したいと答えています。

▼次に海外旅行したい国・地域

順位アジア居住者による回答欧米豪居住者による回答全体
1位日本(64%)アメリカ(36%)日本(52%)
2位韓国(42%)日本・オーストラリア(29%)韓国(31%)
3位タイ(28%)カナダ(27%)オーストラリア(28%)
4位オーストラリア・台湾(27%)イタリア・イギリス(25%)タイ(25%)
5位シンガポール(25%)ニュージーランド(23%)ニュージーランド(22%)

上記の表を見てわかる通り、アジア居住者からの人気は断トツ。

2位の韓国とは20%以上の差がついています。

さらに、評価の高い日本の観光コンテンツを見てみましょう。

日本の観光資源のなかでも特に「食事のおいしさ」「治安の良さ」「買い物」「宿泊施設」などが世界的高い評価を受けています。

自然や農山漁村など地域資源を活用した体験型のコンテンツも高いニーズを誇ります。

訪日外国人数の推移

2023年も中盤に差しかかり、訪日外国人の数もコロナ禍前の水準に戻りつつあります。

JNTO(日本政府観光局)発表の2023年4月訪日外客数推計値は約195万人。200万人に迫る勢いとなっており、2019年同月比では66.6%にまで回復し、個人旅行再開以降では最高を更新しました。

花見を楽しむ訪日外国人観光客がニュースやワイドショーでも頻繁に紹介されていたことは、記憶にも新しいのではないでしょうか。

直近訪日観光客推移

また、その多くをアジアからの旅行者が占めているのも特筆すべき点です。

2022年のデータでは、「韓国」「中国」「台湾」「香港」の4つでインバウンド客のおよそ半数を占めており、アジア全体では約8割にのぼります。

訪日外国人観光客に人気の観光地や日本のコンテンツとは

日本はなぜ、ここまで根強い人気を誇っているのでしょうか。

訪日外国人観光客の日本への関心が高い理由には、以下のようものが考えられます。

食事がおいしい

日本の食事は、その独自性と多様性で国際的に評価されています。寿司、ラーメン、天ぷらなどの伝統的な日本料理はもちろん、地域ごとの特色ある料理も多数。

また、日本の食事はおいしさだけでなく、栄養バランスと健康への配慮がされている点も魅力です。さらに美しい盛り付けや丁寧なサービスも、日本食や日本の外食が喜ばれる理由のひとつといえるでしょう。

【日本滞在時に食べて最もおいしかった日本の料理】
寿司(19.4%)
ステーキ・焼肉(9.2%)
すき焼き(8.0%)
うなぎ・うな重(7.4%)
天ぷら(6.9%)

【日本滞在時に食べた日本ならではの食材】
わさび(49.0%)
生魚(47.7%)
魚卵(42.8%)
松茸(42.2%)
生野菜(42.2%)
たけのこ(39.6%)
海苔、ワカメなど海藻(38.5%)
ウニ、タコなどの魚介類(37.5%)
餅(37.4%) など
参考:5カ国の訪日外国人に聞く日本の“食”(2023年4月) |農林中央金庫

治安がよい

日本は世界でもトップクラスの治安の良さを誇る国。

犯罪発生率は非常に低く、夜間でも安心して街を歩けます。この環境は観光客にとって非常に大きな魅力です。

さらに日本人の礼儀正しさやおもてなしの心も、訪日外国人観光客が安心して日本に滞在できる環境を支えています

安価で安心な買い物

「爆買い」というキーワードに代表されるように、ショッピングも日本旅行の楽しみのひとつといえるでしょう。

日本のブランド・商品は総じて品質が高く、使いやすいものばかりです。

電化製品やエンタメ関連グッズ、ファッション伝統的な工芸品など、訪日外国人観光客に人気の高い土産物は多岐にわたります。

清潔で接客がよい宿泊施設

日本には、ラグジュアリーホテルからビジネスホテル、伝統的な旅館まで幅広い種類の宿泊施設があります。

特に旅館では、日本文化を身近に体験でき、和室での滞在や温泉利用、伝統的な会席料理などは訪日外国人観光客に人気です。

また、清潔さはもちろんのこと、ネット環境などの設備の充実、従業員のマナーやサービスの質の高さなども日本の宿泊施設が世界的に評価されている理由です。

日本ならではのアクティビティ

日本では、歴史的な観光地巡りから自然体験、スポーツ観戦、アート鑑賞など、さまざまなアクティビティを体験できます。

日本の伝統文化に触れられる活動も人気で、茶道や芸能などは日本の文化や風土を深く理解するための貴重な機会となり、訪れる観光客にとって魅力的な体験となっています。

事業者がインバウンド対策に取り組むべき3つの理由


インバウンドは観光業界が今後成長していくための重要なファクターといえるでしょう。

そして、各事業者にとっては急回復するインバウンドを取りこまない手はありません。

ここでは早急なインバウンド対策が求められるその理由・背景について見ていきます。

訪日外国人観光客の取りこみは売上・利益アップに直接つながる

お店を経営する事業者にとって、来日してたくさん消費をしてくれる訪日外国人観光客の存在は到底無視できません。

観光庁の2023年1~3月期の「訪日外国人消費動向調査」によると全体の消費額は1兆146億円。

1お人当たりの消費額は21.2万円でこれは、インバウンド需要が最も盛り上がった2019年の15.9万円を大きく上回っています。

言い換えれば、訪日外国人観光客を上手に呼びこむことで、お店の売上や利益アップにつながります。

訪日外国人観光客は増えているが、受け入れ態勢は不十分な面も

訪日外国人観光客の増加は観光事業者にとって喜ばしいことです。

しかしながら実際のところ、急速なインバウンド回復に対して受け入れ態勢が十分に整っているかといえば決してそうではないかもしれません。

2018年に観光庁が行った調査では、訪日外国人観光客が「日本滞在中に困ったこと」として、「コミュニケーションができない」「多言語表示の少なさ」「無料のWi-Fi環境」などの点が挙げられています。

もちろん事情はお店や施設によってさまざまで、しっかりと対応や準備ができているというお店もあるでしょう。

反対に、「インバウンド対応はほとんどできていない…」という事業者も少なくないでしょう。

長期的にインバウンド需要はアップトレンドが予想されるため、今から行動するのでも遅くはありません。

「訪日外国人観光客がどうやったら快適に過ごせるか」という視点をもって、適切な対策を進めることが大切です。

インバウンドは日本全体の成長にも大きく影響する

今後さらに進むであろう人口減少や少子高齢化は、日本国内のマーケット縮小を意味します。

内需拡大がなかなか見込めない以上、インバウンドへの積極的な取り組みは日本経済全体の課題になっていくでしょう。

この機会を逃すことなく飲食業や宿泊業を中心に景気が上がれば、賃金相場の底上げが期待でき、景気の好循環が生まれるかもしれません。

インバウンド対応にはキャッシュレス対応が不可欠

ここまでインバウンドの実態や対応すべき理由を紹介してきました。ただ、「インバウンド対応といっても、何からすればいいの?」という方も多いかもしれません。

そういった場合は、店内Wi-Fiを導入する、英語のメニューを用意するなど、身近なところからはじめてみましょう。

また、「キャッシュレス決済の導入」もすぐにできるインバウンド対策のひとつです。

海外ではキャッシュレス利用率が日本よりもはるかに高く、特に同じアジア圏でもある中国や韓国は8割以上の人がキャッシュレス決済を利用しているといわれます。

一番大きいボリュームのアジア人観光客を取りこむのであれば、キャッシュレス化は有効な手立てです。

そして、「キャッシュレス決済の導入を考えているけど、初めてでよくわからない…」という方にはQRコード決済がおすすめです。

QRコード決済は、クレジットカードや電子マネーなどとは違い導入費用がかかりません。

専用のQRコードを提示しておくだけで導入ができるため、スマホやタブレットさえあれば無料ではじめられます。

これまで現金のみでやってきたお店や事業者の方にも、リスクを最小限に抑えながら、気軽に導入できるでしょう。

まとめ

日本の観光コンテンツは外国人から高い評価を受けており、インバウンドは今後も観光業が成長していくための大切なファクターになり続けるでしょう。

その影響力は計り知れず、事業を営んでいる方にとってはビジネスを成長させる絶好のチャンスです。

英語や中国語、韓国語など外国語への対応や、Wi-Fiの整備、キャッシュレス化などは、すぐにでもできる取り組みです。

受け入れ態勢を整えて、訪日外国人観光客を呼びこみましょう。



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